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【多摩川コインロッカー?】ぜひ応援お願いします! (コメント数:1)

1 ウチダロマン 2023-09-06 19:28:17 [PC]

YouTubeチャンネル名『多摩川コインロッカー?』


チャンネルURL
https://www.youtube.com/channel/UCKN5ZoHO9B8_WUUMvjlYGwg



・背景(ウチダロマン)
 大学入学後映画制作サークルに所属し現在のメンバーたちと出会いました。当時複雑な事情により崩れかけていたサークルで兼ねてより物語を描くのが好きだったぼくは一本の長編映画一年かけて制作することにしました。現メンバーを含め先輩・後輩などの部員たちに支えられながら見事に長編映画は完成しました。文化祭での長編映画の上映後、舞台から見上げた時の部員たちの顔は今でも忘れません。満面の笑顔を浮かべる人や、涙を流す人。「ありがとう」とぼくの肩を強く叩いてくれる人もいました。その経験から気持ちを込めた作品はしっかりと心の真ん中に届くのだと知りました。初めは状況の打開策として始めた映画制作だったのですが、気づかぬうちにそのことが誰かの支えになり、また自分自身が支えられていたことを学びました。それ以降は部員たちとともに誰かの心の支えになれるよう、これまで取りこぼしたものをひとつずつ掬い上げるよう、これからなにかを取りこぼさないよう映画制作に日々励み続けました。
 大学卒業後、当時のメンバーたちはそれぞれの道に行きそれぞれがそれぞれの場所で社会という現実に苦しめられていました。かつて見た「夢」をそれぞれが諦め、捨てていき、忘れていく。そんな日々が続いていました。再び当時のメンバーが集まるきっかけとなったのはメンバーの一人が重い鬱病になったことでした。大学時代の経験を信じていたぼくは自らの無力さを責めました。
 『多摩川コインロッカー?』という作品を作り始めたきっかけは「誰かのすべてをどうにかしてあげたい」などと傲慢な考えではなく「せめて誰かの支えになり、帰ってこれる場所を創ろう」との考えからでした。
 ぼくらももういい年齢で、大の大人が改造した撮影スタジオに集まっては馬鹿騒ぎをしたり夢を語ったりと「いつまでそんなことやってんだ」という目もあります。ただ「あえて変えない」からこその「帰ってこれる場所」だとぼくは思っています。気持ちを作品に込めれば届くのだと、ぼくはずっと信じています。
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