青少年・少女 健全育成会議

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家出?失踪数日後に届いた手紙、誰かに書かされたのでは…埼玉の中2不明9カ月 (コメント数:5)

1 名前の無い頑固親父 2014-12-28 17:56:36

 埼玉県朝霞市三原に住む市立朝霞第三中2年の斎藤杏花(あんな)さん(13)が今年3月に行方不明になってから、すでに9カ月が過ぎた。埼玉県警は事件・事故に巻き込まれた可能性も含め、地道な捜索を続けている。来年1月15日で14歳の誕生日を迎える杏花さん。父、紀明さん(45)と母、真希子さん(41)は「13歳のうちに何とか杏花を見つけてあげたい」と帰りを待ち続けている。

2 名前の無い頑固親父 2014-12-28 17:57:07

■失踪数日後に届いた手紙

 杏花さんの行方が分からなくなったのは今年3月10日午後3時45分ごろ。自宅前で10代ぐらいの男性と話しているところを近所の人が目撃したのを最後に、携帯電話や財布も持たず、制服のまま姿を消した。

 その日は、放課後に習い事のエレクトーンと塾に行く日だった。杏花さんは部活を休み、家が近い友人と家路についた。同日午後5時ごろ、真希子さんが仕事から帰宅すると、ポストに杏花さんとよく似た筆跡で「家も学校もちょっと休みたいですしばらく友達の家ですさがさないで下さい」とメモ書きが残されていた。

 「変なイタズラかな」。不審に思いながら玄関を開けると、いつもあるはずの杏花さんのスニーカーがない。室内を探しても娘の姿はなかった。さっきのメモが頭をよぎる。学校に電話をかけたが、副担任が「最後のホームルームまではいましたよ。帰ったはずですが…」と返答があった。思いつく連絡先に電話をかけ、近所を探し回ったが、見つからなかった。通報するのは少し気が引けたが、午後8時前に県警朝霞署に届け出た。

 数日後、自宅には杏花さんの名前入りで「元気で過ごしている迷惑掛けてごめんなさい」などと書かれた手紙が届いた。手紙には同県上尾市内の3月15日の消印が押され、切手が貼られていない状態だった。しかし、捜査関係者によると、指紋採取や筆跡鑑定をしても、杏花さん本人が手紙を書いたと断定する証拠は見つからなかったという。

3 名前の無い頑固親父 2014-12-28 17:57:37

■手紙は誰かに書かされた?

 「家出じゃないの?」

 周囲から向けられる疑問の声に、両親は「それはない」と首を振る。杏花さんが初めて1人で買い物に行ったのは中学1年の夏。「電車の乗り方もまだ分からないような子。1人で出かけるとは考えられない」と真希子さん。4月には、熱が出ていても「休みたくない」と熱中していたバレエの発表会の練習が始まる予定で、春休みにも楽しみなことがたくさんあった。

 疑問は他にもある。「手紙の書き方が他人行儀すぎるんです。年齢にしては大人びているような感じ」。筆跡は確かに杏花さんの字に見えたが、真希子さんは誰かに書かされているような気がしたという。

 ポストに投函(とうかん)されていたメモ書きの内容から、さまざまな憶測が飛び交うこともあった。県警は携帯電話やパソコンなどの履歴をさかのぼり、同級生への聞き取り調査も行ったが、周辺でのトラブルは確認できなかったという。失踪の前日にも、特に変わった様子はなく、真希子さんは「杏花の全てを知っているわけではないが、うまくいってないことがあればすぐに気がつくはず」と首をひねる。

4 名前の無い頑固親父 2014-12-28 17:58:07

■仕事を休んで娘を捜し…

 杏花さんが失踪後、紀明さんは仕事を2カ月休み、ビラ配りなどに時間を費やした。活動の輪は広がり、6月には有志らが「斎藤杏花さんを捜す会」を発足し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイトなどで情報を発信。朝霞市の富岡勝則市長の呼びかけで、関東1都6県の計357市町村の広報紙や公式サイトなどにも情報が掲載され、今までに配ったビラは8万枚を超えた。ただ、「もう会社に迷惑はかけられない」と、紀明さんは現在、仕事に復帰。空いた時間を活動にあてている。

 気持ちが切れそうになることもある。4月に県警が捜査規模を縮小。毎日、家族の様子を見に来てくれた捜査員がぱたりと来なくなったときは、「私たちはもう捨てられたんだ」と絶望した。「なんでこんなことになってしまったんだろう」と、突然、悲しみが襲ってくることもある。その都度、捜す会のメンバーからの励ましや、「早く杏花を見つけてあげたい」という一心で何とか心を奮い立せてきた。

5 名前の無い頑固親父 2014-12-28 17:58:20

■「いつでも帰ってこられるように」

 クリスマスには杏花さんと真希子さんで一緒にケーキを選び、紀明さんお手製のチキンを食べるのが斎藤家の恒例行事。「クリスマスと誕生日が近いこの時期は、杏花にとっても一番楽しみな季節だと思う」と紀明さん。ただ今年は、世間の高揚感に置いてきぼりにされているようで辛い。

 「いつでも帰ってこられるように」と杏花さんの部屋は、いなくなったときのままにしてある。真希子さんは、失踪前からの習慣で、今でも杏花さんの部屋で眠っているという。

 紀明さんは「お父さんは杏花の味方。いつまでも待っている」。真希子さんは「まだ杏花は見つかっていません。風化させないでほしい。どうか力を貸してください」と協力を呼びかけている。

 情報提供は朝霞署(電)048・465・0110。
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