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このように、中国総領事館は反中分子の摘発と監視を行うが、その他の重要任務は、豪州国内で活動するスパイや工作員の統括だ。 陳が総領事館で勤務中に目にしたファイルには、豪州国内に 約1000人のスパイが配置されていることが書かれていたという。 ここでいうスパイには密告者も含まれていて、中国政府が指揮する海外でのスパイ活動には複数のパターンがあると陳は説明する。 まず、本土から直接送り込まれてくるスパイ、または工作員だ。 あらかじめ現地にダミー会社を作ったり、潰れそうになった会社を買収したりして、ビジネスマンとして赴任させる。 そのまま現地の企業との商行為を通じて様々な情報を入手し、本国へ送付する。 このような会社はスパイ活動の拠点として機能する。 我々もそのような会社が存在することは認識していた。 このように派遣される者はスペシャルエージェントと呼ばれ、盗聴や GPSによる標的追尾も行うプロのスパイ兼工作員だ。 陳によると、さらに、警察学校を卒業した者が、協力者を探す目的で潜入してくるという。 そしてすでに現地で勉強している留学生や、ビジネスマンをエージェントとして活用するパターンだ。 金銭的報酬やハニートラップを使って協力者を勧誘する。 ここで広く活用されているのが、留学生を使ったネットワークだ。 中国人留学生をリクルートして、空港で政府要人を歓迎させたり、反中勢力の活動を監視したり、デモを妨害させたりする。 特に親が中国政府の人間だった場合、その留学中の子弟が本業以外の諜報活動をしている可能性が高い。 ニュージーランド在住のある日本人家族の息子さんは、そんな中国人留学生を友人に持つ。 ある日、その友人がこう打ち明けたという。「中国は本気で日本を盗ろうとしているぞ」 息子さんが尋ねた。「盗ってどうするんだ?」 友人が答えた。「みんな殺すつもりだ。 嫌だが、俺は中国に忠誠を誓わなければならない。 お前は日本に忠誠を誓え」
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