3 manolo 2013-02-18 19:56:35 [PC]
――事件から10年、インターネットの普及で大きく状況は変化した。子供の参加者の安全を守るために対策を講じているか。 まず、親が子供にインターネットを利用する際の責任について教えるのが先決だ。野球のリトルリーグやチアリーディングの世界に比べて、ミスコン業界がとくに影響を受けやすいわけではない。
――だが、ネットには大人も顔負けの衣装やメークで挑発的なポーズをとる子供たちの写真が多く掲載されている。 確かにそういう写真を投稿するのはたいてい親だ。ミスコン業界もすそ野は広い。どな業界であれ、社会に貢献しようという人々もいれば、カネだけが目的の連中もいる。物事の一端を取り上げて業界全体にレッテルを張ることはできない。
――主催者は参加者を守るために手を打っているのか。 テレビ放映される大きなイベント会場には、必ず警備員を配置する。ミス・USAの候補者がホテルから会場へ移動するときは警察が先導し、警備員が同行する。だが、アメリカは警察国家ではない。想定しうるあらゆる状況に、すべての人が警戒態勢を取るなど不可能だ。
――ジョンべネの死はいまだに大きく報道されるが。 この事件はある少女を襲った不幸な悲劇で、ミスコンとは関係ない。逮捕された男もミスコンとは無関係の元教師だ。こうした悲劇は世界中で毎日起こっている。ジョネベネの映像はセンセーショナルに報道された。ミスコンに出場したから殺されたと言わんばかりに。ジョンべネの死は、あの母親が打ち込んでいたこととは別の問題だ。母親のパッツィーもよく言っていた。ミスコンは自分たちにとって、リトルリーグのようなものだったと。
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