百千万の金銀を (コメント数:1) |
1 Ryou 2013-12-05 22:13:03 [URL]
百千万の金銀を持たるる方の施しを受くべき者は我らなり。何もなき身の頼みに応じ千万金を惜気なく与うる主は君らなり。茅屋親爺の三十人に大判三十与えよや。茅屋婆の三十人に大判三十与えよや。君は世間を救う主。すべての情を汲み分けて我らの苦患を救う主。今日君よりの賜物を、今宵我が家に持ち行きて、飢えたる婆を悦ばせん。欠けたる椀に芳しき酒なみなみと注ぎ湛え、前後知らずに酔い臥して、飲まれぬまでに賜えかし、ラハーキャロー このラハーキャローという言葉は、善神の勝利を得たという意味です。右の歌のようなものをこつこつと何遍か述べ立てて居ると、家内から金盆の中へ麦焦しを入れ、その真ん中によい家なれば銀貨三枚位、悪い家なれば一枚あるいは半分の銀貨を入れて、その糧の所にカタ(薄絹)の小さいのを一つ添えてあるです。もしその家に似合わず少しくれると、こういう事は前から習慣がない、あなたの家では確かに銀貨二枚ずつ月に一遍ずつくれたではないかという談判を始める。いろいろな事を言われるのが嫌ですから、もうどこでも始めから当り前にやるだけの物はやるです |
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