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疫病-ステージ2 (コメント数:6)

1 冴子 2024-08-06 16:20:01 [PC]

(学校、行きたくないなぁ・・・)
お尻まわりに感じるぐっしょりと濡れた感触。
ゆうべ寝てからのおもらしで濡れたおむつの感触。
あたしがそんな事を思いながら布団の中でもぞもぞしていると。
「英子(えいこ)ちゃん、朝よ。」
ドアが開いて、ママがそう言いながら入って来た。
「わかってるよぉ・・・」
あたしは口をとがらせながらそう答える。
ママはあたしの布団をめくって、あたしの寝間着のおまたのホックを開けて、テキパキとあたしのおむつ替えにかかる。
「学校、行きたくなぁーい・・・」
「もう、またそんな事言って。しかたないでしょ?。『病気』にかかっちゃったんだから。ほら、あんよもっと開いて。」
「でもぉ、何であたしだけ・・・って、言うか、赤ちゃんみたいな言い方やめてっ!。」
「あ、ごめんね。つい、ね。えっと、あ・・し上げて。」
あたしが足とお尻を持ち上げて手で支えると、ママは夜用のおむつをあたしのお尻の下からどかして、通学用の特大のおむつを敷く。
そして、丁寧にあたしのおまたやお尻を拭いてくれてから、
「はい、下ろして。」
と言って、あたしにその大きなおむつを当て始めた。
ウエスト部分とヒップ部分が別々に締められるようになっている、お腹まで覆う特大のおむつカバー。
これから学校に行って、家に帰るまでのおしっこを余裕で吸える大量の布おむつを収め、垂れ下がらないように支えるための特別なおむつカバー。
『病気』にかかっておしっこが一切我慢出来なくなってしまったあたしが、普通の高校に通うためのおむつ。
感染すると、おもらしが直らなくなってしまう恐ろしい伝染病!。
通っている高校で感染したのはあたし1人。
なので、万が一菌が残っていた時に感染を広げないために、学校ではおむつを替えてもらえないから。

2 冴子 2024-08-06 16:20:53 [PC]

分厚いおむつに、大きく足を押し広げられ、下腹部を包まれる。
濡れたおむつから乾いたおむつに替えてもらって、それ自体はほっとする良い感触だけど。
「はい、当て終わったわよ。」
おむつを当てられ終わり、あたしは起き上がって、寝間着を脱ぎ捨て、おむつだけの姿になって、首から太ももまでを覆う『防疫ボディースーツ』を着る。
一応、菌はもう退治し終わったけど、「万が一残っていた時のために」1年くらいは着なくちゃいけない。

普通は、頭からかぶって着るものだけど、あたしは胸が大きくてつっかえちゃうので、足から履いて背中のファスナーをママに上げてもらう。
一応、おまたにおむつ替え用のファスナーもあるけど、開けた事はない。
首の後ろで、パチンと鍵の閉まる音。
鍵なんてなくても、勝手に脱いだりしないのに・・・と、思うけど『規則』だから仕方がない。
部屋の鏡に映る自分の姿を見てため息をつく。
大きな胸、おむつカバーでキュッと絞められたウエスト、大きなおむつでふくらんだお尻で、ボン、キュッ、ドドン!な姿。
この間までは、ボン、キュッ、ポン!な体形で男子を悩殺し放題で、純情な子をからかい放題だったんだけど。
今の姿は、クラスの男子に見せられたゲームのキャラみたいな、不自然にお尻と胸が大き過ぎる姿。
男の子たちって、どうして大きなお尻とか胸とかが好きなんだろう・・・ふぅ。

あたしは、ボディースーツの上からHカップのブラを付け、高校の制服を着て、眼鏡をかけた。
そこまで短めのスカートではないから、立っていればスカートの中身までは見えないけれど、大きなおむつに押し広げられて閉じられなくなった両足の広い隙間までは、隠しようがない。
まあ、歩き方でも気づかれてしまうだろうけど。

3 冴子 2024-08-06 16:21:42 [PC]

朝食を食べていたら、じわっとおむつが暖かくなった。
全然我慢出来なくなってるから、食事中だろうとお構いなし。
まあ、おむつの中だから、外からは分からなくて、お行儀がどうのと言われる事はないけど。

ちょっぴり重くなったおむつのまま、あたしは家を出る。
学校までは、駅から電車に乗って1時間。
結構混む路線なので、痴漢がイヤだし、ちょっとはすいている女性専用車両に乗る。
座席に座ると、おむつに大きく広げられた足の隙間からスカートの中が対面の人に見えてしまう。
大きなおむつでパンパンにふくらんだ防疫ボディースツのおまたが。
目をひそめる人、バカにしたように薄笑いを浮かべる人・・・
あたしはそんな視線がイヤで、そっとため息をついて目を閉じた。

しばらくして、またじわわっとおむつが暖かくなった。
あたしは衆人環視の中でのおもらしの恥ずかしさに耐えながら、心の中で「誰も見ていない、誰も気づかない」と必死で唱える。
目を閉じる前のあたしのスカートの中に注がれる視線の光景を打ち消そうと。

降りる駅に着き、電車を降りる。
顔を背けるようにして、周囲の視線を無視して。
あたしは以前はさっそうと歩いていた学校までの道を、大きなおむつに足をガニ股に開かされてよちよちと歩く。
ホントみじめ。
無理して胸を張って、視線を高くして歩く。他の人と視線が合わないように。

4 冴子 2024-08-06 16:22:35 [PC]

教室に入ると、
「おはよ委員ちょ。」「英ちゃんおはよ。」
と、クラスメートの女の子たちがちょっとからかうように声をかけて来る。
そのうちの一人が、独り言のようにわざとらしく聞こえよがしに言う。
「委員ちょ、ただでさえキャラ盛り過ぎだったのに、さらにキャラ盛ったよねぇー。
成績1番で、クラス委員で、巨乳で、メガネっ娘で、スポーツもそれなりで、男子にもモテて・・・」
「ちょっとぉー、スポーツは今ダメでしょ。ほら、大っきなおむつ当てられちゃってるから。」
「あ、そっかぁー。で、デカ尻と、おもらし、ロリおむつが加わったんだね!。ぷっ!、くすくすくす・・・」

男子にモテて、女子にはかなり目の敵にされてたから、仕方ないとはいえ、悔しい。
以前は、あたしの方が見下す側だったのにぃーっ!。
って、力が入ったら、じょろっともらしちゃった。
あたしは、何食わぬ顔で、自分の席に座った。
そんなあたしの耳に、
「委員ちょ、しょげないで!。悪い事ばかりじゃないでしょ?。ほら、そんな貞操帯みたいなおむつ当てられてるおかげで、「やらせろ」って言う男子を断るのが楽になったり、襲われる心配がなくなったりと色々あるでしょ?。トイレももう行かないで済むし?。」
という声と、その後の爆笑の声が届いた。
ううう・・・

こんな風に屈辱を受けていると、「いっそ転校しようか?」みたいな考えが頭をもたげて来てしまう。

転校先は、いくつかある。
その1、この病気にかかった子がたくさん通う高校。
ここなら学校でおむつを替えてもらえるから、ここまで大きなおむつは当てられなくて済むし、同じおもらしが直らない仲間がいる。
でも・・・
結局、それ以外の生徒にバカにされたりからかわれたりする現状は変わらないのよね。

その2,この病気にかかった子だけを集めた高校。
ここなら全員が同じ病気にかかった子だから、他の生徒にバカにされる事はない。
けど・・・全寮制なのよね。
しかも制服がやたらと幼いデザイン!!!。
この病気のせいで、心が赤ちゃん返りしちゃってる子が多いとかに加えて、おむつ替えの利便性もあって、ほとんどベビー服!。
そんな屈辱を受けるくらいなら、まだ今のままの方がマシっ!。

5 冴子 2024-08-06 16:23:40 [PC]

そんな事を思いながら、教室で授業中におもらしを繰り返しながら、1日が過ぎ、あたしは丸1日のおもらしでずっしりと重くなったおむつをおまたの下にぶら下げて、家路につくのだった。

家に着き、ほっとする。
もうからかわれたりバカにされたり、他人の視線を気にしなくて済む。
「ただいまぁー」
「はい、英ちゃん、お帰りなさい。今日も頑張ったわね。」
投げやりに言うあたしの声に、笑顔でやさしく答えてくれるママ。
その声に、元気を少しもらって、あたしは制服のまま、部屋で勉強に取り掛かる。
せめて、成績だけはキープしたいから!。

夕食を挟んで、宿題も予習復習も終わり、さすがにぐたぁーっとなるあたし。
あとは、もうお風呂に入って寝るだけ。
「はぁー、もう高校生するの疲れたぁーっ!」
そう言って、椅子の背によっかかっていると、ママが入って来てあたしを後ろからそっと抱きしめてくれる。
ママの豊かなおっぱいに頭を持たせかけて、あたしは安らかな気持ちになる。
「お疲れさま。今日も、高校生、頑張ったね!」
ママのその声に、あたしはそっと息をついて言う。
「うん、今日はもう高校生やめるぅー。」
「はいはい、じゃあ、脱ぎ脱ぎしようねぇー」
ママはそう言って、あたしを立たせて、制服を脱がしてくれる。
上着、ブラウス、スカート。『防疫ボディースーツ』を。


そして、ママはあたしをベッドに寝かせて
「あー、英ちゃん、いっぱいおしっこしてえらかったね!。」
と言いながら、1日の大量のおもらしでぐちょぐちょでどっしりと重くなったおむつを外してくれる。
あたしは、ただ体をまかせてママにおむつを外してもらい、ママに連れられてお風呂に入った。

6 冴子 2024-08-06 16:24:23 [PC]

あたしの体をやさしく丁寧に洗ってくれるママ。
『お風呂屋さん』に勤めていたママは、とっても洗うのがうまい。
1日中おむつの中でおしっこにまみれていたあたしのおまたもきれいになって、とても気持ち良い・・・
あ、じょろっと出ちゃった!

そうして、ママと一緒にお風呂から上がったあたしは、赤ちゃんのように、こてんと寝て、おっきくあんよを開いて、ママに夜用のおっきなおむつを当ててもらう。
おまたを押し広げる分厚いおむつがとっても気持ち良い。
どんなにおもらししても漏れない安心なおむちゅ。
それから、柔らかくていっぱい伸びる寝間着を頭からかぶせて着せてもらう。
クマさんのお耳の付いた可愛いベビー服。
パチンパチンとおまたのホックをかけてもらえば、あたしはもう赤ちゃん!。
「おやすみなさい。」
そう言いながら添い寝してくれるママのおっきなおっぱいに顔をうずめて、あたしはすぐに眠りに落ちたのだった。


英子が眠ったのを確認して、そっとベッドを出るママ。
「ごめんね、英ちゃん。」
そっと、そうつぶやく。
英子に病気をうつしてしまったのはママだった。
『お店』のお客さんから『病気』をうつされ、ママ自身は『お店』の定期検査のおかげでごく初期に感染が分かって大した障碍は残らなかったものの、英子はおもらしを恥ずかしがって隠してしまったために、一生おしっこが我慢出来なくなる『ステージ2』まで病気が進んでしまったのだった。

「一生、ママがお世話してあげるからね。」
そうつぶやいて、ママは夜のお勤めに出て行ったのだった。


ちゃんちゃん!
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