テスト
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1 もっとき* 2009-03-01 00:00:00
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2 もっとき* 2009-03-01 00:00:00
てすと
3 テスト 2012-10-11 12:45:41 [編集/削除]
1. [ 患者さんとの交流 ]. ちょっと辛い話になります。
今回はスルーを選択の方は、また後ほどということで
ゾウ蔵さん(50代・女性・スキルス胃癌)のお話です。
彼女は、「東京テラピー生活」 と題したご自身のブログを立ち上げています。
彼女のブログの熱心なファンの方々が、彼女のその後を大変心配しているご様子なので、
敢えて、私が彼女の話書こうと思いました。
彼女に頼まれたわけではありません、託されたわけでもありません。
ですから、これは私から見た勝手な彼女像に過ぎません。
だけど、ゾウ蔵さんは 「余計なことしないで」 とは 言わないと思います。
今は亡き彼女を偲んで。。。
彼女との 付き合いは、2007年8月からです。
彼女、まだ40代でした。 それ以前の彼女は知りません。
ある意味、本当の彼女の姿は知らないのかも知れませんが、
病気になってからの彼女なら知っています。
5年のお付き合いですから。
私、本当にひろりんさんに感謝しているんです
こんなメールがゾウ蔵さんから届いたのは、何時だったか。。。
腸閉塞の兆候が見られるようになり、
食べることが段々難しくなって来た時に、在宅IVHの相談を受けました。
この時、私はこれまでの経験を踏まえて、
「在宅IVHの環境を整えることが出来るなら、絶対にすべきです !! 」
と返事をしました。
この在宅IVHというのは、自宅で行う高カロリーの点滴のことです。
普通、腕の静脈から入れる点滴は、いわゆるブドウ糖で500キロカロリー程度のものです。
高カロリー輸液はその倍のカロリーです。 高カロリー輸液を点滴する際には、
太い静脈、首筋や、ももの付け根に流れている静脈から、
8〜12時間かけてゆっくり入れねばなりません。
ちなみに、入院中に行う場合は、食事と同じ意味なので費用は1食分です。
太い静脈、それもゆっくり時間をかけて入れないと、
血液中に高い糖度の液体が流れるので、糖尿病と同じ状態になってしまうのです。
とても通院で出来る点滴じゃないです。首筋の中心静脈に
首筋の中心静脈にポートを埋め込み、
そこから点滴を入れれば、在宅でも基本、可能です。
針は、その都度新しい針を使いますが、
ポート針と言って誰でも簡単に刺せる特殊な針があります。
ですが昨今、針の取り扱いが厳しくなり、
なかなか在宅IVHが行える環境を作るのが難しくなってきています。
だから、「環境を整えることができるなら」 という条件をつけたのです。
この返事をした後のゾウ蔵さんの反応は
ふぅ〜ん、じゃぁ、まぁ考えて見ます と、
イマイチ気乗りしない、嫌だなぁという風でした。
私が強く薦めた訳は、完全に閉塞している状態でなければ、
在宅IVHにしても、全く食事が摂れない訳じゃなく、
1口でも2口でも食べたい物は食べられますし、
何より、「今」 の体力が維持できるからでした。
これにより、癌細胞にも栄養が行き渡り活性化させてしまうから、
と行わない方針の医師もいますが、やはり人間は動くのが基本です。
動けてなんぼだとと考えるのが、人情というものでしょうし、
それを望むならやった方が良いと思ったからです。
多分、渋々なんでしょう、
ゾウ蔵さんは在宅IVHを始めました。
それからしばらくして、あの感謝のメールが届いたのでした。
ひろりんさんの言うようにして良かった
背中を押して貰って良かった
食べることを諦めるのは、容易くはないけれど
その代わりに続けられることがあるから そう言ってました。 つづく ...
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