かつてのいい伝えから (コメント数:1) |
1 Ryou 2014-06-26 19:40:27 [URL]
かつてのいい伝えから一歩も出ないで、今もなお指導者の力次第で生命ある物体が生まれ出ると妄信することの危険を感ずるのままに、一言否多言を費やした次第である。 本来、いやしくも茶趣味をもって立つほどの人であってみれば、いわゆる茶道の上からして一挙一動はすこぶる責任重大で、よくいうところの笑いごとですまされるわけのものではないのである。 それが平気で茶道精神より脱線し、逸脱し、怪しき見解、妄りにして低調なる行動を常として、なすところの所作は一から十までが嘘のかたまりであり、虚礼ならざるものはないとまでいってみても、あえて過言ではない今日のお茶、まことに笑うに堪えたる虚礼そのもののお茶、これが今日存在するいわゆるお茶である。今日のお茶人という者に内省はないというのは野暮である。ピンからキリまで楽天家揃いであって、まことにめでたいともいう次第の集まりである。 |
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