新年のごあいさつ。
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1 竹内省吾 2013-01-01 09:01:17

この掲示板をご覧になってくださっている皆様、新年明けましておめでとうございます。
間違いなく、平成25年の元日の日の出を、この目で確認いたしました。
僕自身もかなりヘソマガリでエキセントリックな部分のある人間であると自覚しておりますが、これは父方の一族よりの遺伝によってもたらされている可能性が高いのです。
なんとなれば世間では僕が子供のころからコマーシャルでもって、「年賀状は○○日までにお出しください」という案内があったものですが。亡父だけでなく、伯父や叔父はこぞってこのような案内をガン無視して、元日の日の出をそれぞれの目で確認してから、おもむろに年賀状の宛名を書き記しだしていたものです。曰く「このような重要な出来事は、見込みで動いてはならない」。
 
思い返せば、旧年中の僕は、リカを捜すことに対して、楽観視の度合いがいささか強すぎたのかも知れません。
本年はもっとデータを重視し、多角的な分析と推理を駆使して、なんとか彼女を捜す最後の年にしたい所存でございます。
 
ご迷惑でなければ、引き続きしばしのお付き合いをお願いしたい所存でございます。
 
本年もどうぞよろしくお願いします。
竹内省吾

2 トラ 2013-01-01 15:25:34

はじめまして。
くるねこさんのブログで紹介されてから、
気になってよくのぞかせていただいてました。

リカちゃんの名前が個人的にとても馴染み深いもののため、
他人事とも思えなかったのもありますが、
何より、りかちゃんの見るほどに味のある愛くるしい姿と
リカちゃんを思う竹内さんの気持ちに打たれました。
とにかく、一日も早く見つかることをお祈りしています。

内田百けんの「ノラや」はお読みになったことありますか。
最後は、いなくなったノラ自身のことより、
百けん先生のためにどうして一目でも会いに戻ってくれなかったものかと本当にやるせないです。
竹内さんが冷静でいらっしゃるのが猫探しの面では心強いのですが、
もしかしたら苦しい気持ちを共感できる本かなとも感じ、
書かせていただきました。

3 竹内省吾 2013-01-01 18:51:02

> トラ 様
 
はじめまして。本年もどうぞよろしくお願いします。
おかげさまでこの掲示板も、開設から3ヶ月で5万人の方が訪れてくださるほどのものになりましたが、もちろん、くるねこ大和さんのページの知名度に比べれば、世界遺産と街中の一軒家くらいの隔たりがあります。
そして、その著作の中に記されている出来事だけをとっても、大和さんが経験してきた出会いと別れの数と密度に比べれば、僕がリカ一匹のことで右往左往するのは少々滑稽なことなのかも知れません。でも、それでも僕にとっては、彼女は僕にとって唯一無二の存在なので、やはり手の届く限りのできることはしたいと思うのです。
また、断片的な写真や動画などからでも、リカの味わい深さを感じ取っていただけたようで、とてもありがたいことです。
本日も日中は、ポスティングをしながらリカの痕跡が感じられないかと街を歩いておりました。
この正月休みのために、ポスティング用のチラシを1万枚印刷してもらい、また正月早々に「ネコを探しています」と声をかけさせてもらっても、迷惑そうな顔をされる方はゼロで、大変ありがたいのですが、一方でリカに近づいているという確信のような感覚は、正直に申して皆無です。
けれども、それはゼータクであるとも思うのです。
僕が大手を振ってリカを探すことができるのは、まず僕自身が今日も明日も、きっとその先も食べることに困らない日々が約束されているからで、日没後に歩き回っても、郵便受けにチラシを入れるためによその敷地に入っても咎め立てされない治安のよい社会が用意されているからで、本当はこの世の中のあり方に、まず感謝すべきではないのかと、最近特にそう考えるようになってきています。
 
お知らせくださった作品ですが、恥ずかしながら未だ触れたことはありません。
僕には鉄道趣味があるので、阿房列車などの内田百闔≠フ著作の幾許かには、目を通しております。
実はツイッターで拡散をお願いしている過程で、爆笑問題の太田氏の奥方でありますところの、光代女史ともやり取りをさせていただいて、彼女もまた内田氏を扱った黒沢明監督の「まぁだだよ」の劇中に出てくる、同氏が猫を探すエピソードを観てみてはと提案なさってくださっているのでしょう。
今はまだ、本にしろDVDにしろ、落ち着かなくて内容がアタマにスッと入ってくるような状態ではありませんが、一度気持ちを切り替えて、他者の作品に触れて、自分自身を相対的に見つめなおすことも肝要かも知れません。
 
ありがとうございます。

4 よしだ 2013-01-02 06:44:51

竹内様
なかなかお力になれず申し訳ございません
一日も早くリカちゃんに会えますように

5 竹内省吾 2013-01-02 09:38:00

> よしだ 様
 
ご訪問と書き込みをありがとうございます。
気を遣っていただいて、すみません。
でも、僭越ながら、お力にはなっていただいております。
これはもう、マンガみたいなことを申しますが、こうやってこの掲示板の訪問者数が毎日コンスタントに増えることひとつとっても、僕のやっていることが世間から相手にされていないということを何よりも雄弁に証明してもらえているものだと思っております。
ツイッターで拡散に協力してくださっている、有名・無名の皆さんに対してもそうですし、ポスティングで廻っているときに、二つ返事で商店の玄関先や集合住宅の壁に、リカを探している旨のチラシを貼ってくださる方たちも、全部含めてそうです。
僕が孤独でないという現在の状況こそが、多くの方から力をいただいて支えていただいていることの証左なのです。
あとはリカが見つかること、でもその前にいまは、ひもじい思いをせず、寒さをしのげていればと思っています。極端な物言いですが、僕のことも、僕と生活していた日々のことも忘れてでも、天真爛漫にいまの生活を謳歌し満喫してくれていれば、それはそれでいいのではないかと思うのです。
ただ、そう思うためにも、僕はリカの足跡を辿り、現状を知る必要があると考えるのです。
物事は一足飛びに進むものではないと、このたび改めて知りました。
まず世の中に、僕という人間とリカというネコが居るということ。ソレを知っていただいたうえで、僕がリカに執着して捜していること。捜すことに理由と価値を見出していることをわかっていただくという手順を踏まない限りは、ちっとも前に進まないものだと理解しています。
そのうえで、ご賛同いただけたり、ご協力いただけたりするということは、これはもう宝くじにあたったようなものだと思っています。でも、一生分の運を使い果たしてでも、リカに再会したいという気持ちに偽りはありません。
 
それが叶わなくとも、これからこの街で、僕のようにネコや、犬や、そのほかのペットを、心を痛めながら探し彷徨う人々が、少しでも楽に思ってもらえるような、恥を残さないような行動を心がけたいと思っております。


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