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(籠池泰典被告(右)と妻の諄子被告(須谷友郁撮影)) 安倍晋三政権が批判された学校法人「森友学園」の小学校建設などをめぐる補助金詐取事件で、詐欺罪などに問われた前理事長の籠池泰典被告と妻の諄子被告が、最近まで歩調を合わせてきた野党や反政権の人たちと距離を置くようなメッセージを動画や SNS(会員制交流サイト)で発信し、注目を集めている。 泰典氏は 1日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で「安倍晋三首相だけが悪いのではなく、政権打倒のために動いた人がたくさんいた」と告白。「二枚舌、三枚舌を使う人間が私の近くにたくさんいた。 私をアンダーコントロール(支配)しようとした人間もいたが、今はアンダーコントロールが崩れ、離れた」とも振り返った。 諄子氏は「ふと思い出せば何かおかしい。『安倍犯罪だ』とか安倍がどうのとか(主張する人たちに)乗っかっていた」と訴えた。 さらに、籠池夫妻はツイッターでも野党議員4人が自宅を訪れたことを振り返り、「家の前にはマスコミが、溢(あふ)れかえっていた。 そもそもそこから、政権に喧嘩(けんか)を売る構図をつくったのです。 私達の知らない内に、仕組まれていました」と後悔の念を示した。 一方、泰典氏は1日の動画で、自身が進めた保守的な教育方針を掲げた小学校建設計画の阻止に左派勢力が動いたと指摘。 諄子氏も「小学校を建てさせたくなかった方たちの妨害だった。 真っ先に駆けつけたのは(立憲民主党衆院議員の)辻元清美さんだった」と名指しした。 2020.5.8 17:54 https://www.sankei.com/politics/news/200508/plt2005080019-n1.html
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