Yes, My Lord
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うっうるさいな。だって仕方ないじゃない。 学校へはあまり行ってなかったし、行けばごきげんように始まって上流階級のお嬢様言葉が飛び交ってるんだもの。本当の私なんてどこにもいなかったんだもん。 幼かろうがそれでもこれが素の私。樹さんにだけ見せる嘘偽りのない私。(むくれて口を尖らせ心外とばかりにまくしたて、ふいっとそっぽを向いて) 昔からことあるごとに難癖ばかりつけてきた人達だもん。(はぁとため息をつき) そんな男性現れるのかな?お見舞いだと称してくる人はたくさんいるけどみんな神崎家の名声と財産と、それに私が病弱だから労わるふりをして優しくしてやれば騙されるって下心のある不埒な考えの男性ばかり。(がっくりとうな垂れて苦笑いを零して) うん。だからすぐに飛んできてね?スーパーマンみたいに。(悪戯っぽく笑いながら) は?…えっ、あっ…えと…じゃ、じゃあ、私は、お、お姫様?(瞬間身体はフリーズし一人面白いほどにあたふたと取り乱して) お願いね。狼らしく堂々たる勇壮さもよろしく。(両手を小さく合わせて注文を追加し) すべてお任せ致します。 うん。心も精神さえも深く抉られるほどの殺傷力を持ってるもの。 (静かに頷いて同意を示し) 今すぐ答えはださなくてもいいと思うよ?辛い思い出しかなくても憎んでいても心の奥底には、パンドラの箱のように忘れ去られている温かな思い出があるかもしれない。だからきっと嫌いになれないんじゃないかな? 私は…両親と姉と呼ぶ人たちが大っ嫌いだもんっ(貴方の肩に優しく手を添え髪を撫で穏やかな声音で諭すかのように言い綴り、次の瞬間ぎゅっと拳を握り締めて) やだっ、みんなは可哀想にと憐れな眼差しで同情心まるだしだった。でもそれがすごく嫌だった。私はいつも可哀想ってなに?って思っていたもの。私にとってはこれがごく当たり前のいつもの生活なんだもん。 そんな風に面等向かって声を大にしてはっきり言ってくれたのも樹さんが初めて。(大きな声で即答し、思い出しながら紡ぎだし次第に笑みが広がり貴方を見つめて) 電車…?あ~…否定はできない、かも?こんな風に自然に自分を全てさらけだすなんて今までなかったことだもん。(脈絡のない言葉にクエスチョンマークを浮かべるもやがて納得し) ありがとう、嬉しいな。ずっと誰かにそう言ってもらいたかった。 樹さんは魔法使い?それともエスパー?(はみかみ気恥ずかしげに微笑み返して、冗談とも本気ともとれる口調で)
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