美浦ちゃんの赤ちゃん返り
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1 サラ 2020-05-21 15:11:18 [PC]

弟が帰ってくるその1

「美浦ちゃんご飯出来たわよ起きなさい」
(明日から小3なのにお母さんはちゃん付で呼んでくるの)
「わたしはお姉さん」
「オムツが取れないのに」
そこが痛いところでした。
「そこは言わないでよ」
「わたしは置いとくわでも今日光尾がおばあさんの家から帰ってくるけどね」
「年少さんで取れないて」
「風の噂で取れたてきたけど」
あり得ないと美浦は考えました。
「気にしてない。ご飯食べる」
「オムツ確かめてからにしなさい」
「はーい」
全く気にしていませんでしたが強く言われているので脱衣所に行って、脱いでみるとお漏らしサインがしっかり出ていました。
「お母さん出ていました」
「替えようか」
「自分でやる、お姉さんだから」
「やっといてね」
着替え終わってリビングに行くとおばあさんとお母さんが雑談をしていました。
(昨日買ったオムツ片付けないと)
その時弟が気付いてしまいました。
「僕オムツつかわないよ」
(イヤー)
「間違って買ったんだね」
(間違いじゃないだけどだけど)
「お姉ちゃんが使うのよ」
「そ〜なんだ」
「言わないでご飯部屋で食べる」
「落ち着いたら出ておいで」
「うん」
(何で何でお姉さんなのになんで)
泣いて暴れて部屋はめちゃくちゃになりましたが、おちつきました。
夕方になっていました。
「落ち着いた」
「うん」
「良かった、部屋大丈夫」
「多分大丈夫じゃない」
カーペットや教科書は破け壁には穴があいていました。
「思い切って買い直そうか」
(しっかりしてないといけないのに)
涙がたれてきました。
「ごめん」
「謝ることじゃないよキツかっただよね」
「うん」
申し訳無くなりましたが自分は自分で良いと思い安心しました。

2 サラ 2020-05-21 15:14:26 [PC]

弟が帰ってくるその2

「お姉ちゃんお漏らししてるよ」
下を見るポタポタおしっこが垂れていました。
「うんお母さん」
「僕だよ」
顔が真っ赤になりました。
「雨漏りしてたの」
「嘘はだめておばあちゃんが言ってたよ」
(何でこんな所はしっかりしてるの)
「もー」
「僕の方がお兄ちゃんだね」
「違うもん」
「これからは僕がオムツの確認するよ」
(夢であってよー)
「確認はママがするから遊んでていいよ」
「遊んどく」
(良かった)
一安心しました。
「オムツ替えて恥ずかしい」
「脱衣所行こうね」
脱衣所に行きました。
「棚に掴まっててね」
「早く替えて」
とにかく恥ずかしかった。
「ズボンおろします。足上げて」
「上げたよ」
ズボンは脱げました恥ずかしいオムツはまだです。
「もう一回上げて」
「やっと脱げた」
少し美浦ちゃんは落ち着いてきました。
「あとは自分でやる」
「お願いね」
着替え終わった後に寝ました。

3 サラ 2020-05-22 19:51:21 [PC]

始業式当日

「おはようございます」
「おはようちゃんと起きられたね」
お姉さんだからと考えながらも、昨日を思い出し虚しくなりました。
「昨日の話だけど光尾はバタフライ学園には入れないから」
「よかっかたー。どうするの」
「山川幼稚園」
「そうなんだ」
「オムツ替えたでしょご飯食べるよ」
「うん」
「5時のニュースをお伝えします」
ニュースを気にしていました。
「学校用オムツ交換台大手、藤ベビーの不正が発覚しました。製品の強度に関する書類を偽装s」
(えー)
「これの影響で山川幼稚園の新学期が2週間遅れるみたいなのよ」
「そうなんだ」
「でも準備でドタバタだったから助かったけど」
「本当に大丈夫」
「本当今日幼稚園グッズだったりついでに昨日壊れたもn」
思い出したくもない事でした。顔が真っ赤になりました。
「言わないで」
「分かりました」
笑いを押しこらえつつ言いました
「急いで食べようか」
「あ、急がないと」
急いで食べ終わると脱衣所に行きました。
「学校オムツに替えて」
あれだとトイレに行かなくていい。あれとは赤ちゃんオムツ、嫌いな人も多いですが美浦ちゃんは大好きです。
排泄支援学級以外で活動する時は着ける事になっているのです。
「ゴロンして」
「赤ちゃんじゃない」
「じゃ赤ちゃんオムツやめるの」
笑顔で聞いてきました
「おしっこ出来なくてもお姉さんだから」
そうは言っても自信が持てません。
「はいはい」
「替えてよー」
「もう終わりました」
(もっと甘えt、何でこんな事考えてるの、お姉さんなんだから)
「本当だ」
「立って着替えるよ」
「自分で着る」
「はい」
(この制服のスカート何で丈がこんなに短いだろう)
バタフライ学園創設のきっかけはオムツの高性能化に依って、排泄に問題を抱える生徒が増え一環的な排泄指導が求められた事、幼稚園の制服メーカーが金銭的な支援を求め圧力をかけてきたが補助金を出す事が困難だった為隠れ蓑が求められた事が原因でした
「着替えました」
「行ってらっしゃい」
「行ってきます」

4 サラ 2020-05-23 20:33:36 [PC]

始業式

「校長先生おはようございます」
「美浦さんおはよう」
「何で美浦」
「え特に娘ノ凪さんが気にする事じゃないよ」
何かあるよなと疑いました。ですが隠しました。
「はい」
「式の詳細は体育館に貼ってあります」
「急ぎます」
移動しました。
「4組さんはこっちです」
たまにお漏らしする子3組でほとんどお漏らしする子は4組なのです。
「え田川先生」
「娘ノ凪ちゃん大きくなったね」
田川先生は年長の時の担任だったんです
「うん」
「椅子にお座りするよ」
「うん先生」
(私お姉さんだった筈だよね、まいいか)
「これから始業式を始めます礼」
小さな声で先生が話しかけてきました。
「オムツ替えに行こうか」
(まさか出た)
「どうして」
「あなたの場合排泄すると固まる癖が有るの」
「そうなの」
そしてひっそり退場していった。
「教室はどこですか」
「あそこの右端」
そこは幼児部棟でした
「何で」
「小学部棟のベッドを変えないといけなくなったから、その間あっちだよ」
「えー」
こんな所に影響してくるのかとビックリしました。ですが渋々ついていった。
「ゴロンしようね」
「お姉さんだよ」
そう言いながらもニコニコしていました。
「はーいお姉さんね」
下のホックをポチポチ開けると沢山おしっこを吸った赤ちゃんオムツが出てきました。
「沢山出たね」
(わからないけどな)
「そうかな」
「変わらないね」
なんか嬉しかもしれないと思いました。
「うん」
ビックリしました
「もう時間が無いからトレーニングパンツにしよっか」
「うん」
悲しみを隠しながら答えました。
「もう終わりだ」
チャイムが聞こえました。
「そうですね」
(長い学部主任話し聞かないですんだ)
「サボれて良かったなんて思ってませよね」
「一切思ってません」
「なら良かった」
ほっとしました。
「さようなら」
お姉さんになれないと思いながらも家に帰ると、さらなる衝撃が待っていました。

5 サラ 2020-05-25 18:32:09 [PC]

踏んだり蹴ったりその1

「ただいま」
「光尾閉まって」
「イヤだお姉ちゃんといっしょの学校行くの楽しみ制服片付けたくない」
血の気が引いて行きました。
「部屋で休む」
「アー予定が狂った」
「そんな事言わないで」
必死に感情を抑えました。
「まだ家具届いてないからね」
「わかったもん」
家具はそこまで壊していないはずですが、そこまで気にしていませんでした。
「オムツは後から替えとくから」
安心して任せてしまおうと考えました。
「おやすみ」
翌日
「学校だよ起きなさい」
もう籠もって居たいと思いましたが、強く起こされたので覚悟を決めました。
「頑張ってみる」
お母さんの顔色をうかがうと笑ってもいましたがイライラを押し殺していました。
「時間ないからさっさとね」
いつもの事だけど下手に言ったらまずいと思いました。
「急ぎます」
「今日は準備しといたから」
カバンも準備されオムツも替えられていました。カバンの中を見ると軽食も入っていました
「ありがとうございます。行ってきます」
走って行きました
「ギリギリセーフ」
「朝の会始めますよ」
考え込み過ぎて内容が入らず、気付くと給食の時間になっていました。
「いただきます」
今日はうどんとサラダです。やっぱり美味しそうです。
「サラダ美味しいね」
少しトマトも入っていたので悩みましたが
「うん」
更に食べ進めて行くとやっぱりサラダも美味しかったです。
食べ進めて行くとうどん皿の底にお肉が隠れていました。美味しかったです。
その後に眠くなってしまったのですが、給食当番でなかったので放置してくれました。

6 サラ 2020-05-25 18:34:52 [PC]

踏んだり蹴ったりその2

「これから5時間目の授業を始めます礼」
「お願いします」
「大丈夫ですか美浦さん」
「どうにか」
苦手な授業が始まったと考え娘ノ凪ちゃんは更に落ち込んでいました。
「トイレなんて無理だよ」
「練習すればオムツとれるから」
「幼稚園でもそれ聞いた」
「田野倉さんもう少しがんばってみようか」
「うん」
「せんせーおしっこ出そう」
「出そうな時はどうするの」
「おまる」
「正解前田さん」
「あ出ちゃた」
美子ちゃんも漏らしてるから大丈夫だと感じました。
「オムツ替えて来て下さい」
「はい」
「練習をします。あひるちゃんの部屋に行きましょう」
(いくらおまるに座ってもおしっこできないて、分からないだから)
パンツ型の布おむつカバーをおろし力を込めましたが出ません。
「先生ムリー」
「もう少しがんばってみようね」
(他の子も出てないもん)
他の子がトイレにいったり、片付けをしている間に下校時間になりました
「せんせーさようなら」
「ちょっと待って交換室に行こうね」
「出てないよ」
「確認だから」
「はーい」
交換室のカーテンを閉めスカートを脱ぎおわると重くなったオムツがありました
「何で出てる」
「やっぱり」
意識すると気持ち悪かったです。
「替えてよー」
「甘えん坊だね」
「違うもん」
(何で甘えたい言えないだろう)
「沢山出たね」
「そんなに出てないのー」
(何でいつもこうなるのかな?)
「はいはい」
(ブー)
「拭きますね」
「早く帰りたいよ」
「じゃ自分で履いてください」
「えー」
「仕方ないですね赤ちゃん」
「ブー」
変え終わると
「気をつけて帰ってください」
「さようなら」
娘ノ凪ちゃんはダッシュで靴箱に向かいました
(夕飯カレーだー)
「おトイレできないヒヨコ組の娘ノ凪ちゃんだ」
「田村くんのいじわる、3年4組だしちゃんじゃないもん」
「ヒヨコの下に小さく3年4組じゃん」
「じゃ赤ちゃん」
「中村くんまで」
落ち込みながら帰って行きました。

7 サラ 2020-05-30 16:08:41 [PC]

ショックその1

1週間が経ちました
「ママおはよう」
今日はなぜかママが部屋まで来ました。
「今日は送って行くから」
こんな事は幼稚園以来でした。
「自分行くから」
「ごめん本当に時間がないから」
物凄く真面目な顔で話して来るのでよく分かりませんでしたが行く事にしました。
「うん」
学校に着くと田川先生が迎えに来ました。今日は不思議な事が続くなと思いました。
「今日は教室で過ごそうね」
ビックリしました。1日トイレの練習なんてしたくありません。
「トイレ嫌です。先生」
「今日はしなくて良いよ」
笑顔で答えてくれました。
スキップをしながら教室に行きました。

8 サラ 2020-05-30 16:10:19 [PC]

ショックその2

教室に着きました
「オムツの確認をします」
普段通りにベッドに寝っ転がりました。
「出てきました。替えますよ」
その時幼児部の男の子が間違って入ってきて交換台の横に来ました。飛び起きそうになりましたがここで動いてしまったらハーネスが必要な幼児部の子と同じだと思い我慢しました。
「お姉さんお漏らしするんだね」
目を逸らしました。
「でもハーネスは要らない良い子なんだね」
複雑な気持ちでしたがうなずきました。ですが更に女の子が入って来て余計な事を言いました。
「お漏らしする子はお姉さんじゃない」
お漏らしをしてもお姉さんですから怒ってその子を追いかけようとして先生に止められました。
「ハーネス必要だったんだね」
「先生サイズが無いよね」
不安だったので確認しました
「嫌がる子に備えて全学年分有ります。」
頭が真っ白に成りました。その間に着けられて交換台に戻った時に固定されました。幼児部の子達は笑いつつ出て行きました。
学校では考える事を止めました。子供の元気な声が1日中聞こえてきましたがどうにか終わりました。
お母さんと話してわかったのですが今日は幼児部の入園式と学園探索だったようです。現実逃避して寝ました。

9 サラ 2020-05-31 20:31:29 [PC]

未来へ

目が覚めると体がベルトに固定されていましたがお母さんの顔が目の前に有りました。抱っこ紐で抱っこされている様です。寝ぼけつつ喋りました。
「どうして抱っこ」
「甘えたかっただよね。連絡帳に買いてあったよ」
「私、お姉ちゃんだよ」
「貴方は貴方、自分らしいお姉さんで良いだよ」
「甘えていいしお漏らしも良いの」
「全部あなたのペースで良いだよ」
揺れと口調が心地よくてまた寝ました。
目が覚めるとバウンサーに寝っ転がっていました心地よい揺れですがママがいません。泣きかけましたが哺乳瓶を持ってきました。
「ミルクですよ」
少し恥ずかしいですが飲みました。優しい甘さが口に広がりました。
「少しずつまたお姉さんになろうね」
優しいママに支えてもらいゆっくりゆっくりお姉さんなろうと心に誓いました。

10 サラ 2020-06-05 16:33:25 [PC]

人物設定

娘ノ凪美浦(このなぎみほ)9歳
活発な娘の凪家の姉。甘えたいと思っているが姉なので我慢している。フェニックス学園の小学部に通ってる3年生。

娘ノ凪光尾(このなぎこうお)4歳
真面目だが、相手の事を考えない事が玉にキズの娘の凪家弟。アレルギーを持っていたのでアレルゲンの少ない祖母の家に預けられていた。引越し後はフェニックス学園の幼児部に通う事になった。

娘の凪福子(このなぎふくこ)29歳
美浦の母親。

田野倉優斗(たのくらけんと)9歳
美浦のクラスメイトで何があっても落ち着いている。

前田美子(まえだみこ)9歳
明るく積極的な、美浦のクラスの委員長。

田村勇太(たむらゆうた)9歳
美浦の同級生で単独の時は落ち着いているが、周りの空気に飲まれやすい。

中村昇星(なかむらしょうせい)9歳
美浦の同級生で学年の最大のやんちゃ坊主。美浦との関係は殆ど無い。

田川勇希(たがわゆうき)28歳
3年4組の担任
幼稚園教諭経験有り、美浦の担任をするのは年長さんの時に次いで2回目

11 lunadam 2023-08-11 11:55:07 [URL] [PC]

こんにちは。最近参加した素晴らしいコンサートはありますか?



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