青少年・少女 健全育成会議

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<LINE>「好きです」1000通 高校教諭を懲戒処分 (コメント数:10)

1 名前の無い頑固親父 2013-11-14 18:14:24

愛知県教委は14日、同県瀬戸市の県立高校に勤める男性教諭(46)が、教え子の女子生徒に無料通信アプリ「LINE(ライン)」で1カ月間に約1000通の不適切なメッセージを送ったなどとして、停職3カ月の懲戒処分にした。教諭は15日付で依願退職する。

 県教委教職員課によると、教諭は8月19日~9月19日、同校の女子生徒とLINEでやりとりし、「いつもきれいだよ」「好きです」といった内容を書き込んだ。さらに、別の生徒や同僚教師の実名を挙げて「英語で赤点を取る迷惑な者がいる」「担任にふさわしくない」と批判するメッセージも送っていた。

 生徒の母親が気付いて同校に抗議し、発覚した。県教委によると、教諭は「やりとりをしているうちに、生徒に好意を抱いた。寂しさを紛らわせたかった」と話しているという。同校は教員と生徒との私的なメール交信を禁止している。

2 名前の無い頑固親父 2013-11-14 18:43:57

コミュニティサイトの被害児童が急増、LINEのID交換きっかけ…警察庁調べ

 コミュニティサイトをきっかけに犯罪被害に遭う子どもが急増していることが、警察庁の調べでわかった。2013年上半期(1~6月)にコミュニティサイトから犯罪被害にあった児童(18歳未満)の検挙数は前年同期比43.4%増の859件、被害児童数は17.5%増の598人となっている。

 インターネット上でさまざまな人と交流できる「コミュニティサイト」による被害児童は、2010年をピークに減少傾向にあったが、「LINE」などの無料通話アプリのIDを掲示板で交換して被害に遭う子どもが多発したことで、2013年上半期は増加に転じた。

 コミュニティサイトに起因した被害児童の検挙件数は、前年同期比より260件増加し、約1.5倍にあたる859件に上った。罪種別では、青少年保護育成条例違反がもっとも多く、前年同期比50件(15%)増の383件、児童ポルノが前年同期の約2倍にあたる247件、児童買春も前年同期比87件(73.7%)増の205件あった。

 被害に遭った児童数も前年同期比より89人増えて598人。被害にあった児童の半数が15歳以下と、低年齢層の割合が高く、11歳以下の被害児童も6人いたという。

3 名前の無い頑固親父 2013-11-14 18:47:45

LINEがきっかけの事件多発…原因はスマホ利用に?

恐喝、美人局、援助交際などの事件が次々に報道されている。

 いずれもLINEでのコミュニケーションをきっかけとしたものだが、LINEだけに問題があるのではなく、安易なスマートフォン利用にも原因がありそうだ。

恐喝、美人局、少女売春、画像送信など事件が発生

 今年に入って、LINEを悪用したり、LINEがきっかけの様々な事件が多発している。LINEはスマートフォンを中心としたメッセージ・無料電話サービスで、国内利用者はすでに4500万人を突破。スマートフォンでのコミュニケーションツールの定番となった。


 LINEをきっかけとする事件は昨年から増えており、未成年が被害者になるものが多かった。今年に入ってから起きた事件を見てみよう(カッコ内は報道された月)。

4 名前の無い頑固親父 2013-11-14 18:48:44

●少女買春容疑。塾講師を逮捕(3月)
 神奈川・田浦署は、LINEで知り合った中学3年の女子生徒に2万円を渡し、みだらな行為をした疑いで、東京・世田谷区の学習塾講師を逮捕。

●女子高生に淫行。会社員男性を逮捕(3月)
 佐賀署は、県青少年健全育成条例違反で、長崎県の会社員を逮捕。LINEで知り合った15歳の女子高生に対して、佐賀市内のホテルでみだらな行為をした疑い。

●高1女子に裸画像送らせた自衛官…LINE端緒(4月)
 仙台中央署は、自衛官を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕。LINEで知り合った高校1年の女子生徒に、裸を撮影させて画像を送信させた疑い。


 これらの事件は、いずれも未成年者が被害者になったものだ。淫行や援助交際、画像送信などで、大人が未成年者に被害を与えている。中高校生の利用者が多いLINEを狙って、大人が起こした事件といえるだろう。


 これとは逆に、未成年者が加害者になった例もある。
●LINEで「美人局」、少年少女4人が恐喝容疑(4月)
 富山中央署は14~16歳の少年、少女計4人を恐喝容疑で逮捕。女子中学生がLINEで知り合った男性を呼び出し、殴る蹴るの暴行を加えて、現金約6万円入りの財布を脅し取った疑い。


 LINEで知り合った男性を呼び出し、暴行を加える「美人局」の事件だった。14~16歳の少年・少女が加害者であることから、全国ニュースでも報道された。また未成年者ではないが、同様の恐喝容疑の事件も起きている。
●LINEで知り合った女に誘い出されて暴行を受ける(4月)
 大阪市の男性が、LINEで知り合った女に誘い出され、男3人に羽交い締めにされ殴られた。加害者である男女4人は、携帯電話を奪って逃走した。


 上の富山の事件と同じように、犯人グループの1人である女性が被害者を呼び出して、お金を巻き上げる手口だ。LINEを出会い系の連絡手段として使う人が増えているため、このような事件が起きていると思われる。

5 名前の無い頑固親父 2013-11-14 18:49:57

LINEはあくまで連絡ツール。運営会社の対策も強化

 多くの事件が「LINEで知り合った」として報道されているが、実はLINEには「出会い系」のような機能はない。LINEでは「友だち」に登録された人と、メッセージや電話のやり取りができるが、知らない人と直接メッセージをやり取りする機能や、出会いを募集する掲示板はないのだ。


 では、どうやって「LINEで知り合う」のだろうか。それは、LINE本体とはまったく関係のない非公認の掲示板・サイト・アプリなどを使っているからだ。「ヒマなので話しませんか?」「会いませんか?」などと書き込み、連絡先としてLINEのIDを記入している。つまり、連絡先がLINEになっているだけで、LINEそのもので知り合うわけではない。


 これらLINEのIDを書き込む掲示板や出会い系アプリは、昨年から大きな問題になっており、LINEの運営会社側も対策を進めている。LINEの運営会社が、掲示板サイトなどに対して、削除依頼や閉鎖の依頼を出している。そのため、以前よりはLINE利用の出会い系サービスは減ってはきている。


 ただし、「LINE出会い掲示板」といった名前を使わないサービスがあるほか、LINEのIDを直接書かずに、数字などを交ぜて書き込むユーザーもいる。そのため、今後も「LINEで知り合った」とされる事件が起きる可能性が高い。


 もう1点、事件の性質も見ておく必要がある。ここに挙げた事件は、恐喝・援助交際といったもので、今までも起きていたものであり、LINEだから起きたわけではない。連絡手段に何を使うのか、という問題だ。たとえば古くはダイヤルQ2や伝言サービスといった有線電話のサービスでも同様のことが起きていた。携帯メールの時代もあったし、最近ではSNSが舞台になった事件も多かった。


 連絡手段が時代によって変わっているだけで、事件そのものには大きな変化はないのだ。LINEが爆発的にユーザーを増やしているために、「LINEきっかけ」「LINEで知り合った」とされる事件が大きく報道されているが、LINEだけが原因ではないということは頭に入れておきたい。

6 名前の無い頑固親父 2013-11-14 18:50:17

 このような事件が多発している原因は、スマートフォンの急激な普及にあると筆者は考えている。携帯電話とは異なり、インターネットに直結しているスマートフォンは、利用者の安易な行動が犯罪につながりやすい。寂しいからと始めた知らない人とのメッセージのやり取りが犯罪につながったり、未成年者のイタズラが犯罪となることも多い。インターネットと直結しているスマートフォンは、いわば社会の悪の部分ともつながっている。それを考えずに安易に行動してしまう人が、被害に遭っているといえるだろう。スマートフォンでもっとも使われているサービスであるLINEが、事件のきっかけとなっているのだと筆者は思う。


LINEの安全対策と、保護者・先生がやるべきこと

 とはいうものの、LINEを通じてのコミュニケーションが何らかの事件につながっているわけで、利用者と保護者による対策が必要だ。


 LINE利用者の対策としては、IDでの検索をオフにすることが大切だ。LINEで知り合う方法として使われているのは、LINEのIDの検索なので、必ずオフにしよう。詳しい設定方法は、以前の記事「LINEのシステム変更&設定 2013年版まとめ」にまとめているので参考にしてほしい。また、LINEの運営会社でも、10代向けに「LINE安心安全ガイド」のページを作っている(パソコン向け、スマートフォン向け)。


 保護者や学校の先生は、LINEを実際に使ってみることから始めてはどうだろうか。今や中高校生の必須ツールとなっているLINEとはどんなものなのか、実際に自分のスマートフォンや携帯電話で使ってみたい。保護者であれば、子供とLINEの「友だち」になることからスタートすればいい。子供とのコミュニケーションになるし、LINEをきっかけとする犯罪について話し合うきっかけとなるからだ。

7 名前の無い頑固親父 2013-11-14 18:51:53

犯罪の温存に“された”LINE、制限利用は見せかけ?SNSが規制と緩和を繰り返すワケ

LINEが18歳未満の利用方法に制限をつけた。利用そのものを禁じるのではなく、IDでの検索を不可能にするという制限だ。電話番号などがわかっている相手とは問題なくつながることができるため、学校の友人や家族などと利用する分にはまったく問題がない。

 要するに、見ず知らずの人と気軽につながることができないようにした、という程度の制限だ。電話番号を交換できる間柄なら問題ないが、アドレス交換はしたくないけれどなんとなくつながっていたい、という程度の相手とのやりとりが難しくなる。

 KDDIのAndroid端末から制限が始まり、NTTドコモとソフトバンクの端末も対象になった。しかし、今のところiPhoneは対象外だ。しかも、実はIDがわからなくとも電話番号公開などせず、気軽に掲示板等でつながる相手を募集する方法も残っている。

 かなり穴だらけの規制なのだが、気軽に使っていた層にはそれなりに効果があったようだ。実際、Google Playのレビュー欄は規制対象だと思われる人々の罵詈雑言が踊っている。

8 名前の無い頑固親父 2013-11-14 18:52:30

●規制は相次ぐ事件に対する言い訳か

 今回の規制の表向きな理由は、相次ぐ青少年が巻き込まれる事件の1要因としてLINEが挙げられることが多くなったのを受けて、青少年ユーザーが安易に見知らぬ人と出会うことがないようにするという。

 しかし、その割には穴が多い。機能に詳しくない青少年の安易な利用を制限するとともに、機能に詳しくないマスコミや保護者に対する一応の言い訳を用意した程度というように見える。なぜこのような中途半端な対応がされたのかといえば、まさしく風当たりの強さに対する言い訳なのだろう。

 最近の事件でなにかとLINEが関係しているように見えるのは、単純に利用者が拡大しているからだ。しかも、従来のSNSのように日記を書く・読むというような使い方ではなく、日常生活に溶け込んだ連絡手段の1つになっている。小さな諍いが発生することも当然多くなるだろう。

 ところが「犯人と被害者は前日電話で喧嘩をした」というだけなら話題にもならないのに、喧嘩の場がLINEだと話題になる。ドラマにも映画にも殺人を扱った作品はあるのに、ゲームばかりがやり玉に挙げられるのと同じだ。使う側、見る側の問題であることに目をつぶり、勝手に原因であると人々が決めつけたものに責任を押しつけて対応を迫るというパターンはよく見られるが、その新たなターゲットがLINEだったというわけだ。

9 名前の無い頑固親父 2013-11-14 18:53:43

●裾野の拡大には、子どもの取り込みが手っ取り早い?

 日本におけるSNS大手といえば、以前はmixiだった。サービス開始当初は紹介者がいなければ登録できないシステムで、18歳未満の登録は禁止だったが、会員数増を目指して紹介なしでの登録も受け入れるようになり、登録年齢も15歳以上に引き下げられた。

 アバターを使って交流するのが特徴のアメーバピグ(運営:サイバーエージェント)は、小学生など低年齢の利用者も多かったが、途中から15歳以下は自分の部屋で着せ替えなどで遊ぶだけに制限され、他のユーザーと交流ができないシステムへと変更された。しかしその後は18歳を境に上下で仮想空間を分離するというかたちで、子ども同士での交流ができるようになった。

 最近ではFacebookが18歳未満でも「公開」設定での投稿を可能にした。もともと13歳未満の登録を受け付けず、17歳以下のユーザーは「友達」か「知り合い以外の友達」という限られたユーザーにのみ見せる設定での投稿だけができたが、利用範囲が拡大したかたちだ。

 あらかじめ年齢制限を設けるか、問題が起こった場合の対応策として年齢制限を行っているサービスは多い。しかし最終的に、低年齢ユーザーにも一度は制限した機能を解禁している例も少なくないようだ。

 なぜFacebookがこのタイミングで18歳以下のユーザーに対してこうした対応をしたのかはわからないが、ユーザー数拡大を狙ったのではないかと推測できる。若いうちに馴染んだサービスを使い続ける人の数を考えると、若年層を取り込みたいと考えるのは当たり前だろう。

 そう考えると、利用者数を伸ばしている真っただ中であるLINEにとって、申し訳程度のものとはいえ規制をせざるを得なかったことは厳しい流れだ。しかし、もしこの隙を突いてユーザーを獲得するサービスがあれば、次はそのサービスが同じ道を歩むことになるのではないだろうか。

 LINEというツールを1つつぶしたからといって、問題が解決するわけではない。LINEが登場する前には他のSNSが利用されていたし、その前には掲示板、インターネット利用が一般化する前には伝言ダイヤルが使われていた。さらに遡れば、雑誌のペンフレンド募集コーナーというようなものもあった。犯罪につながるか否かは別として、生活圏のかぶらない見知らぬ者同士が出会う場など昔からいくらでもある。

10 名前の無い頑固親父 2013-11-14 18:54:15

 悪者はSNSではないのだが、わかりやすい罪の押しつけ先が欲しい人々やメディアに振り回されるサービスは、今後も次々と登場しそうだ。
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