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衝撃の疑惑は、韓国紙「東亜日報」が 7日、報じた。同紙によると、海軍将校は今年、中国駐在の武官に内定後、「赴任に当たり研究したい」と後輩に頼み、THAAD配備検討に対する韓国軍の対応策などの関連資料を入手。ソウルで中国情報機関の協力者に内容を伝えた疑いが持たれている。 軍検察などの捜査に対し、海軍将校は容疑の一部を認めたが、THAAD関連の情報漏えいは否認しているという。同紙は「韓中間の外交摩擦に発展する可能性もある」と伝えているが、それ以上に懸念されるのは、米韓関係の悪化だ。 THAADは、米国が韓国での配備を目指す、ミサイル防衛(MD)システムの中核である。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が大気圏外で敵の弾道ミサイルを撃ち漏らした場合、最新鋭の地上配備型迎撃システムである THAADが大気圏内の高高度で撃ち落とす仕組みだ。迎撃ミサイルとともに、敵のミサイル発射を早期探知する高性能レーダーも配備する必要がある。このレーダーが配備されると中国国内のミサイル基地の動向が丸裸になるため、中国は猛烈に反発してきた。
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