岩倉市の「自治基本条例」を廃止せよ!!
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杉田氏の思想を保守権力への迎合という人もいるが、正論を貫かず声が大きい 一部の市民の不当な要求にすぐ屈してしまう権力への怒りなのだから、ある意味で権力にもっとも厳しく対決しているのである。 それは、また、行政改革への強い情熱にもつながってくる。 ただ、高級官僚だった足立氏のように、これが正しいと納得の結論を出してから行動するのではないし、井戸氏のように、緻密に材料を集めていくのでもない。 むしろ、無謀にも突撃スタイルでまず行動という形になる。 だから、国連など国際的な会議やイベントに出席して、慰安婦問題などでそんな得意でもない英語やフランス語で日本の立場を訴えたりもする。 BBCの取材にほかの誰もいやがって引き受けない役割を引き受けて、伊藤詩織氏の訴えに無謀にも反論したりもした。 ただ、そこで思い込みだけで 一方的な意見を言うのでなく、いろんな意見に対して率直に反応するし、固執するわけでない。 私が感心したのは、昨年のフランス大統領選挙に、杉田氏が現地に飛んでルペン陣営などに突撃取材していたときである。 あのとき、保守論壇の人はだいたい、ルペンが勝つといっていた。 トランプの場合と同じく、リベラル系(日本の偽リベラルでなく欧米のリベラル)のメディアが、ルペンを 一方的に攻撃しているものの、有力候補として国民の多くから支持されていることに日本の保守主義者が興味をもち部分的に共感するまでは 一理あった。 それに対して、私は思想的にも熱狂的にマクロン支持だったし、ルペンの勝利は絶望的にありえないことだという論陣を張って Facebookでもいろんな人と議論をしていたが、だいたいの保守系論者はルペンの勝利間違いなしといって譲らなかった。 そんななかで、杉田氏は現地にいって突撃で議論をし、フランス国民各層の人と議論して、ルペンの勝利はないと思うようになったというコメントをよこしてきた。 私が杉田氏を高く評価するようになったのは、こうした、現場主義と主義主張や損得にこだわらない柔軟な発想と現実性である。 その杉田氏を足立氏や井戸氏からすれば、もうちょっと考えてからものをいったり行動を起こせとか、突撃して肌で感じて意見変えるくらいなら、資料を体系的に集めたらということになるのだと思う。 そういう意味で、彼らの杉田批判には 一理はあると思う。 ただ、足立氏の『私が杉田水脈議員を執拗に攻撃する理由: 与党のアホは万年野党の悪人よりたちが悪い』( http://agora-web.jp/archives/2033107.html )とか、井戸氏の『女としての落ち度~「杉田水脈(的女性)論」序の序の序』( http://idomasae.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-bb75.html )といった大げさな見出しをみると、「杉田さんもずいぶん大物扱いされている、すごいなあ」という感想も持った。
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