大阪府枚方市議会 田口敬規 枚方市版「自治基本条例」反対。 (コメント数:5) | ||
1 平成23年枚方市議会第4回定例会(12月議会) 一般質問 2013-04-20 23:51:00 [編集/削除]
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2 枚方版「自治基本条例」。 1 2013-04-20 23:53:26 [編集/削除]
枚方版「自治基本条例」。 http://blogs.yahoo.co.jp/hirakata_taguchi/29595242.html いかが御過ごしでしょうか。田口よしのりです。 きょうは(厳密に言うと日が変わっているので昨日、、)啓光学園で行われていた某幼稚園の運動会に顔を出させて頂き、夜には百済寺で行われていた「観月の夕べ」に参加させて頂きました。ひさしぶりに御餅をつかせて頂きました。ありがとうございました。 さて、先日から書いていた、、。(もったいぶっているわけではなく単に時間が無かっただけですが)第3回定例会(竹内市長の所信表明を受けての各会派代表質問)において以前より懸念していた「市民まちづくり基本条例」の中身が徐々に明るみになってきた、、という御報告をさせて頂きます。 この「市民まちづくり基本条例」で、、。なんと、市長の考える「市民」の定義は「国籍を問わない」ものらしいです。(10月7日(金)の本会議で明言されました。) その他、もろもろ各会派の代表質問に対する市長答弁を聞いていると、、。これは名前こそ違うが、いま全国で民主党(というか、その中心的な支持団体)が全力で推進していると言われる「自治基本条例」そのものであると気が付く。(他会派の某議員も同じ感想でした)。 「まちの憲法をつくりましょう」 「市民参加のしやすいしくみを」などと綺麗な言葉を並べ立て、一見すると何の問題もなさそうだが、、。実は、、大問題なんです。 なにが大問題なのか。それは、、。この条例が単なるアンケートのようなものではなく、いわゆる「投票結果の拘束力」も強く、事実上「地方自治の意思決定を行うもの」であり憲法で保障されている国民主権を脅かすものであるからだ。 また、一般的な就労ビザで居住しているに過ぎないような外国人にも投票を認めている点(これは全国のケース)でも危険だ。 もし枚方市でも全国のケースと同条件での施行となると「外国人地方参政権」(それ以上かも)と事実上同じものになる。 私は別に「外国人が嫌い」で、こんなことを言っているのではない。地方自治の意思決定に関わりたければ「帰化(日本人になること)」すればいい。日本人として生活し日本人として権利を行使(選挙に関わる等)すればいいだけの話だ。 「日本で生活しているから選挙権など自治の意思決定に関わらせろ。俺達、税金払ってるんだ。」という論理は通用しない。税金は道路や医療、警察等、公共サービスの対価であり「参政権」とは全く関係ない。 もし仮に税金によって参政権が与えられるなら、税金を払っていない(あるいは払えない)人からは参政権が剥奪されるのかといえば、そうではない。 また、「外国には認めている国もあるじゃないか。」という方もおられますが、それらの国のほとんどは、特定の国に対して相互的に認めているのであって、「あなたに差し上げます。おなじ条件で私にもください。」が当然の世界ルールだ。この条例のように一方的に差し上げましょうという国など、ありません。(具体例で言えば、お隣の韓国では既に在韓日本人に対する参政権付与の法案は否決されていますので、韓国に関しては参政権相互付与にはあたりません。) ではなぜ、我々日本人にとってのメリットが無いのに推し進めようとするのか。それは「全国的に選挙において強固な支持基盤を新たに作るため」。これしか考えられない。この他の理由でも「選挙」がらみであることは間違いないだろう。 だいたい外国人に選挙権が無いのは差別でもなんでも無い。何でもかんでも「差別だ」と騒げば、要求が通ると思ったら大間違いだ。それなら、これは「逆差別」だ。 なぜ、突然思い出したように、我々、日本人(いわんや我々、 枚方市 民)は、ここまで一方的に諸外国にへり下らなければならなくなったのか。(戦争で負けたからか、、でももう随分前ですが、、いまさら、、)。まったく理解に苦しむ。 | ||
3 枚方版「自治基本条例」。 2 2013-04-20 23:54:54 [編集/削除]
また、自治基本条例の制定を彼らが叫ぶ理由として「町ならではのまちづくりのルールを」ということがある。しかし奇妙なことだが、この条例の内容は全国どの自治体でもほとんど同じなのだ。違うのはせいぜい前文くらいで、後発の自治基本条例は既に制定している自治体の自治基本条例の都市名の部分だけを変えたものに過ぎない。「コピペ条例」とも言われる所以がここにある。 条例の内容が、ほとんど同じであるのには、理由があるようなのだ。 「自治基本条例」と名乗っているため、策定にあたっては市民から公募された検討委員会が必ず(一応)設置されるのですが、そのメンバーが特定の政治勢力(策定を主導する専門家と称する人々がどこでも同じ顔ぶれの方々で意図的に占められる)に偏るからというのが理由のようだ。また、その策定過程において議員は関われないのも特徴だ。 また、自治基本条例は、住民自治に基づく自治体運営の基本原則を定めた条例で、「自治体の憲法」とも言われる。ようするに最高規範性条例という位置付けである。いままでの条例が全て、この条例の上に乗っかる形になるのだ。(当然ですが)この条例に、そぐわない条例は無効になる。(まさに憲法の上に、色々な法律があるのと同じだ。) また、一度議会で可決されると今後、覆すことができないのも、この条例のポイントだ。 だいたい民意を問うのは「選挙」であり、選挙の投票率が低いのに、「自治基本条例下での住民投票」にすれば、「民意を正しく汲める」とは到底思えない。 こんな条例を、十分な説明も無く拙速に「平成24年度12月議会にあげたい」と時期まで10月7日(金)の本会議で明言した竹内市長。あらためて、本気かどうか聞きたい。 「こんな条例」と書いてしまったが、「(全国で、推し進めようとしている)上記のような内容では全く無い」と言うのなら、それでいい。しかし、そうは到底思えない。 これから、より詳しい全貌があきらかになるだろう。が、、そうなってからでは(全国の例を見ても)遅すぎるのだ。しかもこれは「市民病院立替え」とか「保育園跡地の有効活用」などという枝葉ではなく「市政」、いわんや民主主義を根底から覆す、まさに「根っこ」の大問題だ。だからこそ今、言わなければならない。 また、提出されてくれば(特に)民主党系の議員の方々は(全国の流れから見れば)賛成するかもしれない。(あくまでも「かもしれない」です。) しかし、よくよく考えてほしい。 ちなみに水曜日の本会議代表質問で民主クラブ(ちなみに8名の最大会派。うちは3名の最小会派、、でも頑張ります。)の代表は質問の冒頭、「市長とは(選挙で民主党は全面支援してきたが)今後も是々非々で協力していきたい」という旨の発言をされました。いまとなっては、その言葉を信じたい。 そして、誠に恐縮ですが一言申し上げたい。「この「市民まちづくり基本条例」は「非」だ」と。 *最後になりましたが、この文章作成にあたり御協力いただいた方々に感謝いたします。 2011/10/10(月) 午前 0:20 | ||
4 枚方版「自治基本条例」~その2~。 1 2013-04-20 23:56:29 [編集/削除]
枚方版「自治基本条例」~その2~。 http://blogs.yahoo.co.jp/hirakata_taguchi/29606596.html いかが御過ごしでしょうか。田口よしのりです。 きょうは第3回定例会代表質問の最終日でした。まず、民主市民議員団から堀井勝議員が質問に立たれました。 いきなり、、。「竹内市長は当選されたが、批判票の方が多かった」 「民主市民議員団は与党的立場であるが是は是、非は非で市政運営にあたる」という、予想していた感じとは少し違った(批判的な)感じでスタート。 「消防庁舎建設の話<注①>も「土地ありき」の議論だ」 とか 「企画財政課は企画課と財政課に、わけた方がいい」 など、厳しい追求が続きましたが、私が注目していた「市民まちづくり基本条例(枚方版「自治基本条例」と思われるもの)」は基本的に「賛成」、、。 つぎに立たれた日本共産党議員団の広瀬ひとみ議員は「自立した市民の定義は気になるものの、、」と、お話されましたが「市民まちづくり基本条例」には触れられませんでした。 、、。 たしかに、都市基盤整備や市内産業活性化、人材育成や防災体制なども大事な大事な項目だが じつは「市民まちづくり基本条例」が最重要項目であると、誰も言わないのは何故だ。(そこに妖怪がいるのに、皆さん見えているはずなのに「見えないふり」をされているみたいな感覚だ) (議員の皆さん)「本当にこれでいいのか、、。」 もしかしたら、取り返しのつかないことになるかもしれないのだぞ。(市民まちづくり基本条例については下記の<注②>を御参照下さい。) 「あ、そうだったのか、、。」と気がついた時には、もうどうにもできないのだ。くつがえせないぞ。 | ||
5 枚方版「自治基本条例」~その2~。 2 2013-04-20 23:57:10 [編集/削除]
<先程、書かせていただいた「消防庁舎の建設問題」も(役所の明らかな議会軽視で)「ここで(建設承認)御願いします」の大合唱の寄りきりを覆すことができないのに、「市民まちづくり基本条例」だったら覆せる、、と言われても信じられないでしょ。> だいたい、議会が軽く見られ過ぎていることを議員になって痛感させられることがよくある。 「市議会議員を軽く見る」 ↓ 「市議会議員って、必要無いんじゃないか」 ↓ 「じゃあ市民の皆さんに直接いちいち聞いたらいいんじゃないか」 ↓ ということで、、。 ↓ 「市民まちづくり基本条例」っていう側面もあるのではないか。 「(事実上の)外国人地方参政権」と「議会軽視」の、なれの果てがこの「市民まちづくり基本条例」だ。 、、、、、と思う(あくまでも「思う」)。 (市民まちづくり基本条例の詳細がまだ明らかではないので現段階では断定は控えて「思う」としておきます。<明らかになった時には「時すでに遅し」だけど> しかし、「市民」の定義が「国籍を問わず」と市長が本会議で明言している以上、事実上の「外国人地方参政権」であることはまちがいない。) さいごに、、。 きょうの代表質問で堀井勝議員は竹内市長に対して「人は一代、名は末代」という御話をされました。「竹内市長は本当にいい市長さんだったんだよ。」と、後世の枚方市民に語り継がれる市長であり続けるためにも この「市民まちづくり基本条例」の再考を心から祈りつつ、今日のブログといたします。 ながい文章でしたが、お読み頂き誠にありがとうございました。 <注①> 消防庁舎立替問題については、恐れ入りますが「ここで御願いします合唱団。」(2011/9/24(土)のブログ)を、ご参照下さい。(http://blogs.yahoo.co.jp/hirakata_taguchi/archive/2011/9/24) <注②> 市民まちづくり基本条例については、恐れ入りますが「枚方版「自治基本条例」。」(2011/10/10(月)のブログ)を、ご参照下さい。(http://blogs.yahoo.co.jp/hirakata_taguchi/29595242.html) 2011/10/11(火) 午後 9:45 愛知県岩倉市「自治基本条例」 ・ 枚方市議会 田口敬規議員 H23.12.14. http://youtu.be/s3EQgvtFeEM |
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