洋品店たけのこ
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1 冴子 2018-06-24 17:26:21 [PC]

大きくなってもおもらしが直らない子向けの各種衣料品やおもらしグッズなどを扱っているお店『洋品店たけのこ』のお話です。
12 冴子 2018-07-01 18:59:32 [PC]

そうして。
ママのたくらみも知らず、魅美香はお目当てのワンピースと『赤ちゃんおむつ』用のおむつカバーを2枚買ってもらって、ルンルン気分で帰宅したのだった。

翌週。
「やぁーん!、おむつが見えちゃうぅーっ!。」
先週買ってもらったばかりの可愛いワンピースを着てママとお出かけした魅美香は、ワンピースからはみ出すおむつに悲鳴を上げた。
お家を出た時には辛うじて隠れていたおむつだったけれど、何度かのおもらしで重くなり垂れ下がって丸見えになっていた。
「何でぇー?。」
「魅美香ちゃん、おむつもばっちり見えて赤ちゃんみたいでとっても可愛いよぉ?。」


ちゃんちゃん!
(ネタ掲示板『アテレコストーリー』31番のネタを再構成。)

13 冴子 2018-07-08 11:39:21 [PC]

養女におむつ

「この子に合うおむつカバーはあるかしら?。」
5年生くらいの女の子の手をぐいぐいと引っ張って入って来た40歳くらいの女性が聞いた。
「おむつなんていやぁー・・・。」
そのうつむいた女の子は、かすかな声でそう言いながら泣いている。
「生意気な事言ってるんじゃないのっ!。おもらしばっかりしてる癖にっ!。おもらしするんじゃ、おむつ当てるしかないでしょっ!。」
女性はそう言って、女の子を叱りつける。
女の子はぎゅっとこぶしを握り締めて、黙り込む。
女性が店員の方を向いたの見て、店員が女性に案内する。
「はい、あちらの方にございますよ。どのようなものがよろしいでしょうか?。」
「えっと、公的支給でしたっけ?の布おむつを使う物で、そうね、おもらししたらうんと気持ちが悪くて、1日1回替えれば良いようなのが良いわ!。」
女性はそう言って、女の子の方を、フン、という目で見る。
「そんなぁ・・・。」
女の子が小さな声で泣きながらつぶやく。
「気持ち悪くないと、いつまでもおもらしが直らないでしょうからね!。
まったく、こんな子が来るなんて、とんだ外れを引いたものだわ。」
その言葉を聞いて、女の子がビクッと固まり、しぼり出すように
「ごめんなさい・・・。」
と言った。
店員は、内心の動揺を隠しながら、事務的に対応する。
「えっと、それでしたらこちらのゴム引きの物が良いかもしれませんね。ウエストや足回りと言った体のサイズが同じでも布おむつをたくさん当てられるタイプのものもありますし。」
店員は、そのおむつカバーを薦めながら心の痛みを感じていた。
それは、通称『お仕置きおむつ』と呼ばれるタイプ。
小学校などで反抗する子に罰としておむつ交換の回数を減らす時に使うおむつカバーだったから。
「あら良いわね。ではそれを2枚頂戴。サイズは、ちょっと分からないから測ってもらえます?。」
「はい、かしこまりました。」
店員はそう言って、メジャーを取り出すと、女の子の前にひざまずいて、
「ちょっと失礼しますねぇー。」
と言って、女の子のスカートの中に手を入れて足回りのサイズを測る。
女の子のおまたにはテープ型の紙おむつが当てられていて、重そうに垂れ下がっていた。

14 冴子 2018-07-08 11:40:27 [PC]

女の子=日花流(ひかる)は、女性の養女だった。母子家庭で育ったけれど、母親がいなくなって、児童養護施設でしばらく暮らした後、この養母の家庭に引き取られた。
女性は、40歳。結婚後長い間子供が出来ず、不妊治療なども試みたけれどダメで、養子をもらう事にした。
赤ん坊を希望していたけれど、神経質だったり完璧主義だったりと、少々性格に難があると判断され、小学高学年で、性格も素直で穏やかな日花流なら大丈夫だろうと、養子縁組が行われたのだけれど。
新しい環境もあって、日花流はおねしょをしてしまった。最近の子には特に珍しくない事だったけれど。
やや歳がいっていた養母は、神経質な性格もあってこれを許せず、『5年生にもなっておねしょをしてっ!』と、日花流を激しく折檻した。
これがトラウマになって、日花流は神経性の頻尿になり、今度は『トイレばっかり行ってっ!』と叱られて、トイレに行きたいのを言い出せなくなって・・・外出先で盛大におもらしをしてしまい、『私に恥をかかせてっ!!!。』とまた激しい折檻を受けたのだった。
養母は『これじゃまるで私の育て方が悪くておもらしするようになったみたいじゃない!』と、外聞を気にしてテープ型のおむつをこっそりと日花流に当てていた。
けれど、それらの事で精神不安定になった日花流は、学校でもおもらしをするようになり、来週からは学校ではおむつを当てられる事になってしまった。
学校を通じて公的おむつの支給対象とされた事で、もう隠すことも出来ず、ならばタダだし家でも支給おむつを使おうと、おむつカバーを買いに来たのだった。

15 冴子 2018-07-08 11:44:59 [PC]

サイズの合うおむつカバーを渡された養母は、バッと日花流のスカートをめくっておむつをチェックした!。
「またあんたは、おもらししてっ!。」
怒鳴られて、日花流はビクッと身を縮める。
「この子のおむつを替えたいんだけど、どこか替える場所あるかしら?。」
養母が店員に聞く。
「あ、それでしたらあちらにおむつ替え室がございますので、ご利用下さい。公的支給おむつや回収箱も、そこに準備してございますので、よろしければご自由にお使い下さい。」
「あら、さすがはおむつ屋さんね。じゃあ、さっそくこのカバーを使って・・・」
養母はそう言かけて、思いついたように店員に聞く。
「勝手におむつを外せなくするような服とかってあるかしら?。」
「それでしたら色々とございます。ですが、住所とお名前等をご登録いただくことになりますので、写真付きの身分証明書等も必要になりますが?。」
「あら、意外と面倒なのね。まあ良いわ、身分証明書は持って来てるし。」
養母はそう言って、マイナンバーカードを店員に見せる。
「では、こちらにどうぞ。」
店員は、そう言って3階の鍵のかかった特別売り場に2人を案内した。
「まあ!、色々な物があるのね!。」
手足を動かせなくするものや、ベッドなどに縛り付けるもの、騒げないようにする固定バンド付きのおしゃぶりなどなど・・・お仕置きに使えそうな物が並ぶ売り場に、養母は目を輝かせる。
「身体拘束の度合いの高い物は、児童相談所等の許可や使用資格が必要になりますので。」
店員が、養母に釘を刺すように言う。
「あら、そうなの。」
残念そうに言う養母。

16 冴子 2018-07-08 11:46:24 [PC]

こうして、おむつカバーとおむつを外せなくするロンパースをそれぞれ2枚ずつ購入した養母は、日花流をおむつ替え室に引きずって行き、当てておいた紙おむつを開けた。
「まあ!、またこんなにおもらししてっ!。」
養母はそう言って、外したばかりのぐっしょりと濡れた紙おむつを日花流の顔に押し付ける。
「や、いやぁ、もが・・・」
「どう?、自分がどれだけおもらししてたか分かった?。まったく、こんなにもらしておきながらおむつはいやだとか、本当に勝手な子ねっ!。」
声を殺して泣く日花流に養母は、乱暴に言う。
「ほら!、おむつ当てるからもっと足を広げなさいっ!。」
しぶしぶ足を広げる日花流にどっさりと重ねた分厚いおむつを当てながら、養母が言う。
「まったく!、可愛い赤ちゃんが来るかと思ったら、オシモだけ赤ちゃん並みの生意気な小学生が来るなんてね!。こんな不良品を掴まされて、返品も出来ないなんてホント迷惑な話だわ!。」
「ごめんなさい・・・」
養母の言葉に、深く心を傷つけられながら、しぼり出すように日花流は言った。

分厚いおむつでロンパースのお尻を膨らませた日花流を見て、養母は言った。
「これじゃもうほとんど赤ちゃんね!。いいわ、服も赤ちゃんのを着せてあげるわね、ここにはそういう服も揃ってるみたいだし。」
「ひっ!、そんな・・・。」

こうして、日花流は大きなおむつでお尻を膨らませた上からベビーワンピースを着せられて、激しい羞恥に苛まれながら、養母に引きずられて帰宅したのだった。
そんな2人を見送った店員は、この店の店員の義務として、児童相談所に『虐待の恐れあり』と今登録されたデータを送った。


ちゃんちゃん!

17 冴子 2018-07-08 11:50:15 [PC]

いつまでたっても

おもらしが直らない子のための用品を集めたお店『たけのこ』の店内。

「ママぁ、おむつ、濡れちゃった。」
控えめに、前を歩くママに声をかけた少女=詩織(しおり)の太ももを、ツツーと一筋のおしっこのしずくが流れ落ちる。
前を歩くママは、そっとため息をつくと投げやりに答えた。
「はいはい。じゃあ、これのレジを済ませて来るから、先に『おむつ替え室』に行っていて。新しいカバーでおむつ替えてあげるから。」
ママはそう言って、今選んだばかりのおむつカバーやおもらしスカートなどを持ってレジへと向かう。
一方、詩織はこくんとうなづくと、慣れた足取りで店内のおむつ替え室へと向かった。

レジを済ませながら、ママは深いため息をつく。
「あの子のおもらし、いつまでたっても直らないわねぇ・・・。」
詩織は、今高校2年生。
小さい頃に劣悪な保育所に預けられた事がきっかけで、いまだにおむつが取れていない。
「大きくなれば、自然におむつは取れると思っていたんだけど。」
授業の妨げになるからと、おもらしする子に強制的におむつが当てられる小中学校では、トイレトレーニングなどされる訳もなく、高校に入学する時には、学校でのおむつ着用が入学の条件とされた。
家でトイレトレーニングをすれば良かったのだろうけれど、仕事に忙しくてそんな余裕もなく、さらに紙おむつではおむつ代が大変だからと、無料で支給される学校用のおむつをそのまま当てっぱなしにしていた。
そんなわけで、ママは詩織のおもらしが直らない事に負い目があり、それを責める事など出来なかった。
多少余裕が出来た事もあり、高校に入ったのを機に、家では学校指定の当て心地の悪いおむつカバーではなく、質の良いおむつカバーを買って上げる事にしたのだけれど、サイズが小さくなってしまって、今日は買い換えるために来たのだった。

18 冴子 2018-07-08 11:51:46 [PC]

レジを済ませたママは、詩織が待つ『おむつ替え室』へと行く。
「ママ、こっち。」
並んだブースのひとつから詩織が顔を出して、ママを呼ぶ。
ブースに入ったママは、おむつ替えベッドに寝て足を曲げて大きく広げる詩織のおむつを開けた。
ぐっしょりと濡れてあふれかけた布おむつ。
その中の日々女らしく成長して行く詩織の体。
今使っているおむつカバーでは、もう小さくて十分な枚数の布おむつを当てられず、こうしてちょっと交換が遅れるだけであふれてしまう。
「いっぱい出ちゃったねぇ。」
ママはため息交じりに、でも優しく、そう詩織に声をかけながら、詩織のぐっしょりと濡れたおむつを外してあげる。
「えへ・・・」
高校生としての恥ずかしさと、優しいママに甘える気持ちで、ごまかすように詩織はそうつぶやく。
「さあ、この新しいおむつカバーならいっぱい当てられるからねぇー。」
ママはそう言いながら、買ったばかりの新しいおむつカバーに、今当てられていた分の倍くらいの枚数の布おむつをセットして詩織に当ててあげる。
さっきよりずっと分厚い布おむつに大きく足を押し広げられ、詩織は恥ずかしそうにつぶやく。
「なんか、・・・また赤ちゃんに戻っちゃったみたい。」
「いまだに、オシモは赤ちゃんでしょ?。」
ママがあきれたようにそう言うと、詩織はちょっと目を伏せて、
「うん・・・。」
と恥ずかしそうに答えた。


ちゃんちゃん!

19 冴子 2018-09-30 14:18:58 [PC]

おむつを隠す服

おむつが取れない子のための服を扱う洋品店、『子供服たけのこ』。
可愛いワンピースを着た高校生くらいの少女が入って来た。
「いらっしゃいませぇー。」
店員が、入って来たその少女に声をかける。
その少女は店員の方を向くと、少し恥ずかしそうにうつむきながら聞いた。
「えっとぉ、その、おむつを当てているのが分かりにくい服が欲しいんですけどぉ・・・。」
そう言う少女のワンピースの短い裾からは、大きなおむつがわずかにはみ出していた。
このワンピースは、いわゆる指定校外服と呼ばれる、おもらしが直らない子が通う小中学校で学校以外の場所に行く時に半強制的に着せられる服だった。高校に進学して、やっとこの服から開放される、と新しい服を買いに来たのだろう、と店員は思った。
「はい、色々ございますよ。」
店員の返事に、少女の表情がほっとしたものに変わる、が、急に切なそうな表情になり、つぶやいた。
「あ、やぁ・・・、ふう。」
少女の顔が、みるみる赤くなっていく。
それに合わせるように、少女のスカートからわずかにはみ出していたおむつは、重そうに垂れ下がって行き、少女がため息をついた時にはしっかりと見えてしまっていた。
それを見て、店員が優しく、少しおどけた声で聞く。
「先におむつ、替えちゃいますか?。」
「う、うん・・・。お願いします。」
少女は、真っ赤な顔で恥ずかしそうにうつむきながら、店員に答えた。

少女が当てていたのは、公的支給の布おむつを使う当てるタイプのおむつ、いわゆる『赤ちゃんおむつ』と呼ばれるタイプのものだった。
店員は、店内のおむつ替え室に少女を連れて行き、てきぱきと、でも丁寧におむつを替えて上げる。少女に恥ずかしさを与えないようにと。
「ふう。ありがとうございます。」
少女は、ちょっと甘えるような声で、気持ち良さそうにお礼を言った。
「どういたしまして。」
店員は、やさしく軽い調子で答える。
おむつを当ててるのなんて恥ずかしい事じゃないのよ、と言うように。
そうして、2人は売り場に戻った。

20 冴子 2018-09-30 14:21:51 [PC]

「さて、色々なタイプがありますけれど、どんなタイプにしますか?。」
売り場には、可愛いロリータ風のワンピースから、カジュアルなタイプ、きりっとした感じのキャリアウーマン風の服まで色々なタイプがあった。
一見共通点がないように見えるが、内側にパッドが入っているなどして大きなおむつ特有のラインを隠すような工夫がされている。
「えっとぉ、できるだけ大人っぽい感じのを。」
少女の身長は、150cm台半ばくらい。その可愛い雰囲気とは裏腹に、やや細めにもかかわらず出る所はしっかりと出た良く育った体型をしている。
体型的には、どんな服でも着こなせそうだけれど・・・
少女のその可愛い雰囲気を考えると、大人っぽ過ぎる服はアンバランス過ぎる雰囲気を作り出しそうだった。
とはいえ、少女の『できるだけ大人っぽい服』という希望を無視するわけにもいかない。
店員は、少女に自分で見て納得してもらうために、アンバランス過ぎる雰囲気を作り出しそうな服も含めて、少女の体型に合いそうな服を選び出して、少女に試着してもらった。

21 冴子 2018-09-30 14:22:46 [PC]

「あのぉー、その・・・この服、どうですか?。」
少女が、ちょっと恥ずかしそうな顔で、自信なさげに試着ブースから出てくる。
キャリアウーマン風のぴっちりとしたスーツタイプの服。
子供が無理して大人の服を着たようなアンバランスな色気をかもしだす雰囲気になっている。
その自信なさげな様子からして、少女自身も分かっているのだろう。
「そうですねー、せっかくのかわいらしい雰囲気を殺してしまっているように見えますね。」
店員は、言葉を選びながら似合わない事を正直に伝えた。
「やっぱり、そうですよね・・・。」
少女はちょっとがっかりした様子で試着ブースに戻り、別の服に着替え始めた。

次は、胸元が大きく開いた色っぽい服。
なまじスタイルが良い事もあり、可愛い雰囲気と合わさると見た目の年齢はむしろ下がってしまい、犯罪的に色っぽかった!。
店員は即座に言う。
「あっという間に襲われそうな色っぽさですねぇ。お勧めしかねます。」
「ですよねっ!。」
少女は恥ずかしそうにそう言って、ぱっと試着ブースに戻った。

結局、少女が選んだのは、落ち着いたおねえさんっぽい感じのすその長いワンピースだった。
雰囲気は可愛いが、『可愛く見える大人』風の雰囲気になっている。
「どうですか?、これ。」
店員は、にっこり笑って言う。
「よくお似合いですよ。お客様のかわいらしい雰囲気を生かしつつ落ち着いて、大人っぽく見えます。」
少女の表情が、ぱあっと輝く。
「これにします!。」
少女は言い、それからちょっとうつむいて、ちょっぴり恥ずかしそうに、付け加えた。
「あと・・・この可愛いワンピースも。」
店員が混ぜておいた大人っぽくはないけれど、この可愛い少女に一番似合うと思った可愛いワンピース。
店員は、少女が気に入ってくれてうれしく思った。
「はい、ありがとうございます!。では、お包みしますねぇー。」
そうして、店員と満足そうな少女は連れ立ってレジに行き、レジを済ませるのだった。

ちゃんちゃん!



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