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識者「履歴はプライバシーではない」 2019.3.8 (新たな「爆弾」を投じた足立氏) 「国会の爆弾男」こと日本維新の会の足立康史衆院議員が7日の衆院総務委員会で“爆弾発言”をして、ネット上で大騒ぎになっている。 国会議員は、いつ日本国籍を得たのか− など、国籍情報を国民に公開すべきだと提案したのだ。 「国会議員に立候補している候補者が、日本にいつ帰化したのか、知りたいと思っている国民は僕の周りには多い」 足立氏がこう述べると、委員会室がざわついた。 維新は、国政選挙の立候補者は「国籍」情報をきちんと公開すべきだとして、外国籍の「得喪情報」(履歴)も選挙公報などで公表する、との内容を盛り込んだ「公職選挙法改正案」を議員立法で提出している。 総務省の担当者らは同委員会で「日本国籍を与える際に、的確か否かを厳格に審査している」と答弁するにとどめた。 足立氏は 8日朝、夕刊フジの取材に対し、「日本人に帰化した人が国権の最高機関である国会に出る際には、『愛国心がどれほどあるのか』などを確認する必要がある。『帰化情報を隠して選ばれるのは、果たして、まっとうなのか?』という問題意識から法制化を目指している」と語った。 足立氏の質疑が終わると、ネット上では《 国家の根幹の問題だ。 三代前まで国籍帰化歴を開示すべきだ 》《 知っていないといけない。 大賛成です! 》などと大きな反響があった。 確かに、米国議会の選挙では、立候補者について「アフリカ系」や「プエルトリコ系」「韓国系」などと堂々と紹介されている。 立憲民主党の蓮舫副代表の「二重国籍」問題を追及した評論家の八幡和郎氏は「国会議員の履歴をプライバシーのごとく扱う国が日本の他にあるのか? 『そもそもがプライバシーではない』と理解すべきだ。 当然、公開してしかるべきだ。 国への忠誠を確保するには、平和国家であればあるほど、公開が必要だ。 あいまいなのは、近代国際法にもなじまない」と語った。 2019.3.8 (1/2ページ)https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190308/soc1903080010-n1.html
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