ばかちょん
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1 ばかちょん 2020-10-20 13:42:01

韓国軍が今年初めて軍専用通信衛星「アナシス2号」を発射したが、実際に衛星を制御する端末機は開発できなかったことが19日までに分かった。軍衛星を軌道に乗せておきながら、衛星を活用する事も出来ずにいるのだ。 今後1年間に渡って、衛星が空回り(空轉)する可能性が高いという。

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韓国軍初の専用通信衛星「アナシス2号」を積んだファルコン9ロケットが21日午前、米フロリダ州ケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられている。防衛事業庁


防衛事業庁が同日、国民の力のハン・ギホ議員に提出した資料によると、軍は今年7月、F-35Aステルス戦闘機の導入時にロッキード・マーティン社と結んだ折衷交易(兵器購入による見返り)で提供された通信衛星「アナシス2号」を軌道に乗せた。 しかし、衛星を制御する端末機事業予算は来年も反映されなかった。 端末機事業について、軍が韓国国防研究院(KIDA)に事業妥当性の調査を依頼したが、まだ調査が終わっておらず、予算を受け取っていない。

軍は当初、昨年12月から今年3月まで第1段階運用試験評価を実施した後、事業の妥当性調査を依頼しようとしたが、日程が1〜2カ月遅れた。 そのため事業の妥当性調査も順延し、来年度予算からも除かれた。 新しい機器を用意しておいて、リモコンがなくて使えない格好だ。 軍は来年初めに通信衛星が任務を開始すると期待したが、このままでは1年以上 衛星は無用の長物となる。 アナシス2号の寿命は12年だ。

軍内外では、通信衛星事業がすでに2年前から進められているにもかかわらず、端末機すら開発できずにいるのは非常識だという指摘が出ている。 ロッキード・マーティン社は当初、2018年上半期までに衛星を軌道に乗せることを約束していたが、内部の事情により計画を延期してきた。 ある議員は「軍専用通信網を構築するとして莫大な予算を投じて衛星を飛ばし、結局使用する端末機がなく、宇宙のどこかにある衛星をただ眺めていなければならないのが実情」と述べた。 これに対し防衛事業庁は「事業妥当性調査の中間結果を根拠に、国会段階で予算反映のために関連機関と協力する予定」と述べた。

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