材大なれば用を為し難し

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佐々木君の報告の中に (コメント数:1)

1 Ryou 2014-06-06 21:05:24 [URL]

 佐々木君の報告の中に、黒川友恭著「荘内方言考」を引いて、山形県荘内地方では、他の地方ではオシラ神というものを、オコナイ様というとの事が見えていた。文藝春秋所載柳田君の「オシラ神の話」にも、真澄翁の「月の出羽路」に、このオシラ神をオコナヒガミ(行神)というところありとの記事があることを引いておかれた。
 オコナヒあるいはオクナイともいう。その義如何。
 これはオシラということの意味の不明であると同様に、まったく不明である。しかし庄内地方では、すでに佐々木君も引いておられたように、ふつうにこれを藩祖酒井宮内大輔忠勝に関係して説明している。忠勝入国の際検地が案外寛大であったので、農民その徳を頌し、土地を測るに用いた間竿を切って神に祭ったのだというのである。
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