巣引きのコツと人間の生活
[スレッド一覧]
[返信]
[▼下に]
1 しょー 2014-10-09 12:30:47 [編集/削除]
はじめまして。オカメインコを飼ってからというもの熟読させていただいてます。
検索するとだいたいなびさんの質問箱が引っかかるので本にして出したいくらいです。
今回の質問の前にも色々目を通したのですが、やはり十人十色…という感じなのでお尋ねさせてください。
我が家には現在6羽のオカメちゃんがいます。
1羽生後半年→一ヶ月後同年齢→一ヶ月後三羽(1歳半♂2羽生後4週雛)→2週間ほど前3歳のメス
のような感じです。
まず1なのですが
最初の二羽はブリーダーさんから全く血の違う子を将来的にペアにするつもりで譲っていただきました。
クリッピングしてもらったのでまだ雛換羽が終わってないことが確認できます。
あんまり仲が良さそうではないのですが最近男の子が女の子に猛アピールしています。
というのも家族が鳥は巣箱が必要だから、と巣箱を設置していて、何度も撤去したり勉強したことを伝えてもその度に大喧嘩になり最近は私が折れて巣箱がついたまま暮らしてます…。
本人たちが出入りしているのはやっぱりそう言う気持ちになっているからなのでしょうか?
ちなみにメスはもともとスリムな首長美人でして体重もあまりありませんが毎日ガッツガツ食べまくるようになりました。
でもオスが「かいて〜」と甘えてきてもクチバシアタックで追っ払います…。
巣箱には入りますが交尾は見ていません。
ちなみに彼女はSLYCなんですが…私ももちろん将来的に二人の子供が欲しいのですが、子育てをしないという噂は本当なのでしょうか?
ここまででも大変恐縮なのですがもう一つお尋ねします。
一番最後に迎えたメスとオスをスペースの関係で同居させています。
こちらは良かったらペアになって欲しいなぁ…と密かに思っているのですが、メスは来たばかりなので家には馴染んでないと思います。
オスも二週間ほど前に換羽を終えました。
我が家の環境下は自然界の摂理に反していて日当たり良好一日暖か夜も夏並の明るさです。
ご気分を害されるかもしれませんが家族は鳥がいてもいい、でも人間の生活を乱すくらいなら、といった気持ちで私とは違います。
全くの素人考えで巣箱を設置する等余計なことだけはしてくれます。
でも実際のところ私もメンタルが弱く、オカメセラピーで生きているようなものでして。
鳥さんたちに謝りながら生活しています。
本題とズレましたが、最近輿入れしたメスのオカメちゃんはオカメを飼う前から通いつめたペットショップでずーっと見てましたので正直先住の子達より親近感があって、飼ったら指は怖くても肩に乗ってくれたり物凄く可愛くて、この子のお子様には会いたいです。
現状を整理すると
○巣箱設置済
○栄養分も気をつけています(10年程前卵管詰りで一羽飼いの子を亡くしました…)
○年中過ごしやすい気候です
さらに一点、一階住みなのですが、先日一晩窓が空いたままになっていたら妊婦さんのねずみに侵入され…駆除は完了したのですが現在大規模な掃除を行っています。
これってオカメちゃんに、特に来たばかりだとさらにストレスになりますよね?
なんだか書いているうちになんて救い様のない奴なんだと、自分が情けなくたってきました(汗
長文で申し訳ないのですがアドバイスいただけないでしょうか。
2 なぞの美女(なび) 2014-10-10 06:53:18 [編集/削除]
しょーさん、こんばんわ。
1.
オカメインコは、元々薄暗い狭い場所が好きです。
ですから、発情期以外でも暗くて狭い場所(棚の隙間やベッドの下など)に潜り込もうとする習性があります。
まだ生後半年程度ということですから、巣引き目的で入っているのではないと思いますが、1歳位になれば巣引き目的で入り込むようになるでしょう。
今の段階では、巣箱の中を齧ったりして「破壊行動」しているだけだと思います。
尚、雛換羽で全ての羽が生え変わるわけでは有りません。
体全体の羽が全て生え変わるのには、おおよそ1年半くらいかかるので、クリッピングした羽が全て元通りになるのには1年半くらいかかります。
2.>毎日ガッツガツ食べまくるようになりました。
発情期にもたくさん食べますが、実は秋くらいからオカメインコの食欲は(発情だけでなく)増します。
それは冬場に備えて脂肪を蓄えるためだと思います。
特に今年は寒くなったのが早いですから、それで食欲が増していると思います。
食欲が増して体重が増えると発情しやすくなるので無関係ではないのですが、現時点では「卵を生むために食べている」のではないと思います。
3.>子育てをしないという噂は本当なのでしょうか?
この辺りはハッキリとは分かりません。
実は我が家で6番目にお迎えした子は数週間(一人餌になる前)に死んでしまったのですが、とうに飛べる時期になっても飛べませんでした。
全然飛ぶ気配がなく、ソファの上で高さ20〜30センチくらいの高さから飛ばせても飛べない子でした。
そうこうしているうちに死んでしまいました。
実はその雛の親鳥ですが、何故か赤目の子が孵化すると親鳥が殺してしまうと言われていました。
黒目の子なら育てるのに、赤目が生まれると殺してしまうのだと・・・
だから、孵化した直後に別の親鳥に託雛して育ててもらった雛でした。
その子はWFルチノーで赤目だったのです。
私はおおよそ生後2週でお迎えしました。
そしてその子は、普通なら飛べるはずの時期になっても飛べず、一人餌になる前に死んでしまいました。
その時の私の結論としては、「遺伝的な疾患が原因ではないか?」です。
その親鳥から孵化した雛の赤目の子は遺伝的に「生きられない疾患」を持っていて、親鳥はそれを分かっていたから殺していたのではないか?です。
SLYCと言えば、国内ではなり血が濃いと思います。
例え全然別のところからお迎えした子でも、実はその親や祖父母は同じ家の出身という可能性が高いからです。
たぶん最初は、国内で海外まで行って仕入れた方は数人(2〜3人と思いますが、一人かも)です。
そこで排出した子を、国内の個人のブリーダーさんたちが購入し、更に繁殖して販売・・・
だから九州から仕入れても、関東から仕入れても、関西から仕入れても、実はその血統は同じで、従兄弟程度にしか離れていないといった可能性が高かった可能性が捨て切れません。
今では多少血が薄くなっているのかもしれませんが、ひょっとしたら国内の全ては同じ血統・・・という可能性もあります。
なぜなら、ドミナントならともかく、レセッシブの場合は同じ遺伝子を持っている子同志をかけ合わせるしかありませんから。
高く売るために、できるかぎり効率よくその品種がでるペアリングをしただろう(YCの遺伝子を持っていない子を掛けあわせることは無かっただろう)と思われるからです。
ご存知のように、血が濃ければ遺伝的疾患のリスクが高くなります。
子育てをしないというのも、その影響があるのではないか?と、個人的には思っていますが、それを証明する手立ては有りません。
あくまでも私の個人的な感想に過ぎません。
4.>妊婦さんのねずみに侵入され
状況が分からないので、何とも言えません。
もちろんストレスは色いろあるでしょうが、オカメが複数いるというだけでも随分違うと思いますよ。
仲間の存在は、オカメインコにとってはとても大きいです。
それだけですなりのストレスが軽減できると思います。
一つ気をつけていただきたいのは、繁殖しても「動物取扱業者登録」をしていないと、他者に販売できませんよ。
無償譲渡する場合でも、二種免許が必要です。
つまり繁殖した子を全て自宅で飼わなければならなくなります。
ですから繁殖前にその資格を得ることをお勧めします。
オカメインコは1回に3〜7個の卵を年に2回は産みますから、多産の子が毎年産んだら我が家みたいになってしまいますよ。
[管理ページ]
もっとき*掲示板