私と恵子
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1 ヒトミ 2015-01-02 20:16:47

初めまして19才のヒトミです。私は以前、女子高に行ってた頃、ちょっとしたイジメを受けて高2の1学期で中退しました。

イジメの原因は私と担任の女教師・恵子の関係を知られたからなんです。

私が16、恵子は28でした。恵子はクラスのコたちからは勿論なんだけど恵子が顧問をしているバスケ部のコたちからも人気が有る教師です。

私はというと1,2年共にクラス委員と生徒会にも参加していて、成績はクラスで3位以内,学年でも10位以内のまあまあ優秀な生徒で通っていました。

恵子は至って真面目で教育熱心な教師でした。

お互いこんな感じだからクラスの事でも良く話したりして2人になる時間も自然に多くなるのは仕方ありません。

クラスのコたちからも最初は信頼も得ていたと自分では思っていましたし、実際そうでした。

でもある日をさかいに私は数人のコたちからイジメを受ける様になったのです。

ある土曜日の夕方、私が駅前の本屋さんから出てきたら駅の改札口の方から歩いて来た恵子とばったり会ったのです。

「せんせ〜い♪」私は右手を大きく振り恵子に走り寄って行きました。

恵子は驚いた顔をして

「あら、西野〜どうしたの?塾の帰り?」

「違うよ、そこの本屋に行っててさぁ〜で、出てきて先生が歩い来るのが見えたから」

「そうなんだ〜あなた1人なの?」

「はい」

「西野の家は私と同じ方向だったわよね?」

「はい、そ〜うで〜す」

「じゃあ一緒に行こうか?」「

はい」

そうして私達は歩き始めました。

「最近、クラスの様子はどう、上手くやってる?」

「はい、特に変わった事もなくイイ感じです」

「そう。まぁ西野が居てくれるから心配はしてないんだけどね(笑)」

「もう先生なんか私〜照れるんだけど〜」

「あら本当よ〜先生ね、西野には感謝してるんだから」

「もう先生イイったら〜」

「フフフ。あ、そうだ西野、ちょっと先生のマンション寄って行かない?」

「へ?どうして先生?」

「感謝の気持ちで先生の手料理でもどうかなぁと思って」

「ウソ〜いくいく。先生うれしい」

「そう。じゃあ決まりね。あ、でもマズかったらゴメンねぇ(笑)」

「アハァ、じゃあ〜早く行こ〜先生」

と私は恵子の手を引っ張って走り出した。

「アハハ、こら西野ちょっと走らないで〜待って」

「早く早く」

そしてマンションへ入り

「西野ちょっと走り過ぎだよ〜もう汗かいちゃた。ほら、西野もこんなに」

「ちょっと汗かいちゃたねぇ(笑)」

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