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さようならした日 (コメント数:1)

1 ららちゃん 2021-02-08 11:53:46


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20年来の舟木さん大好きで知り合った、我が田舎町の親友が婦人科系の癌で4年前に亡くなった。
病院には舟木さんの写真やその他の舟木さん関係の物は全て持って行って励ました。
彼女も、絶対、良くなるからと気持ちは前向きだった。
私も信じていたし、ただ、段々と抗がん剤治療の入院が長くなってきたのが心配でした。

変だと感じていた頃、舟木さんが仙台のコンサートに来る日を伝えたら・・主治医に聞いてみると言って、
「やっぱり、仙台には行けないわぁ」と落胆の電話が来た。

でも、でも、仙台公演の日に主治医から許可が出たと早朝に電話が来て、
主人に車で送って貰うと軽やかな声で言って来た。
あぁ~嘘だなぁ~病院を抜け出して舟木さんに命がけで逢いに行くんだと直感した。

良かったねぇ~仙台で逢おうねと約束した。
カツラを被って、15キロ痩せたと言いながら、笑顔で会場前で待っていた。

丁度、チケットを売りたい人に巡り合い、良い席が取れたと涙ぐんでいたっけ・・★
彼女にとって、あれが舟木さんとお逢いしたのが最後でした。

その直後、彼女のご主人から、今朝の5時過ぎに亡くなりました。と連絡を頂いた。

私・・一時間近く車を走らせた・・涙がこぼれて、前が見えない、何度も手で涙を拭きながら、ハンドルを握った。
彼女の家に着いたら、葬儀屋さんが頬を少し膨らまして下さって、
綺麗にお化粧をして下さり、見違える程の美人さんに変身して、布団に寝ていました。
 丸で生きている様であった・・♪

その布団の上には、私が見舞いに行く度に置いて来た、パンフレットや舟木さんの大きな写真をそっと、
ご主人が何枚か置いて下っていた。彼女の布団の脇にも私がプレゼントした、
CDやDVD、カセットテープやその他のグッツ類をきちんと並べてくれていた。

*****その姿に、ただただ、涙が溢れた。一生分の涙が流れた・・******

ご主人曰く
もう、子宮から大腸、肺まで転移をしていたそうで本人には言えなかったそうです。

7年半の闘病生活お疲れ様でした。素直に思った。
春に向かう陽ざしのある日に思い出す悲しい出来事です。
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