洋品店たけのこ (コメント数:21) |
1 冴子 2018-06-24 17:26:21 [PC]
大きくなってもおもらしが直らない子向けの各種衣料品やおもらしグッズなどを扱っているお店『洋品店たけのこ』のお話です。 |
2 冴子 2018-06-24 17:30:30 [PC]
もらしちゃったお姉ちゃん1 「・・・ママ・・・あの・・・」 母親らしき30代くらいの女性の服のすそを、おとなしそうな中学生くらいの娘が、そっと引いて小さな声で何事か話しかけようとしている。 けれど、母親は気付かない。 「あ、はぁ・・・ん!、ママぁ、あの・・・」 切なそうな表情の中学生の娘。 母親は、幼稚園くらいの女の子と手をつないで娘の前を歩いている。 やがて3人は、『子供服たけのこ』そう描かれた看板の大きな洋品店の前に着いた。 「さ、ここよ。」 母親はそう言って、女の子と手をつないでその店に入る。 「あ、待って!・・・あ・・・ふぅ」 前を押さえて立ち止まりかけていた中学生くらいの娘は、あわててその後を追った。 「いらっしゃいませぇー!。」 元気の良い店員の声が3人を迎える。 「今日は、この子のおむつ外し用のおむつカバーを探しに来たんだけど。」 母親は、手をつないでいる幼稚園くらいの女の子=愛羅(あいら)を視線で示して言う。 「あ、支給おむつを使うパンツ型のおむつカバーですね?。」 店員はピンと来た様子で答える。 「ええ、そう。自分でトイレに行けるように。出来たらおもらしをしたらうんと気持ち悪くなるのが良いわね。」 「ええぇー、やだぁ。」 愛羅が不満そうに言う。 「気持ち悪くなきゃ、愛羅ちゃんいつまでたっても、おもらし直そうとしないでしょ?。もう年長さんなのに。」 「・・・まだおむつしてる子いっぱいいるもん。」 「お姉ちゃんなんか、年少さんの時にはもうおむつ取れてたんだよ?。」 母親は後ろにいる中学生くらいの娘=名華子(なかこ)を視線で示して言う。 「・・・でもぉ。」 「ね?、お姉ちゃんとおそろいの買ってあげるから、ね?。」 「・・・うん!。」 やっと、うれしそうにこたえる愛羅。 その時だった。 名華子が泣きそうな表情で。しぼり出すように、切なそうな声で言った。 「ママぁ、・・・出ちゃう・・・!。」 じょわぁーーーーーー 次の瞬間、内股になってぎゅっと足を締めた名華子の短いスカートの中から、足を伝っておしっこが流れ落ちて行った!。 |
3 冴子 2018-06-24 17:32:44 [PC]
「名華子っ!!!。」 鋭く叱りつける母親。ぽかんとそれを見ている愛羅。 一方、店員は慣れた様子で落ち着いて店内用のPHSで、他の店員を呼ぶ。 すぐにバケツとモップ、バスタオルなどのおもらし対応グッズをを持った店員がやって来て、ものの数十秒で床のおしっこの水たまりを片付け、名華子の足をざっと拭いて下半身にバスタオルを巻いて奥の部屋へと連れて行ったのだった。 母親が名華子が連れて行かれた部屋=おむつ替え室へと入ると、名華子はおもらしで濡れたスカートと靴下を脱がされ、『念のために』とはかされているパンツ型のカバーの布おむつひとつの姿にされていた。 「名華子っ!、またおもらししてっ!。どうしてママとお出かけすると、おもらしばっかりするのっ!?。」 「だってぇ・・・」 うつむいて泣きながら名華子が答える。 「愛羅だって、おむつが濡れたらちゃんと言うのにっ。どうして言わなかったのっ!?。どうせ、さっきのおもらしの前にもおもらししてたんでしょっ!?。」 「・・・うん。」 「もう!、しょうのない子ねっ!。中学2年生にもなっておもらしするなんてっ。。」 「ごめんなさい、ママぁ、ぐすん。」 そこにトタトタと愛羅がやって来て、うれしそうに名華子に言う。 「おねえちゃん、おもらししちゃって、愛羅と同じだねっ。」 「・・・うん。」 恥ずかしそうに答える名華子。それを呆れたように見ている母親。 |
4 冴子 2018-06-24 17:34:20 [PC]
場が静まったのを見計らって、店員が声をかける。 「こちらのお嬢様のお着替えどうなさいますか?。布おむつだけでしたら支給のものがございますし、濡らされたおむつも支給おむつ回収箱がございますので、こちらで処分いたしますが?。」 「そうね、この子に合う当てるタイプのカバーを頂戴。もらすと気持ち悪くて、布おむつをどっさりと当てられるのを。」 「え?。」 驚いた顔で母親の顔を見る名華子。 「おもらしはする、おもらししても言えない、じゃ赤ちゃんと同じでしょ?。これ以上おもらしされて恥をかかされるのも困るから、もう赤ちゃんと同じおむつを当ててあげるわ!。」 母親は名華子の顔を見て言い放つ。 それから店員の方に顔を戻して聞く。 「それと・・・この子に合うサイズのベビー服みたいな服ってあるかしら?、おむつが見えちゃうようなのは。」 「2階の方に色々とございますので、どうぞお選び下さい。それともこちらにカタログをお持ちいたしますか?。」 「うーん、そうね。では直接見て選ぼうかしら。」 そう言って部屋を出て行く母親。 「わーい、お姉ちゃん赤ちゃんになっちゃうんだぁー!。」 うれしそうにそう言ってその後を追う愛羅。 「では、お嬢様はこちらで少々お待ちくださいね。」 そう言って店員も出て行った。 |
5 冴子 2018-06-24 17:36:18 [PC]
こうして。 名華子は買ってもらったばかりの当てるタイプのおむつカバーで分厚いおむつを当てられ、可愛すぎない程度の・でもおむつをあてられているのがはっきりと分かる・ベビーワンピースを着せられてしまったのだった。 愛羅もパンツ型のおむつカバーを買ってもらって、同じようにおむつ替え室で取り替えてもらった。 店を出る3人。 「お姉ちゃん、愛羅と反対になっちゃったね!。」 スカートをめくって、替えてもらったばかりの新しいパンツ型のおむつカバーを名華子に見せながら、ニコニコと言う愛羅。 「うん。」 恥ずかしそうに答える名華子。 その頭の中を思い出が流れていく。 小さい頃から『自分で何でも出来る子はえらい子』と言われ、頑張って来た。 おもらしをしてママに迷惑をかけるといっぱい叱られるから、おもらししないように機会があるたびにトイレに行くようにしていた。 ちっちゃな頃はママも小まめにトイレに行かせてくれてたけど、愛羅が生まれてからは愛羅の世話に忙しくて構ってくれなくなって・・・ママに迷惑をかけないようにトイレに行きたいって言い出せなくなっておもらししちゃった。 それで、お出かけの時はパンツ型のおむつをはかされるようになって。 『おむつをはかされてるのに、トイレに行きたいって言ってママに迷惑をかけちゃいけない』って思って、ますますトイレに行きたいって言い出せなくなった。 おもらししてるとママに叱られるから、お出かけの途中でおむつがあふれそうになっても言い出せなかった。 そんな事を思い出しながら、視線を落とすと、分厚い『赤ちゃんおむつ』で足が閉じれないほどふくらんだおまた。 そして、赤ちゃんのような服。 (あたし、赤ちゃんみたい。) そう思った途端、なぜか心の中に言い知れぬ安らぎが広がって行くのを感じる。 「あ。」 名華子は尿意を感じ、おまたをぎゅっと締めようとするけれど、今は『赤ちゃんおむつ』を『当てられて』いるのを思い出す。これは『おもらしして良いおむつ』。赤ちゃんの格好で、ママが替えてくれる、おむつ。もう、おもらししないように頑張る必要はない・・・ 「ふう。」 ほっと安らいだ気持ちになった名華子のおむつの中に、暖かなおもらしが広がって行った。 ちゃんちゃん! |
6 冴子 2018-06-24 17:39:13 [PC]
『安全服』の少女 注意 本作品の『安全服』や『特別保育園』は、架空のものです。 「いらっしゃいませぇー!。」 元気な声で店員が迎える。 「あのぉ、・・・その、えっと『安全服』って、扱っていますか?。」 店に入って来た女性は、おどおどと後ろめたそうな様子で、店員にそっと聞いた。 「はい、扱っておりますよ。失礼ですが、必要書類はお持ちですか?。」 「あ、はい、こちらに。」 女性は2枚の書類と身分証明書を店員に差し出す。 店員は、その書類が本物である事を確認すると、 「では、こちらへ。」 と言って、女性を店の3階の特別売り場へと案内した。 『安全服』 これは簡単に言うと、着用者の自由を制限するための服だった。 『安全を確保するため』と言う名目で着せる事から、この名前がある。 使い方によっては、虐待になったり、生命身体の危険をもたらす事から購入に制限が設けられていた。 レベル1なら、正当と思われる理由があれば、登録だけで買える。 レベル2になると、医師の許可証が、レベル3になると児童相談所の許可証と使用講習終了証が必要になる。 勝手におむつを外せないように着せる鍵の付いたロンパースやおむつカバーなどがレベル1。 手足の自由を拘束する服は、手だけ足だけならレベル2で、全身を拘束するものは小学生以上用の物はレベル2だが、幼児用はレベル3となる。 そして、大きな声を出せなくするための固定具付きのおしゃぶりや、強制的に液体を飲ませるおしゃぶりなどはレベル3となる。 |
7 冴子 2018-06-24 17:40:23 [PC]
女性の持って来た書類は、レベル2までの物を許可するものだった。 鍵のかかったドアを通って入った売り場に並ぶ各種の『安全服』を見て、女性は、ドキッとしたように、身を縮める。 「い、色々な物があるんですねぇ・・・。」 「どのようなものをお探しですか?。」 「えっと、おむつを外せなくするロンパースと、動けなくする『拘束服』と、ベッドに固定するベルトです。サイズは・・・」 女性はメモを取り出して、読み上げる。 「ロンパース類は、あちらですね。『おむつを当てた状態での』ヒップサイズと身長、ウエストサイズ、バストサイズのどれにも余裕のあるものをお選び下さい。足回りサイズは逆に大きすぎると意味がなくなりますので、ちゃんと調節範囲に入るものをお選び下さいね。」 「は、はい。」 こうして女性は、店員のアドバイスを受けながら、目的の物を選んで行った。 |
8 冴子 2018-06-24 17:41:54 [PC]
「ただいま。」 「ママぁっ!。」 どすん!。 買い物を済ませた女性=ママが家に帰ると、中学生くらいの少女=詩織(しおり)が飛びついて来た。 「もう!、また勝手に解いてっ!。」 少女は下半身裸で両手を縛られており、足やお尻はおしっこで汚れていた。 「おむつも外しちゃってっ!。おしっこまみれじゃないのよ。もう、いけない子ねっ。」 「だあってぇ、おむつ濡れて気持ち悪かったんだもん!。」 詩織が甘えた声で言う。 ママの胸がズキリと痛む。自分がこれからやろうとしている事を思って。 やりたくてやるわけではない。仕方がない事なのだと、自分に言い聞かせる。 とりあえず、詩織を風呂場に連れて行って、体をきれいにしてあげ、あたらしいおむつを当ててあげる。 「えへへぇ。」 嬉しそうにしている詩織。 詩織は今、中学1年生。でも、中学に入った途端に赤ちゃん返りしてしまい、今は休学している。 身の回りの事が自分で出来なくなり、当然のようにトイレで排泄も出来ず、おむつを当てている。 そして、常にママにまとわりついて甘えようとする。 母子家庭で働きに行かないわけにはいかず、仕方なく詩織をベッドに縛り付けて外出しているのだけれど。 たびたびこうして自分で解いてしまったり、勝手におむつを外してしまっては家の中を汚したりしていた。 困り切ったママは、医師と児童相談所の勧めで、詩織のように大きくなってから赤ちゃん返りしてしまった子供を預かる『特別保育園』に昼だけでも預ける事にしたのだけれど。 空きが出るまでには、2ヶ月くらい待たないといけないとの事だった。 |
9 冴子 2018-06-24 17:43:06 [PC]
ママは、買ってきた服を取り出し、おむつを当て終わった詩織に言う。 「じゃあ、詩織ちゃん、これ着ようねぇー。」 赤ちゃん返りしているとはいえ、判断力は中学生の詩織は、それがどういう服なのかを悟って後ずさる。 「や、いやぁん。詩織その服着たくなぁい!。」 「ダメよ。ママのいいつけ守れない子には、おいた出来ないとようにこうゆうの着てもらわないとねっ。」 「いやぁん、ごめんなさい、ママぁ!、もうしないから許してぇ!。」 ママは痛む胸の内を隠して、詩織に厳然と言う。 「ダメよ!。詩織ちゃん、そう言って、いつもお約束破ったでしょっ!?。」 「ママぁ・・・」 こうして、詩織はおむつを自分で外せなくなる鍵付きのロンパース、全身を拘束して芋虫のような格好にしてしまう拘束服を着せられ、ベッドに太いベルトで縛り付けられてしまったのだった。 グスグスと泣く詩織に背を向けて、ママは詩織が汚した部屋の掃除に取り掛かる。 それが終わったら、夕食の支度。それから・・・ ママは、『特別保育園』に預けるまでの2ヶ月の間だけだから、と自分に言い聞かせる。 そうしたら時間に余裕が出来るから、こんな物を着せずに夜はたっぷりと相手をして上げられるから、と。 「ママぁ・・・。」 一方、手足を動かせなくされたベッドの中、詩織はべそをかきながら寂しさを埋めようとするかのように、おむつを濡らすのだった。 ちゃんちゃん! |
10 冴子 2018-07-01 18:56:36 [PC]
可愛いワンピ 「ママ!、これがいいっ!。」 「はいはい・・・。」 店に入るなり、ワンピースコーナーに走って行き、お目当てのワンピースを見せる魅美香(みみか)に、ママは投げやりに答えた。 魅美香は、今小学5年生。可愛いもの好きで、服も可愛いもの=幼児が着るようなデザインのもの、ばかり着たがる。 それでも、最近は『あなたが着られるサイズのものがないよ』と突っぱねて、おねえさんめなデザインのものを着せていたのだけれど。 魅美香は数日前、この『子供服たけのこ』という店に売っているから買って!、と言って来たのだった。 半信半疑で来たママだったけれど、店内には魅美香が着られるサイズどころか高校生でも着られそうなサイズの幼いデザインの服が揃っていた。 ベビーワンピースにロンパースなどなど。そして、いろいろな種類のおむつカバーやおもらしパンツ、おもらしスカートやおもらしズボン・・・・・、おまたにはおむつ替えのためのホックやボタンが付いているものが多い。 店内を見回しながら、魅美香を追ってワンピース売り場へと歩いて行きかけたママだったけれど。 「あら?、このお店って、もしかして・・・!?。」 このお店がどういう種類の店なのかに気付き、ママの心にあるたくらみが浮かんだのだった。 |
11 冴子 2018-07-01 18:58:18 [PC]
お目当てのワンピースを手に試着室に入る魅美香。 それを待ちながら、ママは店員さんにコソッと聞いてみる。 「あの、このお店っておもらしが直らない子向けの・・・」 言いかけるママに、店員さんはいたずらっぽく笑って答える。 「はい、当店では『体の成長の早いお子さん』向けの商品を扱っております!。オシモの成長に比べて。」 物は言いようだなと思って、ママは苦笑する。 「ママ、見て!、可愛いでしょ?。」 お目当てのワンピースを着た魅美香がそう言いながら、うれしそうに試着室から出て来る。 「可愛い、可愛い。赤ちゃんみたいで。」 ママは投げやりにそう言ってから、そっと魅美香のスカートをめくる。 「やんっ!。」 魅美香はそう言って、あわててスカートを押さえたけれど、スカートの中はママと店員さんに、ばっちり見えてしまった。 「もう。やっぱりもらしちゃってたのね。」 ママがあきれたように言う。 おもらしで重そうに垂れ下がっているパンツ型のおむつ。 そう、魅美香はいまだにおもらしが治らず、おむつをはいているのだった。 一応、おむつを見られるのが恥ずかしいという気持ちはあるらしい。 「だってぇ。」 すねるように言う魅美香。 「しょうのない子ねぇ。そうだ!、おもらしが直らなくて、赤ちゃんみたいな格好が好きな子には、もう『赤ちゃんおむつ』当てちゃおうね?。」 ママが魅美香の顔を見ながら言う。 「ええぇー、『赤ちゃんおむつ』ぅ?。」 魅美香は一応イヤがっている風に言うけれど、その顔は期待とママの真意を疑っている表情に満ちていた。 「そう。このお店、おむつも扱ってるみたいだしね。一緒に買って行っちゃいましょうね!。」 「えー、『赤ちゃんおむつ』なんて、恥ずかしいなぁ。」 そう言いながらも、おむつコーナーに向かう魅美香はとてもうれしそうだった。 その背中を見ながら、ママはこっそりワンピースをワンサイズ小さいものと交換した。 |
12 冴子 2018-07-01 18:59:32 [PC]
そうして。 ママのたくらみも知らず、魅美香はお目当てのワンピースと『赤ちゃんおむつ』用のおむつカバーを2枚買ってもらって、ルンルン気分で帰宅したのだった。 翌週。 「やぁーん!、おむつが見えちゃうぅーっ!。」 先週買ってもらったばかりの可愛いワンピースを着てママとお出かけした魅美香は、ワンピースからはみ出すおむつに悲鳴を上げた。 お家を出た時には辛うじて隠れていたおむつだったけれど、何度かのおもらしで重くなり垂れ下がって丸見えになっていた。 「何でぇー?。」 「魅美香ちゃん、おむつもばっちり見えて赤ちゃんみたいでとっても可愛いよぉ?。」 ちゃんちゃん! (ネタ掲示板『アテレコストーリー』31番のネタを再構成。) |
13 冴子 2018-07-08 11:39:21 [PC]
養女におむつ 「この子に合うおむつカバーはあるかしら?。」 5年生くらいの女の子の手をぐいぐいと引っ張って入って来た40歳くらいの女性が聞いた。 「おむつなんていやぁー・・・。」 そのうつむいた女の子は、かすかな声でそう言いながら泣いている。 「生意気な事言ってるんじゃないのっ!。おもらしばっかりしてる癖にっ!。おもらしするんじゃ、おむつ当てるしかないでしょっ!。」 女性はそう言って、女の子を叱りつける。 女の子はぎゅっとこぶしを握り締めて、黙り込む。 女性が店員の方を向いたの見て、店員が女性に案内する。 「はい、あちらの方にございますよ。どのようなものがよろしいでしょうか?。」 「えっと、公的支給でしたっけ?の布おむつを使う物で、そうね、おもらししたらうんと気持ちが悪くて、1日1回替えれば良いようなのが良いわ!。」 女性はそう言って、女の子の方を、フン、という目で見る。 「そんなぁ・・・。」 女の子が小さな声で泣きながらつぶやく。 「気持ち悪くないと、いつまでもおもらしが直らないでしょうからね!。 まったく、こんな子が来るなんて、とんだ外れを引いたものだわ。」 その言葉を聞いて、女の子がビクッと固まり、しぼり出すように 「ごめんなさい・・・。」 と言った。 店員は、内心の動揺を隠しながら、事務的に対応する。 「えっと、それでしたらこちらのゴム引きの物が良いかもしれませんね。ウエストや足回りと言った体のサイズが同じでも布おむつをたくさん当てられるタイプのものもありますし。」 店員は、そのおむつカバーを薦めながら心の痛みを感じていた。 それは、通称『お仕置きおむつ』と呼ばれるタイプ。 小学校などで反抗する子に罰としておむつ交換の回数を減らす時に使うおむつカバーだったから。 「あら良いわね。ではそれを2枚頂戴。サイズは、ちょっと分からないから測ってもらえます?。」 「はい、かしこまりました。」 店員はそう言って、メジャーを取り出すと、女の子の前にひざまずいて、 「ちょっと失礼しますねぇー。」 と言って、女の子のスカートの中に手を入れて足回りのサイズを測る。 女の子のおまたにはテープ型の紙おむつが当てられていて、重そうに垂れ下がっていた。 |
14 冴子 2018-07-08 11:40:27 [PC]
女の子=日花流(ひかる)は、女性の養女だった。母子家庭で育ったけれど、母親がいなくなって、児童養護施設でしばらく暮らした後、この養母の家庭に引き取られた。 女性は、40歳。結婚後長い間子供が出来ず、不妊治療なども試みたけれどダメで、養子をもらう事にした。 赤ん坊を希望していたけれど、神経質だったり完璧主義だったりと、少々性格に難があると判断され、小学高学年で、性格も素直で穏やかな日花流なら大丈夫だろうと、養子縁組が行われたのだけれど。 新しい環境もあって、日花流はおねしょをしてしまった。最近の子には特に珍しくない事だったけれど。 やや歳がいっていた養母は、神経質な性格もあってこれを許せず、『5年生にもなっておねしょをしてっ!』と、日花流を激しく折檻した。 これがトラウマになって、日花流は神経性の頻尿になり、今度は『トイレばっかり行ってっ!』と叱られて、トイレに行きたいのを言い出せなくなって・・・外出先で盛大におもらしをしてしまい、『私に恥をかかせてっ!!!。』とまた激しい折檻を受けたのだった。 養母は『これじゃまるで私の育て方が悪くておもらしするようになったみたいじゃない!』と、外聞を気にしてテープ型のおむつをこっそりと日花流に当てていた。 けれど、それらの事で精神不安定になった日花流は、学校でもおもらしをするようになり、来週からは学校ではおむつを当てられる事になってしまった。 学校を通じて公的おむつの支給対象とされた事で、もう隠すことも出来ず、ならばタダだし家でも支給おむつを使おうと、おむつカバーを買いに来たのだった。 |
15 冴子 2018-07-08 11:44:59 [PC]
サイズの合うおむつカバーを渡された養母は、バッと日花流のスカートをめくっておむつをチェックした!。 「またあんたは、おもらししてっ!。」 怒鳴られて、日花流はビクッと身を縮める。 「この子のおむつを替えたいんだけど、どこか替える場所あるかしら?。」 養母が店員に聞く。 「あ、それでしたらあちらにおむつ替え室がございますので、ご利用下さい。公的支給おむつや回収箱も、そこに準備してございますので、よろしければご自由にお使い下さい。」 「あら、さすがはおむつ屋さんね。じゃあ、さっそくこのカバーを使って・・・」 養母はそう言かけて、思いついたように店員に聞く。 「勝手におむつを外せなくするような服とかってあるかしら?。」 「それでしたら色々とございます。ですが、住所とお名前等をご登録いただくことになりますので、写真付きの身分証明書等も必要になりますが?。」 「あら、意外と面倒なのね。まあ良いわ、身分証明書は持って来てるし。」 養母はそう言って、マイナンバーカードを店員に見せる。 「では、こちらにどうぞ。」 店員は、そう言って3階の鍵のかかった特別売り場に2人を案内した。 「まあ!、色々な物があるのね!。」 手足を動かせなくするものや、ベッドなどに縛り付けるもの、騒げないようにする固定バンド付きのおしゃぶりなどなど・・・お仕置きに使えそうな物が並ぶ売り場に、養母は目を輝かせる。 「身体拘束の度合いの高い物は、児童相談所等の許可や使用資格が必要になりますので。」 店員が、養母に釘を刺すように言う。 「あら、そうなの。」 残念そうに言う養母。 |
16 冴子 2018-07-08 11:46:24 [PC]
こうして、おむつカバーとおむつを外せなくするロンパースをそれぞれ2枚ずつ購入した養母は、日花流をおむつ替え室に引きずって行き、当てておいた紙おむつを開けた。 「まあ!、またこんなにおもらししてっ!。」 養母はそう言って、外したばかりのぐっしょりと濡れた紙おむつを日花流の顔に押し付ける。 「や、いやぁ、もが・・・」 「どう?、自分がどれだけおもらししてたか分かった?。まったく、こんなにもらしておきながらおむつはいやだとか、本当に勝手な子ねっ!。」 声を殺して泣く日花流に養母は、乱暴に言う。 「ほら!、おむつ当てるからもっと足を広げなさいっ!。」 しぶしぶ足を広げる日花流にどっさりと重ねた分厚いおむつを当てながら、養母が言う。 「まったく!、可愛い赤ちゃんが来るかと思ったら、オシモだけ赤ちゃん並みの生意気な小学生が来るなんてね!。こんな不良品を掴まされて、返品も出来ないなんてホント迷惑な話だわ!。」 「ごめんなさい・・・」 養母の言葉に、深く心を傷つけられながら、しぼり出すように日花流は言った。 分厚いおむつでロンパースのお尻を膨らませた日花流を見て、養母は言った。 「これじゃもうほとんど赤ちゃんね!。いいわ、服も赤ちゃんのを着せてあげるわね、ここにはそういう服も揃ってるみたいだし。」 「ひっ!、そんな・・・。」 こうして、日花流は大きなおむつでお尻を膨らませた上からベビーワンピースを着せられて、激しい羞恥に苛まれながら、養母に引きずられて帰宅したのだった。 そんな2人を見送った店員は、この店の店員の義務として、児童相談所に『虐待の恐れあり』と今登録されたデータを送った。 ちゃんちゃん! |
17 冴子 2018-07-08 11:50:15 [PC]
いつまでたっても おもらしが直らない子のための用品を集めたお店『たけのこ』の店内。 「ママぁ、おむつ、濡れちゃった。」 控えめに、前を歩くママに声をかけた少女=詩織(しおり)の太ももを、ツツーと一筋のおしっこのしずくが流れ落ちる。 前を歩くママは、そっとため息をつくと投げやりに答えた。 「はいはい。じゃあ、これのレジを済ませて来るから、先に『おむつ替え室』に行っていて。新しいカバーでおむつ替えてあげるから。」 ママはそう言って、今選んだばかりのおむつカバーやおもらしスカートなどを持ってレジへと向かう。 一方、詩織はこくんとうなづくと、慣れた足取りで店内のおむつ替え室へと向かった。 レジを済ませながら、ママは深いため息をつく。 「あの子のおもらし、いつまでたっても直らないわねぇ・・・。」 詩織は、今高校2年生。 小さい頃に劣悪な保育所に預けられた事がきっかけで、いまだにおむつが取れていない。 「大きくなれば、自然におむつは取れると思っていたんだけど。」 授業の妨げになるからと、おもらしする子に強制的におむつが当てられる小中学校では、トイレトレーニングなどされる訳もなく、高校に入学する時には、学校でのおむつ着用が入学の条件とされた。 家でトイレトレーニングをすれば良かったのだろうけれど、仕事に忙しくてそんな余裕もなく、さらに紙おむつではおむつ代が大変だからと、無料で支給される学校用のおむつをそのまま当てっぱなしにしていた。 そんなわけで、ママは詩織のおもらしが直らない事に負い目があり、それを責める事など出来なかった。 多少余裕が出来た事もあり、高校に入ったのを機に、家では学校指定の当て心地の悪いおむつカバーではなく、質の良いおむつカバーを買って上げる事にしたのだけれど、サイズが小さくなってしまって、今日は買い換えるために来たのだった。 |
18 冴子 2018-07-08 11:51:46 [PC]
レジを済ませたママは、詩織が待つ『おむつ替え室』へと行く。 「ママ、こっち。」 並んだブースのひとつから詩織が顔を出して、ママを呼ぶ。 ブースに入ったママは、おむつ替えベッドに寝て足を曲げて大きく広げる詩織のおむつを開けた。 ぐっしょりと濡れてあふれかけた布おむつ。 その中の日々女らしく成長して行く詩織の体。 今使っているおむつカバーでは、もう小さくて十分な枚数の布おむつを当てられず、こうしてちょっと交換が遅れるだけであふれてしまう。 「いっぱい出ちゃったねぇ。」 ママはため息交じりに、でも優しく、そう詩織に声をかけながら、詩織のぐっしょりと濡れたおむつを外してあげる。 「えへ・・・」 高校生としての恥ずかしさと、優しいママに甘える気持ちで、ごまかすように詩織はそうつぶやく。 「さあ、この新しいおむつカバーならいっぱい当てられるからねぇー。」 ママはそう言いながら、買ったばかりの新しいおむつカバーに、今当てられていた分の倍くらいの枚数の布おむつをセットして詩織に当ててあげる。 さっきよりずっと分厚い布おむつに大きく足を押し広げられ、詩織は恥ずかしそうにつぶやく。 「なんか、・・・また赤ちゃんに戻っちゃったみたい。」 「いまだに、オシモは赤ちゃんでしょ?。」 ママがあきれたようにそう言うと、詩織はちょっと目を伏せて、 「うん・・・。」 と恥ずかしそうに答えた。 ちゃんちゃん! |
19 冴子 2018-09-30 14:18:58 [PC]
おむつを隠す服 おむつが取れない子のための服を扱う洋品店、『子供服たけのこ』。 可愛いワンピースを着た高校生くらいの少女が入って来た。 「いらっしゃいませぇー。」 店員が、入って来たその少女に声をかける。 その少女は店員の方を向くと、少し恥ずかしそうにうつむきながら聞いた。 「えっとぉ、その、おむつを当てているのが分かりにくい服が欲しいんですけどぉ・・・。」 そう言う少女のワンピースの短い裾からは、大きなおむつがわずかにはみ出していた。 このワンピースは、いわゆる指定校外服と呼ばれる、おもらしが直らない子が通う小中学校で学校以外の場所に行く時に半強制的に着せられる服だった。高校に進学して、やっとこの服から開放される、と新しい服を買いに来たのだろう、と店員は思った。 「はい、色々ございますよ。」 店員の返事に、少女の表情がほっとしたものに変わる、が、急に切なそうな表情になり、つぶやいた。 「あ、やぁ・・・、ふう。」 少女の顔が、みるみる赤くなっていく。 それに合わせるように、少女のスカートからわずかにはみ出していたおむつは、重そうに垂れ下がって行き、少女がため息をついた時にはしっかりと見えてしまっていた。 それを見て、店員が優しく、少しおどけた声で聞く。 「先におむつ、替えちゃいますか?。」 「う、うん・・・。お願いします。」 少女は、真っ赤な顔で恥ずかしそうにうつむきながら、店員に答えた。 少女が当てていたのは、公的支給の布おむつを使う当てるタイプのおむつ、いわゆる『赤ちゃんおむつ』と呼ばれるタイプのものだった。 店員は、店内のおむつ替え室に少女を連れて行き、てきぱきと、でも丁寧におむつを替えて上げる。少女に恥ずかしさを与えないようにと。 「ふう。ありがとうございます。」 少女は、ちょっと甘えるような声で、気持ち良さそうにお礼を言った。 「どういたしまして。」 店員は、やさしく軽い調子で答える。 おむつを当ててるのなんて恥ずかしい事じゃないのよ、と言うように。 そうして、2人は売り場に戻った。 |
20 冴子 2018-09-30 14:21:51 [PC]
「さて、色々なタイプがありますけれど、どんなタイプにしますか?。」 売り場には、可愛いロリータ風のワンピースから、カジュアルなタイプ、きりっとした感じのキャリアウーマン風の服まで色々なタイプがあった。 一見共通点がないように見えるが、内側にパッドが入っているなどして大きなおむつ特有のラインを隠すような工夫がされている。 「えっとぉ、できるだけ大人っぽい感じのを。」 少女の身長は、150cm台半ばくらい。その可愛い雰囲気とは裏腹に、やや細めにもかかわらず出る所はしっかりと出た良く育った体型をしている。 体型的には、どんな服でも着こなせそうだけれど・・・ 少女のその可愛い雰囲気を考えると、大人っぽ過ぎる服はアンバランス過ぎる雰囲気を作り出しそうだった。 とはいえ、少女の『できるだけ大人っぽい服』という希望を無視するわけにもいかない。 店員は、少女に自分で見て納得してもらうために、アンバランス過ぎる雰囲気を作り出しそうな服も含めて、少女の体型に合いそうな服を選び出して、少女に試着してもらった。 |
21 冴子 2018-09-30 14:22:46 [PC]
「あのぉー、その・・・この服、どうですか?。」 少女が、ちょっと恥ずかしそうな顔で、自信なさげに試着ブースから出てくる。 キャリアウーマン風のぴっちりとしたスーツタイプの服。 子供が無理して大人の服を着たようなアンバランスな色気をかもしだす雰囲気になっている。 その自信なさげな様子からして、少女自身も分かっているのだろう。 「そうですねー、せっかくのかわいらしい雰囲気を殺してしまっているように見えますね。」 店員は、言葉を選びながら似合わない事を正直に伝えた。 「やっぱり、そうですよね・・・。」 少女はちょっとがっかりした様子で試着ブースに戻り、別の服に着替え始めた。 次は、胸元が大きく開いた色っぽい服。 なまじスタイルが良い事もあり、可愛い雰囲気と合わさると見た目の年齢はむしろ下がってしまい、犯罪的に色っぽかった!。 店員は即座に言う。 「あっという間に襲われそうな色っぽさですねぇ。お勧めしかねます。」 「ですよねっ!。」 少女は恥ずかしそうにそう言って、ぱっと試着ブースに戻った。 結局、少女が選んだのは、落ち着いたおねえさんっぽい感じのすその長いワンピースだった。 雰囲気は可愛いが、『可愛く見える大人』風の雰囲気になっている。 「どうですか?、これ。」 店員は、にっこり笑って言う。 「よくお似合いですよ。お客様のかわいらしい雰囲気を生かしつつ落ち着いて、大人っぽく見えます。」 少女の表情が、ぱあっと輝く。 「これにします!。」 少女は言い、それからちょっとうつむいて、ちょっぴり恥ずかしそうに、付け加えた。 「あと・・・この可愛いワンピースも。」 店員が混ぜておいた大人っぽくはないけれど、この可愛い少女に一番似合うと思った可愛いワンピース。 店員は、少女が気に入ってくれてうれしく思った。 「はい、ありがとうございます!。では、お包みしますねぇー。」 そうして、店員と満足そうな少女は連れ立ってレジに行き、レジを済ませるのだった。 ちゃんちゃん! |
(c)Copyright mottoki.com 2007- All rights reserved.
|