奥様との秘め事B《引越し》
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1 マッサージ婦 2014-12-28 23:38:17

奥様から住み込みの話しを聞いてから私は直ぐに行動しました。

会社を退職し、マンションにある自分の荷物もほとんど処分して、引越しの準備に時間を費やす日々を過ごしていました。

そして、いよいよ引越しの当日です。その日の空は朝から曇一つ無い青空が広がっていました。奥様から私の携帯に連絡が入りました。

「あぁ、理恵ちゃん、もう直ぐ着くさかいになぁアンタも下で待っててくれるかぁ?」

「あっ、分かりました、今から直ぐ降りて玄関の前まで待ってます〜手ぇ〜振りますねぇ〜」

「あぁ分かった。ほななぁ」

そんなやりとりが有り、私は急いで下に降りて行きました。

玄関の前で待っていると2〜3分して黒塗りの高級車に乗った男性二人と後部座席から奥様が顔少し出しているのが見えました。

私は直ぐ手を振り合図をしました。

その後にもう一台こちらもやっぱり黒塗りのワゴン車で男性が二人乗っていました。

「おはようさん。理恵ちゃんあのなぁ〜この子らは、ウチに住み込みで見習いしとる若いモンやぁ〜今日は荷物運びに連れてきたんや」

そして奥様はくるりと振り返って男性達に

「アンタらこの子が理恵ちゃんやでぇ〜エエかぁ〜この理恵ちゃんは今日からアタシの右腕としてウチに来てもらうんやしなぁ〜」

少し凄みながら続けて

「アタシが無理言うて来てもらうんやさかいなぁ〜アンタらそれを頭に入れとかなアカンにゃでぇ〜それからウチに帰ってから他のモンにも言うけどなぁ〜絶対にこの子に手ぇ付けたら承知せぇへんさかい、よう肝に命じとくんやでぇ〜エエなぁ?」

すると男性達は一斉に「ヘイッ」と言うなりおじぎをしました。

私は少し驚き、また感動してしまいました。

そして、20〜30分程で荷物も積み終り、私は管理人さんと不動産会社さんに立ち会い、引き渡しを済ませて奥様の横に乗り込みました。

そして、車の中で私が考えていた事は奥様はどんな家に住んでるのかなぁ?一体、何人暮らしなんだぁ?ということです。

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