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社民党の吉川元・幹事長代行は 16日、最高裁が夫婦別姓を認めない民法の規定を合憲と判断したことについて、「原告の長年にわたる悲痛な訴えに真摯(しんし)に応えた判決とはいえず、怒りを禁じ得ない」 との談話を出した。 吉川氏は 「結婚による同姓の強制は、改姓を望まない人に社会的な不利益のみならず自己喪失の痛みと苦しみを押しつけている」 と指摘。 その上で 「判決は姓を人権問題として捉える視点を欠いており、『個人の尊重』 『両性の本質的平等』 を定めた憲法に反するという原告の訴えが聞き入れられなかったことは極めて残念である」 とした。 最高裁が 「結婚や姓の制度の在り方は国会で議論されるべき事柄」 としたことについても、「司法の場に救いを求めた原告の希望を踏みにじるものである」 と批判した。 2015.12.16 20:48 http://www.sankei.com/affairs/news/151216/afr1512160039-n1.html
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