バターとマーガリン
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1 米雨 2010-03-12 20:00:00 [PC]

トランス脂肪酸を含むマーガリンは、元は高価なバターの代用として開発されたのだそうな。
なんでも、19世紀頃、ナポレオン3世が安価なバターの代替品を求めていたところ、イポリット・メージュ=ムーリエという人物が、牛脂に牛乳などを加え硬化したものを考案したのが始まりなのだそうな。
ゆえに、以前は人造バターと呼ばれていたのだそうです。

バターとの大きな違いは、バターの主原料は牛乳ですが、マーガリンの主原料は植物性・動物性の油脂。
マーガリンは、味、風味はバターよりも劣るが、安価でパンにも塗りやすい程良い硬さ。
さらに、植物性脂肪から作られるマーガリンの方は、動物性脂肪であるバターよりも健康によいと謳われてきましたが、前回のマガでも書いたように、近年ではマーガリンに含まれるトランス脂肪酸が健康被害を与える可能性が指摘されているわけです。

ですので、昔はバターの代替として使われたマーガリンでしたが、欧米では逆転現象が起こっているのだそうな。
また、料理用油も、普通の油からオリーブ油へと代替していっているのだそうです。
血液がドロドロになってしまうと、脳卒中やら心臓病やら、色々と弊害を引き起こす要因にもなりますから(>_<)

ただ、マーガリンの摂取も、その日のうちにエネルギーを発散する(運動する)場合でしたら、問題はあまりないようです。
しかし、寝る前や、運動不足の方は、くれぐれもご注意くださいませm(_ _)m

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