この一ヶ月を振り返って。
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1 竹内省吾 2012-10-16 04:20:09

リカが居なくなって、ちょうど一ヶ月が経過しました。
この場をお借りして、やってみたこと、手伝っていただいたこと、わかっていることをまとめてみようと思います。

2 竹内省吾 2012-10-16 04:42:55

・生きているのか、亡くなっているのか。
 
僕にとっては、最も重要な事柄のひとつです。
問い合わせをしてわかったことは、仮に死骸として扱われる場合、市に引取りを要請すると経済環境局 環境部 業務課の扱いとなるのですが、実際に処理を行うのは尼崎商業事業株式会社だということです。
この尼崎商業事業株式会社には、リカが居なくなった直後の連休明けと10月12日にそれぞれ、問い合わせをしていますが、現時点では該当する遺骸は出てきていないということです。
したがって、僕の考えでは次の3つの状況が考えられます。
1.生きている。
2.ひっそりと死んでいる。
3.尼崎市内には居ない。
 
3の尼崎市から自発的に出て行くというのは、ちょっと現実的とはいいにくい状況です。自分の足で武庫川を渡るというのは想像がつきませんし、大阪市や宝塚市までは距離があり過ぎます。どなたかに連れ去られて市外に移動していることも考えられますが、その場合は完全にお手上げです。どこかで優しい方に養っていただいていることを願うばかりです。
2のひっそり死んでいるというのも、どう考えていいのかが難しい部分があります。やはり小柄だとはいえ死臭がそれなりにするでしょうから、よその御家の床下や裏、それに畑や溝で亡くなれば通報されると思うのです。一方で、不慮の事故で川にはまるような事態に陥ったり、カラスについばまれたりされてしまっていたとすれば、およそ追跡は不可能ということになってしまうでしょう。悩ましいところです。
個人的には、まだしばらくは生きているものとして捜すことは諦めませんし、そうあってほしいという希望も捨てられないでいます。
ご賛同くださる方がいらっしゃるなら、さいわいです。

3 竹内省吾 2012-10-16 04:52:42

・どう捜しているのか。
 
原則として歩き回りです。恥ずかしいことですが、こんなことになるまで、細い路地などがこんなに細かく張り巡らされていたとはしりませんでした。知らなかったことだらけです。
電柱や公園などで貼り紙を適宜させていただいて、犬と散歩をしている方やネコにご飯をあげている方、また出会った方に声を掛けさせていただいています。もともと、初対面の方に話しかけるのは苦手なのですが、背に腹は代えられません。
リカの妹にあたるネコの飼い主さんが手伝ってくださったこともありますし、また最近は街中で出会う方に、リカが見つかったかどうか尋ねてくださる方が多数いらっしゃいます。ありがたいことです。

4 竹内省吾 2012-10-16 05:02:06

既に書きましたが、亡くなっている場合を想定して処理業者さんにはお願いをしていますが、逆に生きている状態で保護されることを願って、関係各所には声を掛けさせていただいております。
警察には遺失物届けを出しています。それだけではなくて、七松交番・大島交番・大庄交番・センタープール前交番・稲葉荘交番の各交番には直接足を運んで事情を説明してリカの特徴についても聴いていただいています。
行政としては尼崎市の場合は保険所ではなくてペット愛護センターの管轄となるので、居なくなった直後に電話でお願いして、その後同じく直接出向いてチラシなどを受け取っていただいています。
また、周辺の動物病院にも同様に足を運んでいます。
なんとか、帰ってきて欲しいと願うばかりです。

5 竹内省吾 2012-10-16 07:19:20

・貼り紙のこと
 
このことは、どう書こうか迷ったのですが…、思ったまま考えたままに書いてみようと思います。
 
先週の後半あたりから、電柱などの通りに面した場所に貼らせてもらっているチラシが、撤去され始めました。その現場に居合わせた方によると、市役所の職員さんがやって来て剥がしていっているとのことです。
そのことそのものは仕方がないと思います。恐らくは、法律や条例といったルールに、僕がやっていることが触れているのでしょう。
しかし問題は、未だ一向に、僕のところに直接お叱りの連絡が来ていないということです。
この掲示板に至っては住所やフルネームまで載せていますが、連絡をもらってナンボという目的から、貼り紙にも当然携帯電話の番号が大書されているのです。常識的に考えれば、「貼る人間」の行動を止めればそれ以上チラシが貼られることが無いのですから、そしてそれがダレなのかについては、チラシにハッキリと書かれているのですから、なによりもまず僕に連絡をしてきて「もう貼るな」と言い渡すことが大切だと思うのです。
例えばゴミの収集などでは、尼崎市の場合回収するのに不適切なゴミは「回収拒否」の赤いシールが貼られて道端に捨て置かれます。要するにさらし者にしているのです。ひるがえって、どうして電柱の貼り紙には同様に、「不適切な貼り紙である、○○日までに撤去しなさい、異議がある場合は…」というシールを貼って警告を発して周囲に啓蒙するなどの作業をしないのか、その扱いの違いが甚だしく疑問であり、率直に言って不満です。
ただ問答無用で貼り紙を剥がして処分するだけで、根本原因について関知しないのは、尼崎市の行政としての仕事のありかたに疑問を投げかけたい気持ちです。それは頭を使っているとも工夫をしているとも言えません。つまり、ただルーチンワーク(作業)をこなしているだけで、仕事をしているとは呼べないのです。
誤解して欲しくないのですが、僕は別に、自分のやっていることを特別扱いしてくれと求めているのではありません。ルールや法律というものは、「全員に・一律に」課せられてはじめて意味を持つものであると学んでいるからです。お金を持っているから本来許されないことが許されたり、社会的地位が高いから罪になることがもみ消されたりするようでは、世の中は信頼に足る存在ではなくなってしまいます。ですから、僕のやっていることが、尼崎市から見てダメだというのなら、それは僕が責められるべき事柄だと思うのです。貼り紙に罪はありません。貼り紙を作り、方々で貼っている僕が、叱られて、ペナルティを課せられなくてはならないはずです。
なにかがおかしいと思います。
少なくとも尼崎市動物愛護センター(健康福祉局生活衛生課)は「ねこの飼い主のみなさまへ」http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/iryou/pet/051nekokai.html にて、「動物は一度飼い始めたら、終生飼養することが飼い主の義務です。」と心得を説いています。まったくその通りだと思います。そして僕がチラシを貼ってでもリカを捜していること、捜すために多くの人々のご協力をあおぎ、そして更に情報を募っていることは、僕が彼女の飼い主としての義務を全うするために必要なことと判断しての行動です。
市役所のどの部署が張り紙をはがしているのか、現状ではわかりません。
けれどもこのあと、まず問い合わせをします。
場合によっては、抗議をします。

6 竹内省吾 2012-10-16 12:28:43

貼り紙の件は、市役所都市計画部開発指導課の方とお話しした結果、しばらくの間黙認するという返答をいただきました。
ありがとうございます。
しかし、それよりも何よりも、リカが無事に帰ってきてくれることを、望みます。

7 こまねこそら 2012-10-17 10:58:14

竹内さん、読みました。飼い主として出来ることは可能な限りされていると思います。カラスについばみ、のところで、私は土手の横にすんでいるのですが、交通事故にあった猫が、散歩道に飛ばされて(?)死んでいて、カラスが集まっているのを見たことがあります。そのときも、ちょうど通りかかった方が、あとで市にデンワしておくわ、と言われました。河川敷のような所以外で、人が通常とおるところなら、猫の死骸を発見したら、市に引き取り依頼が普通なのだと思いました。
そういうのがあるので、該当猫がいないのは、生きてるということではないか、どこかでご飯をもらっている、と私も思います。

8 竹内省吾 2012-10-17 20:57:42

>こまねこそら 様

見守ってくださってありがとうございます。
ソロバン教室のアイデアは、本当にとても助かりました。ありがとうございます。
実は今まで書きませんでしたが、欲を出して公文式の教室にも打診をしてみたのです。しかし教室単位としては、一種のフランチャイズ制である以上、教室個々の独断では判断できないという回答でした。見識だと思います。監督する立場の方とも、電話越しですがお話しをさせていただく機会を得たのですが、やはり生徒さんをお預かりしている以上、本来の業務を逸脱する対応は致しかねるという答えでした。これも見識だと思います。マニュアル一辺倒でなく、それぞれの方が、それぞれご自身の立場と役割と職責を鑑みて、総合的に判断してくださった、口幅ったい言い回しを赦していただけるならば、活きた人間として真摯に僕に向き合って対応してくださったことが、まず有難いです。
旧大庄中学校の敷地の北半分は、現在特別養護老人ホームの建設工事がたけなわで、資材置き場などをリカが要領よく寝ぐらにしているのではないかと考えて、ゼネコン経由で捜していただきましたが、いまのところ連絡はありません。
また某氏にお骨折りいただいて、競艇場の警備の皆さんにもリカを見かけた場合に連絡をいただけるように協力を取り付けましたが、やはり芳しくありません。
その他、本業がらみで出入りの業者さんや硝子店、銀行の外回りの方・仕出し弁当業者にシルバー人材センターの詰め所、果ては朝鮮学校の校長先生など、手当たりしだいに協力をお願いして皆さん快諾していただいて、その点はひれ伏してお礼を申し上げねばならないレベルなのですが、肝腎のリカの行方は、杳として知れません。
 
あまり好ましい話題ではありませんが、野良猫の死骸の処分を行政に複数回頼んだ経験のある方から直接お話しを聴かせていただく機会に恵まれまして、場合によっては僕が教えてもらった尼崎商業事業を経由するのではなく、一般的な生ゴミと一緒にごみ収集車に放り込まれることがあるということです。そうなると、記録や統計には現れないような気がします。市役所とのやりとりの中で、僕はそのことを僕なりに問いただしましたが、応対してくださった方は否定的な回答をなさいました。ただ、誤解を恐れずに言えば、僕自身はそのような、生ゴミと同じに扱う処分方法をアタマから否定する感情は持ち合わせません。うまくは言えませんが、尼崎市の財政状況を鑑みれば妥当な対応のような気もしますし、またある意味平等のような、そんな感覚を持ってしまうのです。モーツァルトがどう屠られたについて思いを馳せれば、…、あとは書きますまい。自虐的でも、不当に卑屈になるつもりも毛頭なく、ただ「死」という、誰にも、当然僕にも等しく降りかかるに決まっているイヴェントについて理解しようとすると、僕が素で持っているバランスの悪さが露呈してしまう次第です。
ただ、それでも、一方で個人的な価値観を前面に出せば、どうしてももう一度リカに逢いたいという感情が噴出してしまいます。
俗な言い回しですが、腕一本、脚一本と引き換えに彼女が帰ってきてくれるなら、僕は悦んでそれらを差し出します。
外は雨です。リカがもし、首尾よくその命を紡ぎ続けていられていたなら、寒くはないか、ひもじくはないか、まずそのことが気に掛かります。
代われるなら、代わりたいというのが率直なところです。
 
もう寝ようと思います。
その分だけ早起きして、雨上がりの夜明けの街を捜索しようと思います。


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