Tokon Debatabank II

エボラ出血熱 (コメント数:2)

1 manolo 2014-07-09 07:28:37 [PC]


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出典:『日本版ニューズウィーク』、7/15/2014、「都市部で大流行の兆し エボラ出血熱の恐怖」、p.19

1-1.
 西アフリカでエボラ出血熱が史上最悪の流行を見せている。先週、ガーナでアフリカ11か国の保健相やWHO(世界保健機構)などの専門家が集まり、対策会議を開いた。7月初めの段階で感染者は763人、死者は少なくとも467人。WHOによると、いずれの数字も1週間で20%増加。恐怖に駆られた感染者が病院を抜け出して伝統療法などにすがり、流行の危険をますます高めている。医療インフラの貧弱さと病気に対する知識不足を考えれば、感染の拡大は続きそうだ。そもそもエボラ出血熱とはどんな病気で、その脅威はどれほどなのか。

2 manolo 2014-07-09 07:33:25 [PC]

1-2. 【エボラ出血熱とは何か】
 コウモリなどの動物に由来する急性熱性疾患ウイルス。直接接触すれば人と人の間でも感染する。ワクチンや治療法はなく、WHOによると致死率は90%に達する。手を洗う、感染者や遺体に触れないなどの基本的な予防策に効果があるが、西アフリカでは遺体に密接に触れて弔う習慣がある。

1-3. 【どんな症状なのか】
 3週間ほどの潜伏期間を過ぎると一気に病気が進行する。筋肉痛や頭痛に続き、嘔吐、下痢、肝臓や腎臓の不全、全身からの出血がおこる。


1-4. 【なぜ今回の流行は深刻なのか】
 エボラ出血熱の流行はこれまで、農村部で局地的に起きてきた。しかし今回は地理的にかなり広範囲に及び、都市部にも達している。2月に最初の感染者が確認されたギニア南部は田舎だが、4月には人口200万人の首都コナクリに広がった。さらに、警備も標識もない南側の国境を越えて、シオラレオネとリベリアでも地方から人口密度の高い都市部へと広がり、感染が急増する恐れが高まっている。

1-5. 【ウイルスは大西洋を渡ってくるだろうか】
 過去の流行は、感染者が遠くに移動してウイルスをばらまく前に死亡して、次第に終息するというパターンだった。しかし今回は、恐怖は目の前に迫っている。森の奥の孤立した村だけでなく、国際空港がある大都市まで感染が拡大しているのだ。感染を食い止めるためには関係国が協力して、感染者が確認された地域を隔離する必要がある。特に国境付近の対策が急がれる。既に感染した人の大半には残念ながら間に合わないが、とにかく対策を急ぐしかない。
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