寄せ場哀歌

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袴田さん再審 「じゃあ、犯人は誰?」地元に戸惑い…遺族を案じる声も (コメント数:2)

1 匿名さん 2014-03-29 20:46:03

 「ここは大井川か」-。48年ぶりに自由の身になってふかふかの布団でぐっすり眠った袴田巌さん(78)は、28日朝、都内のホテルの窓から東京湾を眺めながら、故郷・静岡に思いをはせた。袴田さんはこの日、検査のために都内の病院に入院、支援者は「しばらく入院する。今すぐに静岡に戻れる状態ではない」としており、念願の故郷の土を踏むまでにはもう少し時間がかかりそうだ。

2 匿名さん 2014-03-29 20:46:57

「この48年は一体なんだったんだ」「じゃあ犯人は誰?」-。袴田さんの釈放から一夜明け、昭和41年にみそ製造会社の専務一家4人が殺害された静岡市清水区(旧清水市)の事件現場周辺の住民には、驚きと戸惑いの声が上がっている。

 一家が住んでいた現場は、JR東海道本線沿いにある閑静な住宅街。踏切の音が頻繁に響く。周辺には新しい住宅も建ち、事件当時の面影は薄れているが、現場の一角には、確定判決で袴田さんの逃走経路とされた裏木戸が今も残っている。

 近くに住む主婦(61)は、「48年も監獄にいたなんて想像がつかない。でも、一体誰が真犯人なのか。今さら分かるのかなあ」と戸惑いを隠さない。また、事件当時、放火された被害者宅の消火活動に参加したという無職の男性(71)は「警察が捏造なんてするかねえ。結局、何も解決してないじゃないか」と釈然としない様子だった。

 事件当時、消火活動にあたったという近くに住む農業の男性(74)は「昔は、専務の家でよく電話を借してくれてお世話になったんだ。美人な奥さんが『大阪から電話よー』って家まできてくれたよ」と懐かしそう。一家の長男は空手を、次女はピアノの習っていたという。会えば「おはようございます」と元気にあいさつを交わす。「理想的な家族でしたよ」と振り返る。

 事件当時、祖父母宅に泊まっていたため、ただ1人難を逃れた専務の長女は、今も近くにひっそりと暮らしている。

 みそを買いに被害者宅を訪れていた、近所に住む無職の女性(75)は「みんな喜んでいるけど、被害者と遺族のことを忘れているんじゃないかな。あの子は今どんな思いをしてこのニュースを見ているのか」と、長女の身を案じていた。
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