本当に国家解体を目指す革命政権だったようです 2010/06/22
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1 岩倉市の健全を願う者 2012-11-04 13:44:04  [編集/削除]

さて、一見現実路線をとっている菅政権・民主党政権を考える上での一つのキーワードは、「政治学者の松下圭一氏」ということになろうかと思います。今朝の産経の新民主党解剖第6部「革命政権の行方」でも書きましたが、菅首相は11日の所信表明演説でこう述べています。

《 私の基本的な政治理念は、国民が政治に参加する真の民主主義の実現です。その原点は、政治学者である松下圭一先生に学んだ「市民自治の思想」です。》

また、菅首相は著書「大臣」の中でこうも書いています。相当、傾倒していることが分かりますね。

《 私が政治家となって政治、行政の場で活動するにあたり、常に基本としていたのは、この本(松下著「市民自治の憲法理論」)に書かれている憲法理論だったと思う。それは大臣になったときも同様だった。「松下理論を現実の政治の場で実践する」というのが、松下先生の不肖の弟子≠ナある私の基本的スタンスだった。》

そして、興味深いことに、仙谷由人官房長官もこの松下氏の信奉者なのです。仙谷氏は早野透著「政治家の本棚」の中で、松下氏の著書についてこう語っています。

《 仙谷氏 (前略)まくら元に置いて、年中読んでいましたね。
 早野氏 松下さんのこの本は、民主党の路線につながる基本哲学ですね。
 仙谷氏 あの時代にいまの社会を見通していた。天才的ですね。》

菅首相が仙谷氏らとともに平成4年、社会党、社民連、連合議員らを集めてつくった政策研究会「シリウス」の第一回勉強会で、講師を務めたのも松下氏でした。当時、社会党参院議員としてシリウスに参加していた小林正氏は、こう語っています。

「あのころ、仙谷氏は『ポスト・モダン』という言葉をしょっちゅう口にしていた。つまり、王政などの『プレ・モダン(前近代)』から主権国家の『モダン(近代)』の時代となり、今後は最終的に国家が崩壊し、『ポスト・モダン』(近代の次)の時代となる。仙谷氏の考えは、国家は国際的には国際連合などに統合され、国内的には地域に主権が移っていくというもので、国家の解体思想だった。国家という責任の主体はなくなっていくのだが、しかしそこにもリーダーは必要だ。私たちは、それは結局、独裁になるのではないかと反論した」

… 菅首相がかつて周囲に「民主主義とは、政権交代可能な独裁だ」と持論を話していたのと合わせ、非常に興味深いと感じました。そこで、実際に松下氏の言葉を著書からいくつか拾って紹介したいと思います。

《 国家観念を主権主体として擬人化する考え方は今日破綻したとみています。(中略)国家法人説をふくむ国家観念の主体性は破綻します。》(「日本の自治・分権」)

《 私たちは、明治以降、戦後もひきつづいて、あまりにも国家観念に呪縛されつづけてきました。この明治国家は、今日の分権化・国際化のおおきなうねりのなかで、解体・再編が必要となっています》(同)

《 神秘的実体感をもっている明治以来の「国家」観念も色あせ、国家イメージは「市民」と「政府」のイメージへと分解し、政府イメージも自治体政府と中央政府へと分節化されていき、政治の脱魔術化が可能となるのである。》(「市民自治の憲法理論」)

《 政府信託論では市民はいつでも政府への信託を解除できます。これが選挙ないし革命です。》(「日本の自治・分権」)

《(住民)選挙は抵抗ないし革命の日常化という意義をもつ》(「市民自治の憲法理論」)

… こうして見てくると、「国というものが何だかよく分からない」「日本列島は日本人だけの所有物ではない」と語る鳩山由紀夫前首相にも共通するものがあると感じます。以前のエントリでも触れましたが、鳩山氏のブレーンとされた平田オリザ氏は2月のシンポジウムでこう語りました。

「鳩山さんとも話をしているのは、政治家は非常に言いにくいことだけれども、21世紀は、近代国家をどういうふうに解体していくかという100年になると」

私は今朝の民主党解剖で 《 旧来型の社会主義革命とは別の、独自の革命像を追い求めているのか 》と書きましたが、この人たちは本当に革命と国家解体を目指していたのだということが、改めてよく分かりました。これがわが国を支配している人たちの現実なのだと思うと… 日本はどこへ向かうのでしょうね。

… しっかし、菅氏や仙谷氏、また枝野幸男幹事長らは、鳩山氏と違って本音を隠してことを進めるずるがしこさを持っていそうですからねえ。なかなか付き合うのがしんどい政権だと実感しています。やれやれ。

2010/06/22 14:51

阿比留瑠比 国を憂い、われとわが身を甘やかすの記:
本当に国家解体を目指す革命政権だったようです
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1665058/

2 岩倉市の健全を願う者 2012-11-04 13:45:59  [編集/削除]

阿比留瑠比さん
(産経新聞)政治部編集委員。
政治部の前は社会部、その前は文化部生活班に所属。
趣味は読書とマージャン。
至福の時間はビールを飲み、うまいつまみを食べながら、好みの本(漫画も含む)を読むこと。
持病は喘息、高尿酸血症、逆流性食道炎などいろいろ。

河野洋平を「江の傭兵(江沢民の手先、共産主義にも掛けている)」と非難していた。

メディア(マスコミ)観
 新聞記者でありながら、現在の日本におけるメディアの報道姿勢には懐疑的である。チャンネル桜に出演(2008年12月9日)した際に「自分がメディアの中にいてこんなことを言うのは恥ずかしくて仕方ないが、メディアに良識を求めても仕方がない。メディアにそんなものはない」と述べている。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1665058/

3 岩倉市の健全を願う者 2012-11-07 21:07:00  [編集/削除]

八木秀次氏が語る 民主党の正体と松下圭一について(52分42秒)
 http://www.youtube.com/watch?v=YiVR8WyaPXQ&feature=related

4 岩倉市の健全を願う者 2012-11-10 16:17:54  [編集/削除]

 この「自治毀損条例」を推進・賛同しているのは、自治労・社民党・民主党・民団などです。

 自治労は、年金問題で責任を取っていません。

 社民党の「めっちゃ、従軍慰安婦に詳しい。」とのたまう党首福島瑞穂は、その強制性のウソがバレるとメディアへの露出を減らし時が過ぎるのを待っています。 ウソに対する責任は取っていません。 その慰安婦問題により、日韓関係を大いに毀損し、現在に至っています。

 (前党首の土井たか子は、北朝鮮拉致被害者の有本恵子女史についての有本夫妻に対する人間として禁忌の背信行為に対して責任を取らず、謝罪さえしていません。)

 民主党の菅直人は、「政治主導」をうわ言のごとく口にするも、自身の総理としての責任を「国のせい」とし、責任は取っていません。 彼は、「松下理論」の信奉者であり、確信的反権力です。

 同じく仙石由人は、先の尖閣諸島沖での漁船衝突事件の際、那覇地検にその責任を丸投げし、責任は取っていません。 彼は、「松下理論」の信奉者であり、確信的反権力です。

 同じく原口一博は、「拉致被害者の会」にめったに顔も出さないにもかかわらず、青バッジをいつも付けています。 また、「地域主権」を口にするが、彼の人脈には「自治基本条例」のマニュアル「自治基本条例のつくり方」(各自治体職員はこれを参考に条例を書き上げるといわれています。)著者の松下啓一(相模女子大学客員教授/自治体学会(大森 彌(わたる)氏も)/日本NPO学会などの会員で、自治労関係者。 国の関係機関である通称 市町村アカデミー(千葉県千葉市)にて講師(他に牛山 久仁彦 明治大学政経済部教授)もしています。)がおり、自治労の行動理論は「松下(圭一 )理論」によるものであり、「地域主権」の言葉からも、確信的な「松下理論」信奉者か、位置的には近いことは明らか。 細かな言動について責任は取っていません。

 民団、あるいは在日韓国人の人々は、「外国人参政権」「外国人住民基本法」「重国籍法」「国籍選択制度の廃止」などを日本に求めていますが、強制連行や慰安婦問題の強制性のウソがばれても、謝罪さえしていません。 本国政府による竹島問題に対して正当化するばかりです。


先年、民主党をはじめとした各党(自民党除く)、いわゆる外国人参政権の内容ですが、ご存じない方のために掲載しておきます。

<主な内容>
 ・地方選挙権(共産党案では、被選挙権も付与)
 ・条例の制定、改廃を請求する権利
 ・事務の監査を請求する権利
 ・議会の解散を請求する権利
 ・議会の議員、長・副知事(助役)、出納長(収入役)の解職を請求する権利
 ・選挙管理委員、監査委員、公安委員会の委員の解職を請求する権利
 ・教育委員会の委員の解職を請求する権利
 ・合併協議会設置の請求権
 ・住居表示の新設等についての市町村長の案に対する変更請求権
 ・公職の候補者の推薦届出をする権利
 ・投票立会人、開票立会人、選挙立会人、民生委員、人権擁護委員、児童委員への就任資格


 自称・他称問わず、「左翼」など日本にいません。 日本の「左翼」は責任を取りません。

 他の国の「左翼」はおしなべて愛国者です。

 日本にいるのは『反日』か『売国』の二者しか、私は知りません。


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