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メッセージ
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陳のメッセージには新たな警告も含まれていた。 それは、中国共産党による、文化を使ったソフト侵略に気を付けろ、というものだ。 その先兵が 「孔子学院」 という中共の国策文化センターだという。 「孔子学院」 とは、中国政府が海外の大学と提携し、中国の費用で 「中国語を学び、中国文化を普及させる」 ことで中国との友好関係醸成を図る目的で設置される公的機関ということになっている。 普通、提携する大学の名前を冠していて、「早稲田大学孔子学院」 や 「立命館大学孔子学院」 など、日本でも 14校ほどの大学が置いている。高校や中学校向けに 「孔子学級」 もある。 一般の語学学校よりも安く中国語を学んだり、中国への留学もできたりするために、人気を博しているが、米国やカナダでは閉鎖する大学も出てきた。 明らかに 「中国のプロパガンダ機関」 であることがわかってきたからである。 中国にとって都合のいいことばかりを教える、ソフトな洗脳機関に過ぎない。 これも海洋進出を図る軍事力強化と対になった中国共産党の世界戦略だ。 しかし、必然的に言論の自由はなく、中国の人権問題やチベット問題について議論することはできない。 また、いくつかの孔子学院の所在が、米国のシンクタンクや大使館に対する情報収集活動拠点となっているという嫌疑もある。 このように、平時においてもあらゆる謀略と工作が行われているのが国際社会である。 陳は、次第に法輪功の信者に深く同情するようになり、800名に及ぶ信者の氏名リストを上層部に報告せず、削除してしまった。 後任者がそれを発見すれば、間違いなく本国で投獄され、処刑されることもあり得る。 陳は任期の終了と共に亡命することを決意した。 「命を狙われている」 と陳は今も自覚している。 中国当局が好む暗殺方法が、不慮の事故を装うことだということも知っている。 豪州政府内にも中国人スパイが潜伏していることも把握している。 日本政府の移民政策を見て、中国共産党が 「これで武力に拠らずに日本を征服できる」 とほくそ笑んでいるのは間違いない。 このような間接的侵略なら米国も阻止できないだろう。 日本人のナイーブさにとことん付け込めば、日本は自壊する。 日本を倭人自治区として占領できれば、中国共産党のレゾンデートル (存在意義) は盤石だ。 安倍首相と日本政府の耳に、陳用林の命がけのメッセージは届くだろうか? それとも、この日本を敵性覇権国家に最も都合よく差し出してしまうのだろうか? 「乞うご期待」 とは誰に向けた言葉だったのだろうか? 中国人スパイと工作員の浸透は広く深い。 それは移民を利用して拡大し続ける。 表面的に平和的なデモや、わざわざ 「当局の関与はない」 と断言する報道に惑わされてはいけない。 裏からスパイと工作員、表から歴史問題と、日本は戦略的に挟撃されているのだ。 日本人はその現実を直視しなくてはならない。
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