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シークレットおむつ交換所 (コメント数:3)

1 冴子 2024-05-06 16:04:22 [PC]

この作品は、1読者さんの作品『おもらし表示器とおむつ交換所』の世界観に基づいています。

都内某高級レストラン。
ゴージャスな長めのふんわりとスカートが広がったワンピースを着た女性が入って来ると、受付に『カード』を見せて、何気ない風を装って、
「花束をお願いしたいのだけれど・・・」
と言った。
言い終えた女性は、ちょっと恥ずかしそうに顔を赤らめ、ちょっぴりうつむいてしまっている。
一方、受付のキリっとした男性は、態度を変えることなく礼儀正しく、
「かしこまりました、少々お待ちくださいませ。」と言って、待ち合わせ用のソファーを手で示した。
女性は、気を取り直して、また何事もない様子を装って、示されたソファーに悠然と座った。

すぐに、奥から可愛いエプロンドレスの制服を着たウエイトレスがやって来て、女性を店の奥へと案内して行った。
・・・・・

店の奥にある1室。
花が飾られ、リラックスする効果のある香水の心地よい香りが漂っている。
「では、こちらに横になって、楽になさって下さいませ。」
ウエイトレスは丁寧な口調で女性に言い、女性は鷹揚な態度で、でも少しびくびくとしながら、置かれたリクライニングシートに寝る。
「では、お体を包ませていただきますね。」
ウエイトレスはそう言って、女性の両足、両腕、胴体を1本づつタオル地で包まれた幅広のベルトで、そっとやさしく包んで行った。

2 冴子 2024-05-06 16:05:14 [PC]

「では、処置が終わるまで、映像と音楽をお楽しみくださいませ。」
ウエイトレスはそう言って、女性の頭にリクライニングシート備え付けのVRヘッドカバーをかぶせる。
VRスクリーンに女性があらかじめ選んでおいた映像が映し出され始める。
広い草原の中、女性は馬に乗る。
鐙に足をかける・・・その動きに合わせて、現実ではリクライニングシートの足の部分が女性の足を開かせる。
女性が馬に乗り、前かがみになる・・・その動きに合わせてリクライニングシートが女性の両足を持ち上げ、ウエイトレスが素早く女性のスカートをめくって、その下の『拘束ロンパース』=おむつを勝手に外せないようにするための服、のおまたのホックを開け、『おむつ替え』を始める。
その感触に、女性は『おむつ替え』が始まった事に気付くが、「わたしは、今馬に乗っているのっ!」と必死で自分に言い聞かせる。

しかし、ウエイトレスが、素早く丁寧に女性のおまたを拭いたところで、女性の頭の中に「自分は今おむつを替えられている」という事実がいっぱいになってしまい、恥ずかしさのあまり、思わず「イヤッ!」と言って、暴れ出してしまった!。
とはいえ、幅広のベルトで体をやんわりと固定されているので、大して動けはしないのだけれど。

VR映像の中で馬が暴れ出す。
女性はそれに気を取られ、必死で馬をなだめようとする。
映像は、女性がおむつ替えに適した動きをするように、誘導する。
女性の動きが落ち着いたのを見計らって、ウエイトレスは女性のおむつを大急ぎで替え、『拘束ロンパース』のホックを全て閉めた。


「お疲れさまでした!、処置が終わりました。」
ウエイトレスは、女性が暴れた事などおくびにも出さず、明るい声でそう言いながら女性の体を固定していたベルトを外して行く。
女性の方もちょっとだけ恥ずかしそうにしながらも平静を装って、鷹揚にウエイトレスに体をまかせていた。

「では、またの当店ご利用をお願い致します。」
うやうやしいウエイトレスの見送りに軽く手で答えながら、女性は店を出て行った。

3 冴子 2024-05-06 16:05:54 [PC]

20XX年、大きくなってもおむつが取れない子が激増、それによって、公共の場所がおもらしで汚される事件も激増して、「おもらしをする可能性がある人は、おむつを当てなくてはならない」という法律が出来た。
おむつの種類やら交換場所、強制の程度等は紆余曲折の後、
「1回でも公共の場所をおもらしで汚したり、その可能性がある者は、おむつを当てなくてはいけない」
「おむつ着用指示にしたがわない者は、自分では外せないおむつを強制的に当てられる」
「おむつを当てている者は、それがはっきりと分かる服装をしなくてはならない」
「おむつやその交換費用は『原則として』公費負担」
などと決められ、当初は公設のおむつ交換所が設けられたが、後に効率化のためにその事業は民間に委託された。

のだが・・・
大きくなってもおむつが取れない子は下層の者が多かった事もあり、比較的裕福な層でおむつの着用を命じられた者は、そう言った人達と同じ場所での交換を嫌がり、また「自分がおむつを当てられている」という事を隠したがる傾向もあったため、

「おむつを当てている者が、それと分かる服装をせず公共の場所を汚した場合は、多額の罰金と賠償金を課される」
という条項が付け加えられるのと引き換えに、「おむつを当てている事が分かる服装」については、しなくても黙認されるようになった。

また、交換場所として全額個人負担の非公開会員制の高級なおむつ交換所が、高級レストランなどの中に生まれたのだった。


ちゃんちゃん!
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