わくわく雑学豆知識
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海② (コメント数:1)

1 米雨 2009-07-24 20:00:00 [PC]

海は地球が誕生して10億年ほど経ってからできたといわれています。

地球が生まれたての頃は、その引力で周りの惑星をひきよせたり、ぶつかったりを繰り返していました。
その衝突エネルギーのため、かなりの高温の中、マグマの海ができました。
やがて、温度が下がっていき、マグマの海は固まったり蒸発したりして、そこから二酸化炭素や窒素、水蒸気などが大量に発生したのだそうです。
そして、その水蒸気が雲となり、1000年もの間、雨を降らし続け、地球に海(原始の海)ができました。

しかし、原始の海は、青酸、塩酸など猛毒物質で満ちており酸性でした。今の海は中性ですし、性質の異なる海だったようです。
波は荒れ狂い、火山や雷が暴れまわる中、水は数々の元素を溶かし込む性質があるので、その吹き出た物質や、岩石に付着しているカルシウムやナトリウム、大気中の二酸化炭素などを徐々に溶かし込んだのだそうです。
溶かし込んだ海では、色々な成分が結びついたり化学反応を起こし、やがて簡単な生物が形成されていったといわれています(異説あり)。

そうして現在の海ができるまで、10億年もの歳月を要したのだそうです。
そんな貴重な海を、近代工業化に入り環境を省みずどんどん汚してしまいました。
もし、海がなくなれば雨も降らず、地球上の全生物は絶滅してしまうことでしょう(>_<)
生物は、海とは切っても切れない深い関係をもっているのです。

ちなみに、昔の海は今よりも塩分濃度が低かったのですが、水の性質は何でも溶かし込むので、年々少しずつですが濃度が高くなり、今の濃度になりました。
もちろん、今も溶かし込んでいるので少しずつ濃度は高くなっているのですが、温暖化の影響で、南北極の氷が解けてしまい、ここ数十年は逆に濃度が低くなってしまってます。
温暖化を防ぐためにも、各国は協力してがんばっています。個人レベルでも温暖化を考えて、海を守りましょう(^^)

といっても、ある学者なんかは地球は太陽の影響で今から小さな氷河期に入ると指摘したりして、どれを信じてよいのやら(^^;)
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