リレー小説
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1 冴子 2016-05-15 22:57:12 [PC]

(え?、なに?)
あたしは、ふと胸に違和感を感じて、自分の胸を見た。
満員電車の中。
両手でかばんを持ったままのあたしは手を動かす事が出来なくて。
滑らかな手。でもはっきりと男の手と分かる手が、あたしの胸に置かれていた。
その手が、ゆっくりと動く。あたしの胸を撫で回すように!。
ぞわっ!。
あたしの全身に鳥肌が立った。
(ちっ、痴漢っ!。)
恐怖と嫌悪感で声が出ない。
逃れたいけれど、満員電車の中、身動きするのが精一杯だった。
(い、いやっ!)
手がゆっくりと動いて、あたしの胸の下側へと動き、あたしの胸を持ち上げるようにして、もむ。
もぞっとした感触!
(やっ、やぁーーーーーっ!!!)
叫びたいけれど、口の中がカラカラで、喉がひきつり、声が出ない!。
口がパクパクと動き、泣きそうになるけれど、その手はそんな事に構わず、またもぞもぞと動く。
胸を無数のゴキブリが這いまわっているような気分。
朝、寝坊して、駅に着いたらギリギリで、トイレにも寄らず階段近くの車両に飛び乗らなければ!。
たとえ学校に遅刻しても、いつもの女性専用車両に乗ってたら・・・
こんな目に合わなかったのにっ!。
と、今度はお尻にもぞっとした感触を覚えた。
「っひっ!。」
嫌悪感に全身が引きつる。
手はゆっくりとあたしのお尻を撫で回し、スカートにしわが寄って。
(や、やぁーーーーーっ!。)
手は、スカートをめくり上げ、あたしの太ももの間に割って入り、あたしのおまたに・・・!。
恐怖と嫌悪感で頭の中が真っ白になった。
おまたが、ブワッと熱くなった気がする。そして足をくすぐったい感触が伝い降りて行って・・・

32 冴子 2016-10-16 14:43:06 [PC]

お母さんは数瞬の間歩美の顔を見つめ・・・視線を落とすと、ふうとため息をついて、顔を上げた。
優しい笑みを浮かべて。
そして、言った。
「もう、歩美ちゃんは、しょうのない甘えんぼさんねぇ。」
赤ちゃんを叱るような、いたずらっぽい声で。
「だあってぇ・・・」
すねるような泣き声で言う歩美。
そんな幼児のような態度の歩美に、お母さんは芝居がかったちょっときびしめの声で言い渡す。
「そんなしょうのない甘えんぼさんは、今日1日赤ちゃんでいなさい!。
赤ちゃんみたいな服を着て、赤ちゃんみたいな大っきいおむつを当てて、おむつにおしっこをして。」
歩美の目が、驚いたように見開かれる。
「ええぇーっ!、そんなぁ。」
さもイヤがっているように歩美は言うけれど、その声は心の奥から湧き上がるうれしさに弾んでいる。
そんな歩美に、もう一度そっとため息をつくと、お母さんは真面目な声でコソッと言った。
「でも、明日からは、ちゃんと中学生に戻るのよ?。分かった?。」
「はい、お母さん!。」
ほっとうれしそうに歩美は答えた。

テープ型のおむつの中にバスタオルを畳んで入れて分厚くしたおむつ。
歩美が昔はいていた可愛い、今は短くておむつが丸出しになる長さのスカート。
きのう歩美が着ていたチュニック。
ナプキンを首に結んだよだれかけ。
丸出しの大きなおむつに足を大きく開かれて、床にぺたんと座る歩美の姿は、赤ちゃんのようだった。

33 T.S 2016-10-18 21:22:37 [PC]

「〜〜♪」

部屋に戻った歩美は昨日と同じように鏡に移る自分を眺めていた。
そこに映るのは、もはや中学生の面影もない赤ちゃんそのものである。
恥ずかしさも多少あるが、何も気にする必要がなくなり内心大喜びであった。
鏡の前で様々なポーズをとっているうちに、いつもと異なる下半身の感覚に気が付いた。

(…あれ?)

歩美は感じたのは明らかな濡れた感触だった。
例によっておしっこをちびってしまった訳であるが、今までと違い直接おむつが濡れたのではなく
おむつの中に入っているタオルがまずおしっこを吸収したのである。
そのため、湿っている感触が直に伝わっていた。

(もしかして…これが狙いだったのかな?)

一刻も早く元の中学生に戻ってほしい母親の意図を何となく感じ取ったが、
歩美は気にする事なく立ち上がって、おむつを替えてもらうために母親のもとに行こうとした。

(じょわー…)

しかし、立ち上がろうとしたところでおしっこが出てしまった。
ただでさえ厚ぼったいテープ式紙おむつの上に中に入れられたバスタオルで
さらに分厚くなっているおむつではそう身動きが取れないためである。
おむつの中のタオルはもちろん、おむつ自体も濡れていって重くなる。
そして後に残ったのは濡れていない部分がないくらいべちゃっとしたタオルの暖かく湿った感触であった。
これには歩美も段々気持ち悪い不快感を感じるようになり、母親の元へ急ぐのであった…。

34 冴子 2016-10-30 11:23:55 [PC]

「ママぁ、おしっこぉ、出ちゃったぁー。」
お母さんを探して、歩美が台所に行くと、なにやら作っていたお母さんが振りかえった。
「あらあら。ちょっと待っててね。もう少しで出来るから。」
お母さんはそう言って、作業を続ける。
「はやくぅー。」
歩美は床にぺたんと足を投げ出して座り、駄々をこねる。
お尻に感じるぐっしょりと濡れた感触が気持ち悪い。
ママにやってもらわないと、その気持ち悪さから逃れる事が出来ない『赤ちゃんになった』今の自分。
無力感。
「よし、出来た。」
お母さんはそうつぶやくと、歩美の手を取って脱衣所へと連れて行った。
「じゃあ、おむつ替えようねぇー。あー、いっぱい出ちゃったねぇー。」
歩美を床に敷いたバスタオルの上に寝かせ、歩美のおむつを替えてくれるお母さん。
濡れたおむつが気持ち悪かった分、お尻を拭いてもらうのも、新しい乾いたバスタオルのおむつも、とても気持ち良くて、それをお母さんにやってもらえて、歩美はとても満ち足りた気持ちになる。
「ふぅー・・・」
気持ち良さそうにため息をつく歩美。
おむつを替えてもらって、ほっとしたらお腹が空いてきた。
「お腹減っちゃった・・・」
歩美がつぶやくように言うと、お母さんがにっこりと笑って言う。
「じゃあ、おっぱい飲もうね、歩美ちゃん。」
「え?!。」
お母さんは、驚く歩美を台所に連れて行き、座って歩美を胸に抱きかかえて、さっき作っていた物を歩美の口元へ運んだ。
それは、ペットボトルに厚手のポリ袋で作った乳首をつけた哺乳瓶だった。
「はーい、いっぱい飲んでねぇー。」
「う、うん・・・」
お母さんの大きなおっぱいに頭を預けてちょっと甘じょっぱい牛乳をおずおずと飲む歩美。
とても幸せな気持ち。
味が濃かったせいか、全部飲み終わると、今度はちょっと喉が渇いて来た。
「ママぁー、お茶も飲みたい。」
「はいはい。」
お母さんはそう言って、哺乳瓶に今度はウーロン茶を入れて、歩美に飲ませてくれる。
牛乳とウーロン茶でお腹がいっぱいになり、歩美はちょっと眠くなって、目をこする。
「ふふ、おねむかな?。じゃあ、お昼寝しようねぇー。」
お母さんは優しくそう言うと、歩美を部屋に連れて行って寝かせてくれたのだった。

35 T.S 2017-03-30 20:50:33 [PC]

「うーん…。」

歩美が目を覚ました時には、既に夕方になっていた。
勿論おむつも寝ている間のおねしょで濡れていたのは言うまでもない。
そして当然中のバスタオルもぐっしょりだった。

「おしっこしちゃった…」
「はいはい。そういうと思っていたよ。早速おむつ替えようね」

そういうと、母親はまた歩美をバスタオルの上に寝かせる。

「それじゃ、おむつ開けるよー」

そういって、母親はおむつのテープを外した。
寝ている間のおねしょでぐっしょりと濡れたおむつが露わになる。
まずはおむつの中に入っていたタオルを外す。タオルも案の定乾いたところがないくらい濡れていた。
おしっこを全て吸収してずっしり重くなったおむつも外して、新しいおむつを当てようとしたが…。

「ちょっと待って…」
「どうしたの?」

突然歩美がおむつを当てようとした母親を止めた。

「もう赤ちゃんごっこはいいよ…昼間ので今までの胸のつかえがとれたから。
 だからもとの中学生に戻りたいの。トレーニングして明日からまた頑張るから!
 でも心配だから今日はまだパンツのおむつでね。あと夜もおねしょすると思うからその時はまたテープのを当てて」
「(自発的に戻りたいと言ったわね)よかった…。このままだったらどうしようかと思っていたのよ。」

歩美は今日一日の赤ちゃん扱いにより吹っ切れた様子だった。
そしてその気持ちを汲み取った母親からパンツ型のおむつを受け取って自分ではいた。

「でも…一つだけお願いがあるの。休みの日、それもたまにでいいからまたこうして欲しい…」
「別にいいわよ。その代わり他の事を頑張ればいいんだから。あなたはいつも頑張ってるじゃない」
「はーい。あっ、でもまたおしっこしたくなっちゃった。漏れそうじゃないけど」
「よく出る前に言えたねー。えらいわ。それじゃ早速トレーニングの続きね。
 そうだ、確か物置にあれがあったはず。もう大きくなったから使えるかわからないけど…」

そういって、母親は物置から"あるもの"を取りに向かった。
お察しだとは思うが、その"あるもの"とは歩美が昔使っていたおまるである。
今の歩美が使えるかどうかはわからないが、トレーニングになればと母親は考えた。

36 冴子 2017-04-11 14:56:26 [PC]

お母さんの持って来たおまるは小さかった。
歩美のぼんやりとした記憶にあるおまるは、まるで木馬のようにゆったりと座れるものだったのに。
それでも歩美は、ちょっぴり顔を赤らめながら、それにまたがる。
『これで赤ちゃんから卒業!』という儀式のように。
小柄な体に見合った大きさのお尻は、ギリギリだけれど、まだそれに座れた。
お腹に力を入れて、おしっこをしぼり出す。
うっすらとよみがえる幼い頃のトイレトレの思い出。胸がきゅんとする。
でも・・・
うつむいたその視界に自分の大きく育った胸が飛び込んで来る。
小さなおまると良く育った胸。
(あたし、もう赤ちゃんじゃないんだ・・・)
それは、歩美に自分がもう赤ちゃんではない事を強く印象付けたのだった。

そして、ごく普通の夕食。
ほぼ食べ終わって、お水を飲んだ途端。
じわ・・・
「あっ!。」
お母さんと目が合う。
歩美は、恥ずかしそうに顔を伏せ。
「・・・ちょっと出ちゃった。」
お母さんがクスッと笑う。
「大丈夫よ。明日から頑張ろうね!。」
「うん!。」

そうして、甘酸っぱい気持ちでテープ型のおむつを『当てて』もらって。
歩美は幸せな気持ちと少しの寂しさを抱いて、眠りについたのだった。

翌朝。
ぐっしょりと濡れたおむつの感触を感じながら歩美は目覚めた。
夢の中で何度も何度もおもらししては、お母さんにおむつを替えてもらったり、おもらしの後始末をしてもらった気がする。
歩美はお風呂場に行くと、自分でおむつを外し、甘い赤ちゃん気分と一緒におしっこを洗い流して、鏡の中の大きく育った自分の胸をまっすぐに見ながら、中学の制服に着替えた。
でも・・・ちょっぴりおまたが頼りない。
不安を感じて歩美が手を止めた時、戸が開いてお母さんが、
「はい、これ。」
と言って差し出したものがあった。
パンツ型のおむつ。
「無理しなくても、いつでも赤ちゃんに戻って良いからね。」
「うん!、ありがとうお母さん。」

「行って来まーす!。」
元気良く家を出る歩美。
それを暖かい目で見送るお母さん。
一度赤ちゃんに戻って、ちょっぴり大人になった歩美は、中学に向かった。
おまたのちょっぴり分厚い感触に励まされながら。

ちゃんちゃん!



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