Tokon Debatabank II

同性婚 (コメント数:10)

1 manolo 2013-01-23 14:40:49 [PC]

出典: ニューズウィーク日本版、1/29/2013、p.17
1-1. 【フランスの同性婚合法化法案】
オランドは昨年11月、大統領選の公約だった同性婚と同性婚カップルの養子縁組の合法化法案を閣議決定。3月までに議会で採決される見通しだが、カトリック教会や保守派組織が猛反対している。(p.17)

1-2. 最近の世論調査によれば、国民の同性婚支持率は60%。ただし、昨年5月の大統領選の時に56%だった同性婚の養子縁組支持派は、選挙の熱気が冷めるにつれ46%に減少。社会党議員は先週、同性婚カップルが人工授精などの生殖医療を行うことを法案に盛り込む約束をいったん撤回した。(p.17)

1-3. 政府はあくまで法案通過を目指すが、反対派は黙っていない。同性婚が認められれば生殖医療や代理母出産にもつながりかねないと警戒。「子宮は買い物籠ではない」と牽制してる。「結婚の平等」を実現する法案は通過するかもしれないが、国民の同性婚への根強い抵抗感をなくすのは簡単ではない。(p.17)

2 manolo 2013-02-18 23:55:04 [PC]

出典: ニューズウィーク日本版、1/25/2006、pp.16-22

2-1. ゲイ・ライフの雑誌「バディ」の編集者、斉藤靖紀は言う。同誌は05年9月号にレイザーラモンHGのインタビューを載せている。「彼はストレート(異性愛者)だけどゲイに対してフレンドリーだし、ゲイといえばウルトラ女性的な人という先入観を覆してくれた」と、斉藤は語る。果たして、レイザーラモンHGはゲイに対する偏見を打ち破ったのか、それとも偏見を助長しているのか。答えは見方によって異なるだろう。しかし、日本でも芸能人や教師など、影響力のある人たちが同性愛者であると名乗り出る例が増えている。もはや、同性愛は新宿2丁目あたりだけにある暗くて秘められた世界だという昔ながらの先入観は通用しない。(p.18)

2-2. ゲイであることは単に「性的なパートナー探しだけでなく、ライフスタイルを共有する関係性の輪」の一つだと宣言したのは、伏見憲明の『同性愛入門』。同書には大学やサラリーマン、農民から歯科医まで、様々な同性愛の者のライフスタイルが紹介されている。(p.18)

2-3. いったい同性愛者の数はどのくらいなのか。正確に把握するのはむずかしい。そもそも、同性愛か異性愛かという単純な二分法では割り切れない。「現実は巨大なグレーゾーンがある」と、情報サイト「オールアバウト」で「同性愛」の項目を担当する歌川泰司は言う。「昔は同性パートナーがいたけど、今は(異性)と結婚している人もいれば、ずっとバイセクシュアル(両性愛)の人もいる。(p.18)

2-4. アメリカでの調査によれば、「同性愛」という自覚がなくても「異性ではない人との性体験」をしたことがある人がかなりいる(93年のある調査では、男性で9%、女性では5%だった)。電話や対面での調査では同性愛と認めたがらない人が多い点を考慮すれば、アメリカ人の4~6%は「異性愛以外」と推定できる。日本の同性愛史に詳しいマーク・マックルランドによれば、「日本にはアメリカよりもゲイが少ないと考える根拠はない」。アメリカの大都市にあるゲイエリアに比べれば、新宿2丁目は小さいかも知れない。だが、マックルランドによれば、アメリカ文化の影響が強くなる前の50年代、東京にはニューヨークよりも多くのゲイバーや女装バーがあったという。(pp.17-18)

3 manolo 2013-02-19 18:07:27 [PC]

2-5. 今はネット上でゲイやレズビアンのコミュニティーが盛んになったから、現実に集まる場所や雑誌はあまり必要がなくなった。「新宿2丁目に行かなくても、友達やセックスの相手はいくらでも見つかる」と、翻訳者の松永伸雄(仮名)は言う。公然と名乗り出る(カミングアウト)をしない限り、日本は同性愛者が住みやすい場所なのかもしれない。アメリカではそうはいかない、と松永は言う。(p.19)

2-6. アメリカに10年住んでいた松永が、保守的な南部に暮らしていたときのこと。「みんなすぐに気づいた」と松永は当時を振り返る。おかげで日本のように、カミングアウトすべきがくよくよ考える必要がなかった。その代わり保守的なキリスト教徒たちから、おまえのしていることは大きな過ちだとば何度も説教された。日本にも同性愛に対する根強い偏見はあるが、「(異性愛のほうが)道徳的に偉いんだ、と思われるよりはましだ」と松永氏は言う。(p.19)

2-7. ただし60年代から70年代にかけて、欧米各国で同性愛者の権利拡大を求める運動が盛り上がったのは、同性愛が徹底的に抑圧されてきたからだ。イギリスとカナダでは60年代まで、オーストラリア・タスマニア州では90年代まで、そして米テキサス州では03年まで、同性愛行為は違法とされていた。(p.19)

2-8. アメリカでもイギリスでも、警察や公安当局はゲイ社会を頻繁に監視していた。そうした過剰な監視が引き金となって、ニューヨークでは69年にゲイとレズビアンによる激しい暴動が発生。これが同性愛の権利拡大を求める運動の転換期となった。一方、女装や男装を伝統芸能にとりこんできた日本では、だれも同性愛を法律で禁止しようとしなかった。だから暴動は起きなかったが、その代わり同性愛者が自らの権利拡大に成功した例も少ない。(p.19)

4 manolo 2013-02-19 18:40:52 [PC]

2-9. 最近では、自著でカミングアウトした大阪府議の尾辻が05年、大阪府住宅供給公社の「ハウスシェアリング制度」で、血縁や婚姻関係にないカップルの入居を認めさせることに成功している。またNPO(非営利組織)「働くゲイとレズビアンの会(アカー)」は91年に、広辞苑の「同性愛」に関する記載を「異常性欲の一種」から「同性の者を性的愛情の対象とすること」に改めさせた。(pp.19-20)

2-10. だが日本の場合、こうした組織や運動に参加する同性愛者は少ない。「アカーや東京レズビアン&ゲイパレードのようなのは嫌い」だと、東京の宝石店で働く野田和博(27、仮名)は言う。「そういう組織は暗い感じがする」 大阪在住の会社員、小野祥二(仮名)は「今の日本でカミングアウトするのはきつい」が、いずれ状況が変わると信じている。しかし「穏やかな変化を急がせてもうまくいかない。社会の中に摩擦を生み出すだけだ。」(p.20)

2-11. 実際、欧米では同性愛者の権利運動が盛んになって以来、同性愛者への憎悪による犯罪が目立つようになった(日本でも00年、東京・江東区新木場で、同性愛者の男性が暴行され殺される事件が起きた)。だが、そうした試練によって、多くの社会が差別や憎悪の存在を認め、市民の権利を守るようになってきた。(p.20)

2-12. オーストラリアは今、軍隊も含めたすべての機関で、性的志向を理由とする採用拒否を法律で禁じている。カナダやオランダ、ベルギー、スペイン、そして米マサチューセッツ州では、同性愛者の結婚が認められている。保守的な南アフリカ共和国でさえ、同性間の結婚を禁じるのは違憲だと議会が決議している。イギリスは昨年、同性カップルの「シビル・ユニオン」を法制化し、登録すれば彼らにも伝統的な夫婦と対等の権利・義務(相続権や扶養義務など)を認めることにした。また、オーストラリア政府は同性カップルに特別なビザを発給し、出入国に関して夫婦と同等の扱いをしている。(p.20)

5 manolo 2013-02-19 19:23:53 [PC]

2-13. こうした点で、日本は今のところ遅れていると言わざるを得ない。儒教的家族観が残る日本では、同性婚や同性カップルを公式に認知しにくいのかも知れない。同性愛者も、家族を失望させるよりは同性の結婚を選びがちだ。「いつか女性と結婚するかもしれない。僕がゲイだということを相手が理解してくれればね」と外資系製薬会社に勤める平田雅則(仮名)は言う。(p.20)

2-14. 異性との結婚に積極的な同性愛者もいる。たとえば飲食店を経営する30代の工藤健太(仮名)だ。工藤に言わせれば、子孫を残すのは人間の義務であり、「少子化・高齢化社会で子供をつくらないのは義務の放棄」だ。だから、「恋愛の形として男同士、女同士があるのは当然だが、子供を作れない同性同士が結婚の権利を主張するのは難むずかしい」と工藤は言う。昨年9月、工藤は10年来の女友達と結婚した。妻に性的な感情はいだかないが、つくりたくなれば」子供はつくるつもりだ。(p.20)

2-15. 一般には、女性のほうが権婚へのプレッシャーをかけられやすい。多くの企業はいまだに、独身の女性社員をいずれ結婚して出産するまでの「腰かけ」とみなしている。「子供を産むことへのプレッシャーを感じ、同性との恋愛も入れられない社会の中で、仕方なく結婚していくレズビアンも多い。」と、子供を持つレズビアン女性の会「レ・マザー関西」を主宰する泪谷(なみだたに)のぞみは語る。(p.21)

2-16. いわゆる「夫婦の危機」は、同性カップルにも訪れる。だが破局を迎えても、離婚した場合のような保護は期待できない。野田和博は7年間生活を共にしてきたパートナーと別れた。相手に頼ってきたため、独りで暮らしていくだけの収入はなく、慰謝料などの請求もできなかった。「20代の前半を彼との関係にささげたのに、終わったら何もない」と、野田は言う。(p.21)

6 manolo 2013-02-19 19:38:07 [PC]

2-17. 保護を与えないことで、社会は結果的に同性愛者を差別している。同性カップルが何年生活を共にし、すべてを共有してこようと、どちらかが死ねば財産は血縁者か配偶者のものになる。同性のパートナーには何も残らない。パートナーが重い病気で入院しても、面会を拒否される場合が多い。「パートナーの母親が6年前に亡くなったとき、私も葬儀を手伝った。でも誰が見ても、その時の私は彼女の恋人ではなく、手伝いのおばちゃんにすぎなかった」と、レズビアンとバイセクシュアルの女性のためのコミュニティー「LOUD」の代表、大江千束(ちづか)は言う。(p.21)

2-18. 異性愛者はよく、同性愛者に対して、差別されたくなければまずカミングアウトすべきだという。「でも、カミングアウトがマイナスに働きかねない社会的環境が、言いだせない雰囲気を作っている。結局ずっと隠し続けて、結婚もして……という人もいる」と、都内の大学院に通う高野大介(仮名)は言う。(p.21)

2-19. 同性愛がタブー視されている背景には、同性愛に対する無知がある。ゲイといえば、アナルセックスを連想しがちだが、松永が出会ったゲイのうち、毎回アナルセックスをするカップルはごくわずかで、多くは一度もしたことがない。しかも同性愛に対する拒否反応が強い社会では、その風潮に同性愛者自身も染まってしまい、自分はおかしいのだと考えるようになりかねない。「いつも別に自分のことを恥ずかしいと思わないけど、ゲイの子がオネエ言葉で話しているのを聞いて、やめて、と思う」と金孝弘(仮名)は言う。「女性っぽいしぐさをしている自分を鏡で見ても、やっぱり気持ちが悪い。」 無理もない。思春期を迎えるころに子供たちが受ける性教育は、どうして「異性」を好きになるかということしか教えていない。(p.21)

2-20. 性転換によって、女性になった吉村ちづき(仮名)は、大学での講演やメディアを通じて、たえず世間の好奇の目と戦っている。「昔の私のような男の子がどこかで聞いてくれたらと思う」と吉村は言う。「(性転換した後)『女が好きなら、なぜ男のままでいなかったのか』と言われた。心が女性で、性的欲求の対象も女性であるということが、理解してもらえなかった。性的同一性と欲望は全く別物なのに」(pp.21-22)

7 manolo 2013-02-19 19:50:42 [PC]


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2-21. バーやクラブ以外では同性愛者が出会ったり、異性愛者に交じってオープンに楽しむチャンスは、少しずつ増えている。「ピアフレンズ」は10代や20代の同性愛者が対象で各月開催。60人ほどの参加者の約3分の1が、ここで初めて自分以外の同性愛者に会ったという。ゲームやクイズなどを通じた友達づくりで、「中高生でも安心して参加できる。「『自分は独りじゃない』と知り、笑顔で帰っていく」と主催者の石川大我は言う。(p.22)

2-22. 「バブル」には、20代を中心に同性愛者と異性愛者が集まる。新井賢は5年間に主催者で旧友の網谷勇気(27)に誘われて参加した。「男同士のセックスは、経験がないからわからない。でも気持ちの問題なら、同性愛者も僕も同じだと思う」と、新井は言う。根強い差別をなくすには、同性愛者の存在を隠さないのが一番だろう。「日本人にもどれだけの同性愛者がいるかを知れば、ずっと差別が少なくなるはずだ」と松永は追う。そう、少なくとも差別を減らす第一歩にはなる。(p.22)

2-23. 【網谷勇気 会社員・27歳】
 自分がゲイだと気づいたのは中学時代。高校3年で友人数人にカミングアウトしたが、彼らが暖かい言葉をかけ続けてくれたことに救われた。ゲイであることは生きるためのバネのようなもの。何ができるかできないかを考え、それを前向きなパワーに変える源になっている。
東京の人材派遣会社で働きつつ、インディーズバンド「adew」のマネジメントを手がけ、ゲイ、レズビアンとストレートの交流イベント「バブル」も主催。6年前にバブルを立ち上げたのは「ゲイの友人もストレートの友人も好きで、一緒にいて楽しい。彼らをつないだらもっと楽しい事が起きると思った」から。今後もadewやバブルとともに多角的に活動していくつもりだ。(p.16)

8 manolo 2013-02-19 20:21:20 [PC]


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2-24. 【尾辻かな子 大阪府議会議員・31歳】
 03年4月に初当選した尾辻は、昨年8月に著書『カミングアウト~自分らしさを見つける旅』でレズビアンであることを公表。同性愛者が「見える存在」になれば、問題も見えてくるし、社会の意識も変わると思ったからだ。「テレビの中のタレントだけでなく、あなたの隣で、地域で普通に暮らしている存在だと気づいてほしい」
 自分が同性愛者であるという事実を受け入れるまで、5年ほどかかった。「誰でも時間はかかると思う。」同性愛者は『いない』『おかしい」という社会の価値観を内面化しているから、自分は自分のままでいいという自己肯定がむずかしい」
 性的少数者も含めて、現状では無視されている人々の声を政治の場に届けていきたいと思っている。(p.18)

2-25. 【平良愛香 牧師・38歳】
 牧師になる決意を両親に伝えたとき平良愛香はじぶんがゲイであることも明らかにした。父親(やはり牧師)は、そのことを受け入れられなかった。「(おまえは)自分に合った女性にまだ会っていない。素敵な女性に出会えるように祈っている」と、父は言った。
 平良は日本で最初にカミングアウトした牧師。今は東京で性的少数者のための礼拝を月に1度開いている。参加者は異性愛者か同性愛者を尋ねられることも、自分から話すこともない。「性がもっと豊かで多様なものであることを伝えたい」と、平良は言う。
 今では彼の父も、説教で愛について語るときは「男と女」と言わず、「人と人」と言っているらしい。(p.19)

2-26. 【大江千束(ちづか) 会社員・45歳】
 職場で異性愛者を装っていた20代のころ、自分の「彼女」のことをまるで「彼」のように話していた。「つじつまが会わなくなって困ったあげく、同僚から距離をおくようになってしまった。そのとき『こんな嘘はもうやめよう』と思った」。現在の職場では、親しい人に公表している。
 レズビアンとバイセクシュアル女性のためのコミュニティ-LOUD(東京)」の代表である大江は、大学の非常勤講師も務める。「レズビアンを初めてみる」という学生ばかりだが、大江自身、ほかのレズビアンと初対面したのは27歳。「自分だけじゃないと知ったのは一種の衝撃だった。多感で柔軟な中学生ぐらいから、同性を好きになる人もいると考えられれば、当事者も周囲も固定観念を持たなくなると思う」(p.20)

9 manolo 2013-05-03 17:39:03 [PC]

出典: TIME、4/8/2013

"A 40-year courtship" by Andrea Ford、pp.36-37)

1970
-Minnesota law student Jack Baker sues after being denied the right to marry Michael McConnell. He loses.

1971
-"All in the Family" becomes the first sitcom to depict a gay character.

1973
-Maryland is first state to officially ban same-sex marriage. Thirty states would later pass constitutional amendments.
-Homosexuality is no longer listed as a mental disorder by the American Psychiastric Association.

1978
- First test-tube baby born, a sign of changes in medical technology that allow same-sex couples to become biological parents.

1979
-First national gay-rights march in Washington.

1980
-John Boswell pubilishes "Christianity, Social Tolerance, and Homosexuality", claiming the early Catholic Church may have sanctioned same-sex unions.
-Reaserachers first report, mostly in gay men, symptoms of what's now called AIDS.

1983
- Harvard law student Evan Wolfson authors a manifesto advancing the right to same-sex marriage.

1986
-Bowers v. Hardwick upholds state laws against sodomy.

1987
-Gay-rights activist Larry Kramer co-founds ACT UP to protest government response to the AIDS crisis.

1988
-"The New Republic" publishes "Here Comes the Groom: A (Conservative) Case for Gay Marriage.

1993
-Playwirte Tony Kushner's "Angels in America" wins the Pulitzer Prize.
-Hawaii's supreme court rules that the state law barring same-sex marriage may violate its constitution.
-U.S. military institutes "Don't ask, don't tell" policy.

1994
-Tom Hanks wins Oscar for his portayal of a gay man with AIDS in "Philadelphia".
-Ikea places first TV ad portaying two gay men as a couple.

1996
-PUBLIC OPINION: 27% (Gay marriage approval rate)
National polling on approval of legalizing gay marraige begins.
-Romer v. Evans establishes that banning protective laws for gays is unconstitutional on grounds of equal protection.
-Bill Clinton signs Defense of Marriage Act, defining for the federal government marriage as a union between one man and one women.

1997
-Ellen DeGeneres comes out.

1999
-Gay marriage approval rate: 35%

10 manolo 2013-05-03 18:32:21 [PC]

("A 40-year courtship"続き)

2000
-Vermont is the first state to legalize civil unions for same-sex couples.

2001
-The Netherlands is the first nation to legalize same-sex marriage.

2003
-Wolfson founds Freedom to Marry, which promotes marriage equality nationwide.
-Lawrence v. Texas invalidates laws against sodomy.

2004
-San Francisco Mayor Gavin Newsom briefly grants marriage licenses to same-sex couples.
-Massachusetts legalizes same-sex marriage by court decision.

2005
-Gay marriage approval rate: 37%
-Brokeback Mountain premieres.

2006
-Gay marriage approval rate: 42%

2007
-J.K.Rowling reveals that "Harry Potter" character Dumbleore is gay.

2008
-Gay marriage approval rate: 40%
-Connecticut legalizes by court decision.

2009
-Iowa legalizes by court decision.
-Vermont legalizes by legislation.

2010
-Gay marriage approval rate: 44%
-New Hampshire legalizes by legislation.
-D.C. legalizes by legislation.
-Modern Family debuts, becoming a top-rated show that Mitt and Ann Romney like to watch together.

2011
-Gay marriage approval rate: 50%
-New York legalizes by legislation.
-"Don't ask, don't tell" ends.
-Barack Obama is the first sitting President to openly support gay marriage.
-Marvel Comics' gay X-Men character Northstar marries his boyfriend.

(2012)
-Gay marriage approval rate: 53%(Average), 73%(18-29 year-olds), 39%(65 and older)
-Washington and Maine legalize by ballot.

2013
-The Supreme Court hears arguments on Proposition 8 and the Defense of Marriage Act.
-First mention of gay rights in an Inaugural Address.
-Maryland legalizes by ballot.
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