Tokon Debatabank II

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美少女コンテスト (コメント数:3)

1 manolo 2013-02-18 19:02:16 [PC]


198 x 255
出典: ニューズウィーク日本版、2/12/2013、pp.72-75

1-1. ホワイトニングで真っ白になった歯、脱毛ワックスで整えた眉に、付けまつげなんて当たり前。華やかなドレスやウィッグで着飾った女児たちがキャットウォ-クをわが物顔で歩く――。今、女児を対象とした美少女コンテストが注目を浴びている。参加者たちを追った米テレビ番組『トドラーズ&ティアラズ』で人気に火が付いた。対象年齢はどんどん下がり、今では生後1週間の乳児が参加するコンテストもある。(p.73)

1-2. 美少女コンテストの歴史は古い。イギリスで1881年に世界で初めて開催されたといわれ、その後すぐにアメリカでも市民権を得た。最近になってまた人気が高まり、全米で年間2万5000ものコンテストが開催されている。(p.73)

1-3. 一方で、幼い子供に性的価値観を追いつけているとの批判も噴き出す。確かに出場者たちは、背伸びをして大人の世界の美の条件を満たそうと格闘している。間違った自己像を植え付けかねないと危惧する声もある。だが、子供が自信を持つ助けになるはずだと主張する保護者の耳には、そんな声は届かない。彼らは自らの達成感のため、客席から声援を飛ばし続ける。(p.73)

1-4. (写真説明文)
・美少女コンテストにたびたび出場する2歳のエピーは、テーブルの上でキャットウォークを練習をする。お気に入りの色はピンクで、「外に出て自然の中で遊ぶのが好き」と言う。(p.73)
・ジョージア州で開催された美少女コンテストのステージでポーズを決めるアビゲイルは3歳(p.74)
・5歳のマディソンはコンテストでかぶる予定のウィッグに興味津々だ(p.74)
・マディソンは日焼けスプレーで小麦色に焼けた肌で勝負。準備には4時間かかる。(pp.74-75)
・高価なドレスに着替える2歳のソフィアはウィッグもメイクも完璧だが、付けまつげを忘れた(p.75)
・見事に賞を勝ち取った3歳のジョーディーはなかなか取れない付けまつげと格闘中(p.75)

2 manolo 2013-02-18 19:25:20 [PC]


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出典: ニューズウィーク日本版、8/30/2006、p.24

2-1. ジョンベネ・ラムジー殺害事件で常軌を逸していたのは凶悪な手口だけではない。犠牲になった少女もまた、かなり特殊な人生を歩んでいた。ジョンべネは6歳にしてすでに美少女コンテスト界の「スター」だった。セクシーなドレス姿でステージを練り歩き、カウガールの衣装でヒップを揺らすその姿は事件後、ニュースに取り上げられ、少女を対象にしたミスコンに注目が集まった。

2-2. 事件はミスコン業界にどんな影響を与えたのか。専門誌「ページェントリー・マガジン」のカール・ダンソCEO(最高経営責任者)に本誌・ジュリー・スケルフォが聞いた。

――ジョンべ事件で業界に衝撃が走ったのでは?
当初は電話や電子メールが殺到した。事件とミスコンは無関係だったが、世間のイメージは違った。だが、あの映像で業界の認知度が上がり、新しいイベントも誕生した。

――実際には、プラスに働いたということか。
そうだ。全米規模で取り上げられ、ビジネス関係者は参加志望者はこの世界にチャンスがあるとの認識を深めた。

――参加者が虐待を受けていたケースはほかにもあるが。
私の知るかぎりない。ジョンべネはミスコンに出場したことのある母親が娘を派手な「グラム・ページェント」に参加させた不幸なケースだった。

――一般のコンテストどう違うのか。
グラム・ページェントでは特注の衣装を用意する。カウガールのコスプレとか、一般の大会ではステージ用のメークは許されないし、大半はの参加者は店で買った既製服を切る。グラム・ページェントは非主流派だ。

3 manolo 2013-02-18 19:56:35 [PC]

――事件から10年、インターネットの普及で大きく状況は変化した。子供の参加者の安全を守るために対策を講じているか。
 まず、親が子供にインターネットを利用する際の責任について教えるのが先決だ。野球のリトルリーグやチアリーディングの世界に比べて、ミスコン業界がとくに影響を受けやすいわけではない。

――だが、ネットには大人も顔負けの衣装やメークで挑発的なポーズをとる子供たちの写真が多く掲載されている。
 確かにそういう写真を投稿するのはたいてい親だ。ミスコン業界もすそ野は広い。どな業界であれ、社会に貢献しようという人々もいれば、カネだけが目的の連中もいる。物事の一端を取り上げて業界全体にレッテルを張ることはできない。

――主催者は参加者を守るために手を打っているのか。
 テレビ放映される大きなイベント会場には、必ず警備員を配置する。ミス・USAの候補者がホテルから会場へ移動するときは警察が先導し、警備員が同行する。だが、アメリカは警察国家ではない。想定しうるあらゆる状況に、すべての人が警戒態勢を取るなど不可能だ。

――ジョンべネの死はいまだに大きく報道されるが。
 この事件はある少女を襲った不幸な悲劇で、ミスコンとは関係ない。逮捕された男もミスコンとは無関係の元教師だ。こうした悲劇は世界中で毎日起こっている。ジョネベネの映像はセンセーショナルに報道された。ミスコンに出場したから殺されたと言わんばかりに。ジョンべネの死は、あの母親が打ち込んでいたこととは別の問題だ。母親のパッツィーもよく言っていた。ミスコンは自分たちにとって、リトルリーグのようなものだったと。
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