1 Piet 2022-12-17 22:10:16

今月の例会では、バブル期に来日した名演奏家のライブ録音を満喫しました。
数万円のチケットがすぐに完売していた時代を懐かしく思い出します。
最近、NHKの番組で、ブーニンの復帰への努力を綴ったドキュメンタリーを観ました。
左手の神経障害に加え、ケガの治療で左足が10cm以上切断して短くなり、ピアノ・ペダルも満足に踏めない痛々しい状況からの復帰努力には、胸が痛くなりました。
しかし、今年の八ヶ岳ホールでの独奏会を聴く限り、まるで別人の演奏でした。
今日のプログラムでは、1986年に初来日した頃のモーツァルトP協奏曲No.23を聞かせて頂きました。
あの頃が、ブーニンの絶頂期だったと、あらためて確認して、複雑な気持ちになりました。
当時のあの弾けるような右手の鋭いタッチが、人見記念会館に響いていました。
貴重なライブ録音を披露いただいた丸川さん、ありがとうございました。

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