材大なれば用を為し難し

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太子は、仏教の興隆を図られると共に (コメント数:1)

1 Ryou 2014-01-07 20:39:06 [URL]

 太子は、仏教の興隆を図られると共に、仏寺の建立に附随する建築、絵画、彫刻、鋳金などの美術工芸などを奨励された。されば、大工左官などの間に、太子が今もなほ守護神として崇敬されてゐるのを見ても、太子の御遺徳の一端が、うかゞはれるわけである。
 又、太子は、推古天皇の十一年に十二階より成る冠位を定め給うた。それまで、勢力のある氏族に属してゐないと、高い位置に上れなかつたが、冠位の制定に依つて、人々は、才能に依つて、立身する道が開かれた。十二年には、支那の暦を用ゐ、同年に十七条の憲法を制定された。
 これは、文章となつたわが国最初の法典であり、仏教と儒教に基づいた道徳律でもあり、官民心得でもあるが、その大意は、次の通りである。
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