材大なれば用を為し難し

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天孫瓊々杵尊の (コメント数:1)

1 Ryou 2014-06-21 19:21:42 [URL]

 天孫瓊々杵尊の日向に降臨し給うや、国津神たる事勝国勝長狭は、自ら進んで潔くその国土を天孫に奉った。同じく国津神たる大山祇神は、その女木花開耶姫を献じて、天孫の妃となし奉った。そして天孫の御子なる彦火火出見尊、その御孫なる※※草葺不合尊は、また共に同じく国津神たる海神の女を妃と遊ばされたと伝えられている。これすなわち、山海共に皇室の御稜威に服し、ここに既に同化融合の実を挙げ給うた事実を、語り伝えたものではあるまいか。皇祖・皇宗の御上において既に然りで、いわんや臣隷諸神の上において、さらにいわんや一般庶民の上において、民族の同化融合が続々として行われたるべき事は、容易に想像しえらるべきではなかろうか。かくの如きは、ただに諸外国における優秀民族が、他に植民した場合に多く起る諸現象の傍例を、社会学者によって提供してもらうまでもなく、我が古伝説が明らかにこれを語っているのである。
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