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児童健全育成法3 冴子 2018-10-14 18:43:27 冴子
夢の一週間⑤12 カンパニー 2018-10-08 23:03:42 カンパニー
洋品店たけのこ21 冴子 2018-09-30 14:22:46 冴子
結衣奈ちゃんはおむつが取れない5 冴子 2018-09-23 11:01:58 冴子
夏休み6 ヒデちゃん 2018-09-19 11:33:25 ヒデちゃん
日食の朝3 たか◆.kUj/IzvYo 2018-08-01 21:47:28 たか◆.kUj/IzvYo
夢の一週間④15 カンパニー 2018-07-30 23:35:31 カンパニー
夢の一週間③8 カンパニー 2018-07-20 23:44:55 カンパニー
夢の一週間②10 カンパニー 2018-07-15 19:16:34 カンパニー
夢の一週間①9 カンパニー 2018-07-15 18:57:24 カンパニー
1 冴子 2018-10-14 18:37:57 [PC]

『行動管理処分』の少女

202Y年。
駅前に建てられた喫煙所の高い煙突から、もうもうと煙が空に撒き散らされている。
その周りには、らせん状の列を作った落ち着かなげな男達がたむろしている。
休日だというのに明かりの消えた店の目立つビル街。
ちらほらと歩いている女子中高生の制服も、杓子定規にきっちりとしていて、かつての華やかさはなく、その表情もどこか不安げだ。
そんな街のあちこちで、母親と思しき女性と歩くやけにスタイルの良い幼児(?)の姿が目立つ。
可愛い、でもちょっと地味な幼児服を着せられ、大きなおむつでおまたをふくらませた子供達が。
女子中高生達のチラッチラッと見てはすぐにそらす視線を浴びながら・・・・・

「ママぁ、おしっこ・・・出ちゃった。」
あたしがそう言うと、ママは、ちょっとこわばった顔であたしの方を見た。
でも、すぐに表情をやさしく和らげて、
「そう、じゃあおむつ替えようね。」
と言って、あたしの手を取ると、近くの誰でもトイレへと向かった。

202X年。
『児童健全育成法』という名の法律が施行された。
本来は、児童(18歳未満)が性犯罪等に巻き込まれるのを防ぐための法律だったが、やがてそれは『児童から犯罪に飛び込んで行くのでは、犯罪から守れない』という名目の元、児童の行動を制限する法律へと変質していった。
そして、『児童にふさわしくない行い』をした児童に対し『自己管理が出来ない児童の保護』という名目で、懲罰的な意味も込めてその行動を強制的に制限する罰を科す事になったのだった。

2 冴子 2018-10-14 18:42:26 [PC]

ベッドに寝せられたあたしの下腹部のホックをママが専用の鍵でパチンパチンと開けていく。
『児童保護衣』という名の拘束衣。
『児童にふさわしくない淫らな行動をした児童』に着せられる頑丈な布で出来た、自分では脱ぐ事が出来ない、ハイネックで半そで3分丈のレオタードのような服。着せる時は、胸元と下腹部、両腿の鍵の付いたファスナーを開け、頭からかぶらせるようにして着せる。
そして、それを脱がすための鍵を与えられるのは、その児童の保護者と担任教師、そして『補導所』の係官だけだった。
当然、こんなものを着せられたらトイレに行く事も出来ないから、おむつを当てられてしまう。濡れると気持ちの悪い布おむつを!。
保護者の持っている鍵をこっそり渡してもらえば、自分で脱ぎ着出来るだろうけど、それをやった場合には、『保護者にも管理能力なし』とされて、鍵は取り上げられてしまう。
当然、おむつを替えてもらえるのも学校か『補導所』だけになってしまうから、1日3回くらいのおむつ替えで持つほどの分厚いおむつを当てられ、長い時間濡れたおむつを我慢しなければならなくなる。
それどころか、親の職業や素行に問題があると判定されれば、刑務所のような『児童矯正保護施設』に収容されてしまう!、のだった。

下腹部の布が重なった部分が開けられ、おむつカバーが現れる。
ゴム引きの丈夫なおむつカバー。
それを開けると、ぐっしょりと濡れた布おむつ。
「『ああ、いっぱいしてえらかったねぇー』。じゃあ、お尻を持ち上げてねぇ。」
ママのやさしい声。
あたしは、両足ごとお尻を持ち上げて両腕で抱える。
赤ちゃんみたいなおむつ替えスタイル。
赤ちゃんみたいな声かけとこのおむつ替えスタイルも規則で決められている。
誰でもトイレには監視カメラとマイクがあって、AIの監視システムが常時監視してるから、規則を破ったら、すぐにバレて懲罰を受ける事になる。より重い処分へとランクアップされ、最悪、『児童矯正保護施設』へ収容されてしまう。

3 冴子 2018-10-14 18:43:27 [PC]

ママが、おまたをきれいに拭いて、おむつリュックから出した替えのおむつを、あたしのお尻の下に敷く。
「はい、下ろして良いよぉー。」
あたしは、お尻を下ろして、大きく足を開く。
気持ちの良い乾いた布おむつの感触が、あたしのおまたを包んでいく。
開いた足を押し広げるその感触が、たまらない恥ずかしさをかきたてる。
おむつが当てられ、『児童保護衣』のファスナーが閉められ、パチンパチンと鍵がかけられていく。
悔しさと絶望の音。
ママのやさしさだけが救いだった。

「はい、出来たわよ。」
ママのやさしい声。
あたしは、ベッドから起きて、大きな鏡に映る自分の姿を見る。これも規則。
地味な色合いの、でも幼児服を思わせる可愛いデザインの服。
『自分がまだ児童(18歳未満)である事を自覚させる』ためという名目で着せられる『問題児童標識服』。
それを着て、おむつでおまたをふくらませ、おむつリュックを背負った自分の姿。
恥ずかしさと悔しさで、あたしの目に涙がにじむ。
そんなあたしの背をやさしく押すママと一緒に、あたしはトイレの外に出た。

なぜ、あたしが処分を受けたかと言えば、スマホでSNSをやっていて、うっかり出会い系サイトへのリンクを押してしまって、ちっさくて見にくい『18歳チェックボタン』をうっかり押してしまったから。
それを有害サイト監視システムにチェックされ、補導された。
そして、補導員に、うっかりしていただけだと弁解したら、『反省が見られない』と判断され、『無期行動管理処分』=成人(18歳)するまでの『児童保護衣』着用処分、を下されたのだった。
あと2年、こんな生活が続くと思うと泣きたくなる。
うつむいて涙を流すそんなあたしの背中を、ママがやさしくポンポンとたたいて慰めてくれた。


ちゃんちゃん!
 
1 カンパニー 2018-10-08 22:54:51 [PC]

「優実ちゃん起きてー。」

ママが、まだベッドの中でぐっすりと眠る優実ちゃんの体を揺すります。

「うーん…。」
「お買い物行くんでしょ、早く起きなきゃ売り切れちゃうぞ~。」
「おはよー…。」
「おはよう。さぁ、もうここで着替えちゃおうね。」
「うん、わかったぁ。」
「優実ちゃんはそのままでいいわよ、ママがやってあげる。」
「えっ、いいよぉ。」
「いいからいいから。」

そう言ってママは、優実ちゃんを用意してあった洋服に着替えさせ始めました。

「ほら、バンザーイ。」
「はーい。」
「手を入れて。」
「うん。」
「ズボンも脱ぐよ。あら~、今日もおねしょたっぷりね~。」

ママは、大きく膨らんだ優実ちゃんのオムツをポンポンと叩きました。

「だってぇ、でちゃったんだもん。」
「寝てる間だもんね、いいのいいの。はい、脱がすよ。」
「うん。」
「ほら、右足、左足も抜いて。じゃ、おしり拭くね~。」
「はーい。」

優しく、おしりとお股と拭いてもらった優実ちゃん。次はパンツだ、と思っていると。

「優実ちゃん、今日はこっちにしようか。」

ママが手にしていたのは紙オムツです。

「モールまで1時間くらいかかるでしょ?念のため。」
「おかいもののときもオムツ?」
「どっちでもいいよ。」

(さすがに公共の場では恥ずかしいなぁ、でもオムツはきたいかも…)

少し考えて。

「ママ、やっぱりおかいものちゅうはパンツがいい。」
「うん、いいよ。そう言うと思ってスカートを用意しました。これなら車の中でもはき替えやすいでしょ?」
「うん!」

オムツとスカートもはかせてもらって、お着替え完了!さっきまでおねしょしたパンパンのオムツをはいていたのとは別人です。

3 カンパニー 2018-10-08 22:56:11 [PC]

トイレに着くと長蛇の列。トイレの外にまで列がはみ出しています。

「我慢できる?」
「うん、たぶん。」

今まであまり意識していませんでしたが、意識し始めると尿意はどんどん高まっていき、今では両手でぎゅうっとお股を押さえている優実ちゃん。

(こんなにおしっこしたくなるなんて、計算外だったかも)

「我慢できそう?パパに来てもらって男の人の方でする?」

チラッと男性用トイレを見ると列などありません。

(う~確かにこのままじゃやばいなぁ)

「パパとおとこのひとのほういきたい。」
「わかった、もうちょっと我慢だよ。」

ママがパパにメールすると、すぐに来てくれました。

「お待たせ、行こう。」
「ママはフードコートの席を取っておくからね。」
「うん。」

4 カンパニー 2018-10-08 22:57:04 [PC]

男性用トイレに入ると、個室を待っている人が二人いました。

(え~、すぐできると思ったのにぃ)

「優実ちゃん、もうちょっとだからね。」

優しく話しかけるパパ。しかし優実ちゃんは、足をじたばたさせながら、スカートの中に直接手を入れてお股をモミモミしています。

「空いたよ、行こう。」

一番奥の個室が空き、優実ちゃんの順番です。しかし。

‘チョロチョロ…’

「パパ、もれちゃう、もれちゃう!」

チビってしまいました。足をじたばたさせながら急いで個室に入ります。でも手を離すとそのまま漏らしてしまいそうで、パンツが下ろせません。

「落ち着いて、大丈夫だよ。おしっこしよう。」

(でちゃう、でちゃう)

意を決してお股を押さえていた手を離し、パンツとオーバーパンツを一緒に下ろして便座に腰かけました。

‘しぃぃぃ…’

おしっこが勢いよく出ました。

5 カンパニー 2018-10-08 22:57:35 [PC]

「よくがんばったね。間に合った間に合った。」

また優しく話しかけてくれるパパ。でも優実ちゃんは首を横に振りました。

(本当に失敗しちゃった…)

見てみると、パンツはぐっしょりと濡れて、オーバーパンツにまで染みが広がっていました。足にも滴が垂れています。手を離したときにジョーっと出てしまったのです。

「おしっこでちゃった…。」
「大丈夫だよ、気にしない。」

幸い靴や靴下には被害がありません。パパは膝の下にくるまっているパンツとオーバーパンツを脱がせると、鞄に入れてあるおしり拭きで濡れたところをきれいに拭きました。

「こんなときのために、着替え持ってきてあるんだよ。パンツ、どっちにする?」
「ピンクにする。」
「ピンク好きだもんね。」

パンツをはかせてもらって(オーバーパンツはありませんでした)個室を出ました。でも、わざとでなく本当に間に合わなかったには少し驚いているようです。

「よいしょ!」

そう言ってパパは、優実ちゃんのことを抱っこしました。

「パパ?」
「この間、学童でお漏らししたときはこんなに落ち込んでなかったじゃない。大丈夫、ね。」
「うん。」

パパのことをぎゅうっと抱きしめる優実ちゃん。そして抱っこされたまま、ママが待つフードコートへ行きました。ママにちょっとからかわれたけど、それもうれしかったのかずっとご機嫌な優実ちゃんなのでした。

6 カンパニー 2018-10-08 22:58:05 [PC]

お買い物も終わり、今度はママに抱っこされてニコニコの優実ちゃん。駐車場に向かうと。

「そうだ、道の駅に行かない?」
「いくー!」
「久しぶりね。行ってみようか。」

パパの提案にみんな大賛成!道の駅まではここから20分ほどです。早速車に乗り込んで出発!したのですが…。

「進まないなぁ。」

出発してすぐ、前方で事故があったようで渋滞しています。

「こんでるの?」
「事故があったみたいなんだ。」
「ちょっと時間かかるかもね。」

結局渋滞を抜けるのに30分以上かかってしまいました。そのため。

「スースー…。」

いつの間にか優実ちゃんは眠ってしまいました。

「このまま帰ろうか?」
「そうね。あっ!」
「どうしたの?」
「オムツはかせるの忘れてた!」
「トイレ行ってないもんね。ちょっと急ごう。」

そう言ってパパは、アクセルを踏み込みました。

7 カンパニー 2018-10-08 22:59:08 [PC]

「着いたよ。大丈夫かな?」
「うん、まだおねしょしてない。よかったぁ。」
「起こす?」
「そうね、夜寝られなくなっても困るし。優実ちゃん、お家着いたよ。」
「う~ん…みちのえき?」
「優実ちゃんが気持ち良さそうに寝てたから帰ってきたの。」
「そっかぁ。いきたかったなぁ。」
「その分パパと遊ぼうよ。まだ時間あるよ。」
「ほんと?」
「うん。」
「はやくいこ!」

一気にご機嫌の優実ちゃん。でも。

(あっ、おしっこ溜まってる)

強い尿意を感じました。お昼寝でおねしょをしなかった分、たっぷりおしっこが溜まっているのでしょう。

(そうだ、オムツしてると思ってやっちゃったってことにしよーっと)

そう考えた優実ちゃん、玄関で靴を脱いだところで。

‘しぃぃぃ…’

お股の力をふっと抜き、立ったままおしっこを始めました。

「あっ。」
「あらあら。」

優実ちゃんの足を伝ってどんどん床に広がっていくおしっこ、前におしっこしてから時間が経っているので、たくさんの量が出ます。パパとママは苦笑いしながら優実ちゃんを見ています。

「おしっこ出ちゃったね。我慢できなかった?」
「あのね、オムツしてるってかんちがいしちゃったの。」
「そっか。おねしょしてなかったから、おしっこしたかったんだね。そうだ、もうパパとお風呂に入っておいでよ。それから遊んだら?」
「そうだね。よし、行こう!」

そう言ってパパは、優実ちゃんを抱っこしました。

「パパ、ぬれちゃうよ。」
「大丈夫、どうせ洗うんだから。」
「でも…。」
「抱っこは嫌?」
「ううん、してほしい。」
「じゃあするね!あっ、おしりがびしょびしょだ、早くお風呂に行かなきゃー。」
「もうパパー!」

抱っこしてもらいニコニコの優実ちゃんです。

8 カンパニー 2018-10-08 23:00:10 [PC]

脱衣場でも全部服を脱がせてもらい、またまた抱っこでお風呂に入りました。

「パパ、しゃぼんだましていい?」
「いいよ。持っておいで。」
「うん。」

お風呂の扉を開けるとひゅーっと涼しい空気が入ってきて、優実ちゃんの身体が小さく震えました。すると。

‘チョロチョロチョロ…’

(あっ、ヤバ!)

チョロチョロとおしっこが出てきました。さっきお漏らししたときのおしっこがまだ残っていたのでしょう。少量とはいえ、今回もわざとではないお漏らし、優実ちゃん自身も少しびっくりしています。

「優実ちゃん?」
「パパ、おしっこでちゃった。」
「大丈夫、おいで。」

そう言ってパパは、シャワーでお股を流してくれました。

「これでよし。しゃぼん玉取っておいで。」
「うん。」

9 カンパニー 2018-10-08 23:00:44 [PC]

パパの膝に座って湯船に浸かっているとき、優実ちゃんは気になっていたことをパパに聞いてみました。

「あのさ、なんでわたしがおもらししてもおこらないの?」
「怒るようなことじゃないからだよ。誰にでも失敗はあるからね。」

この一週間、わざとだったり本当だったり、何度もお漏らしをしていた優実ちゃん。でも、ママもパパも決して怒ることはなかったのですが、それには理由がありました。先日の夜のこと。

「優実ちゃんどうしたんだろうね、やっぱり赤ちゃん返りかな?急にあまえんぼになっちゃったし、おねしょはともかく、こんなにお漏らししちゃうなんて。」
「小学生になったプレッシャーが、あの子なりにあるのよ。」
「全然見えなかったなぁ。今までそんなことあった?」
「ううん、保育園のときも全然。でも頑張ってることに変わりはないもの、甘ーくいってあげましょ。」
「了解。甘ーく、ね。」

だから、お漏らしを怒らないのはもちろん、思いきり甘えさせてあげていたのです。

10 カンパニー 2018-10-08 23:01:37 [PC]

のんびりお風呂に入っていたら、もう晩ごはんの時間になってしまい、パパと遊ぶのはご飯のあととなりました。

「パパ、あそぼ!」
「いいよ、何する?」
「トランプしよう、スピード。」

しばらくやっていると、おしっこがしたくなってきた優実ちゃん。夢中で遊んでいるので気づいていないようなのですが、さっきから無意識に足を擦り合わせたりおしりをフリフリして、体はおしっこがしたいとサインを出しています。

「優実ちゃん、おしっこじゃない?」

そんな様子を見て、パパが声をかけました。

「えっ?」

(本当だ、すごい溜まってる気がする)

「トイレ行く?」

(オムツだし、しちゃおうかな…そうだ!)

すでに寝るとき用のオムツをはいています。何を思いついたのでしょう。

「パパ、だっこしてつれてって。もうでちゃいそう。」
「そんなに我慢してたの?」
「もれちゃうもれちゃう~。」
「よいしょ、もうちょっとがんばってね。」

(よーし…)

‘しぃぃぃ…’

抱き上げられたそのとき、お股の力をふっと抜くと、しぃぃぃっと音を立てながらオムツにどんどんおしっこが吸収されていきます。そしてパパも、おしりを支える手が温かくなるのを感じました。

「フフっ、出ちゃった?」
「うん。」
「まだ出る?」 
「もうちょっと。」

しばらくするとおしっこが止まりました。オムツはたっぷりおしっこを吸収して、おしりを支えるパパの手はパジャマ越しでもオムツがパンパンに膨らんでいるのを感じています。

「オムツ、替えようね。」
「うん。」

11 カンパニー 2018-10-08 23:02:40 [PC]

新しいオムツと濡れタオルを用意して、パパとオムツ替えです。

「脱がすよ~。」
「じぶんでやるよ~。」
「いいからいいから。」

ズボンとオムツを脱がしてもらうと。

「オムツパンパンだよー、パンツじゃなくてよかったね。」
「うん。」

新しいオムツをはかせてもらうと、パパはちょっと気になっていたことを聞きました。

「本当はもうちょっと我慢できた?」
「えっ?」
「オムツだからいいかな~っておしっこしちゃった?」

わざとオムツにお漏らししたのは、パパにお見通しでした。

「うん、いいかなぁってしちゃった。」
「そっか。いや、いいんだよ。」
「ほんと?」
「本当だよ。」

そう言ってパパは、また優実ちゃんを抱き上げました。

「学校楽しい?」
「うん。でもちょっとつかれる。」

実際に1年生になってみて、1日の終わりにこんなにも疲れるのかと驚いていた優実ちゃん。熱を出してしまったのも、疲れからだったのでしょう。

「優実ちゃん、がんばることも大事だけど、休みたいときは休んでいいし、甘えたいときは甘えていいからね。」
「じゃあ、あまえてもいい?」
「もちろん。」
「ぎゅうってして!」
「いいよ~、ぎゅう~!」
「パパ、くるしいよ~。」
「そうだ、ママー。」
「はーい?」
「優実ちゃんがぎゅうってしてって。はい、バトンタッチ。」
「いいわよー、おいで。」
「うん!」
「ぎゅう~!」
「ママもくるしい~。」

1日たっぷりパパとママに甘えて、心も体も満たされた優実ちゃん。気持ちよくベッドに入りました。

12 カンパニー 2018-10-08 23:03:42 [PC]

「ずいぶん嬉しそうな顔してるわね。」

メイリンが姿を見せました。

「えへへ、なんかいもおもらしできたからねー。まぁ、ほんとうにチビっちゃったのはけいさんがいだったけど。」
「願いはしっかり叶えられたみたいね。」
「うん、おもらしもおねしょもできて、かなえられたかなってかんじ。」
「そうじゃないわ、あなたの本当の願い。」
「ほんとうのねがい?」
「そうよ、あなたの本当の願いはね…。」

メイリンは優実ちゃんの目をじっと見ながら話始めました。

「あなたの本当の願いは、パパとママにおもいきり甘えることだったの。それをお漏らしとかおねしょっていう形で表現したかったってこと。例えば、お漏らししたあとはどんな気持ちだった?」
「なんかうれしかった。」
「それは、パパもママも優しくしてくれたからよ。だからあなたもお漏らししたときはおもいきり甘えてたじゃない。」
「たしかに。」
「お漏らしやおねしょを繰り返して、その度に甘えることであなたの願いは叶えられていったってこと。」

確かに高校生のときの優実ちゃんは、思春期ということもあり両親にはなかなか素直になれず、特にパパとは距離がありました。でも優実ちゃんは元来とてもあまえんぼさん、お漏らしやおねしょが好きな業界人であることも間違いはないので、お漏らしやおねしょをしたいたいう願望を叶えながら、両親に甘えたいという気持ちも無意識のうちに満たしていったのです。

「さて、無事あなたが願いを叶えられたわけなんだけど、どうもまだやり残したことがあるみたいよ。」
「そうなの?」
「何か思い当たることない?」
「う~ん…あっ。」
「思いついたみたいね。明日で最後になるから、明日中にちゃんと叶えきってね。」
「うん、だいじょうぶだとおもう。」
「それじゃあおやすみ、えい!」

メイリンのスリープの魔法で、あっという間に眠ってしまった優実ちゃん。残りの願いとは何なのでしょうか?
 
1 冴子 2018-06-24 17:26:21 [PC]

大きくなってもおもらしが直らない子向けの各種衣料品やおもらしグッズなどを扱っているお店『洋品店たけのこ』のお話です。

12 冴子 2018-07-01 18:59:32 [PC]

そうして。
ママのたくらみも知らず、魅美香はお目当てのワンピースと『赤ちゃんおむつ』用のおむつカバーを2枚買ってもらって、ルンルン気分で帰宅したのだった。

翌週。
「やぁーん!、おむつが見えちゃうぅーっ!。」
先週買ってもらったばかりの可愛いワンピースを着てママとお出かけした魅美香は、ワンピースからはみ出すおむつに悲鳴を上げた。
お家を出た時には辛うじて隠れていたおむつだったけれど、何度かのおもらしで重くなり垂れ下がって丸見えになっていた。
「何でぇー?。」
「魅美香ちゃん、おむつもばっちり見えて赤ちゃんみたいでとっても可愛いよぉ?。」


ちゃんちゃん!
(ネタ掲示板『アテレコストーリー』31番のネタを再構成。)

13 冴子 2018-07-08 11:39:21 [PC]

養女におむつ

「この子に合うおむつカバーはあるかしら?。」
5年生くらいの女の子の手をぐいぐいと引っ張って入って来た40歳くらいの女性が聞いた。
「おむつなんていやぁー・・・。」
そのうつむいた女の子は、かすかな声でそう言いながら泣いている。
「生意気な事言ってるんじゃないのっ!。おもらしばっかりしてる癖にっ!。おもらしするんじゃ、おむつ当てるしかないでしょっ!。」
女性はそう言って、女の子を叱りつける。
女の子はぎゅっとこぶしを握り締めて、黙り込む。
女性が店員の方を向いたの見て、店員が女性に案内する。
「はい、あちらの方にございますよ。どのようなものがよろしいでしょうか?。」
「えっと、公的支給でしたっけ?の布おむつを使う物で、そうね、おもらししたらうんと気持ちが悪くて、1日1回替えれば良いようなのが良いわ!。」
女性はそう言って、女の子の方を、フン、という目で見る。
「そんなぁ・・・。」
女の子が小さな声で泣きながらつぶやく。
「気持ち悪くないと、いつまでもおもらしが直らないでしょうからね!。
まったく、こんな子が来るなんて、とんだ外れを引いたものだわ。」
その言葉を聞いて、女の子がビクッと固まり、しぼり出すように
「ごめんなさい・・・。」
と言った。
店員は、内心の動揺を隠しながら、事務的に対応する。
「えっと、それでしたらこちらのゴム引きの物が良いかもしれませんね。ウエストや足回りと言った体のサイズが同じでも布おむつをたくさん当てられるタイプのものもありますし。」
店員は、そのおむつカバーを薦めながら心の痛みを感じていた。
それは、通称『お仕置きおむつ』と呼ばれるタイプ。
小学校などで反抗する子に罰としておむつ交換の回数を減らす時に使うおむつカバーだったから。
「あら良いわね。ではそれを2枚頂戴。サイズは、ちょっと分からないから測ってもらえます?。」
「はい、かしこまりました。」
店員はそう言って、メジャーを取り出すと、女の子の前にひざまずいて、
「ちょっと失礼しますねぇー。」
と言って、女の子のスカートの中に手を入れて足回りのサイズを測る。
女の子のおまたにはテープ型の紙おむつが当てられていて、重そうに垂れ下がっていた。

14 冴子 2018-07-08 11:40:27 [PC]

女の子=日花流(ひかる)は、女性の養女だった。母子家庭で育ったけれど、母親がいなくなって、児童養護施設でしばらく暮らした後、この養母の家庭に引き取られた。
女性は、40歳。結婚後長い間子供が出来ず、不妊治療なども試みたけれどダメで、養子をもらう事にした。
赤ん坊を希望していたけれど、神経質だったり完璧主義だったりと、少々性格に難があると判断され、小学高学年で、性格も素直で穏やかな日花流なら大丈夫だろうと、養子縁組が行われたのだけれど。
新しい環境もあって、日花流はおねしょをしてしまった。最近の子には特に珍しくない事だったけれど。
やや歳がいっていた養母は、神経質な性格もあってこれを許せず、『5年生にもなっておねしょをしてっ!』と、日花流を激しく折檻した。
これがトラウマになって、日花流は神経性の頻尿になり、今度は『トイレばっかり行ってっ!』と叱られて、トイレに行きたいのを言い出せなくなって・・・外出先で盛大におもらしをしてしまい、『私に恥をかかせてっ!!!。』とまた激しい折檻を受けたのだった。
養母は『これじゃまるで私の育て方が悪くておもらしするようになったみたいじゃない!』と、外聞を気にしてテープ型のおむつをこっそりと日花流に当てていた。
けれど、それらの事で精神不安定になった日花流は、学校でもおもらしをするようになり、来週からは学校ではおむつを当てられる事になってしまった。
学校を通じて公的おむつの支給対象とされた事で、もう隠すことも出来ず、ならばタダだし家でも支給おむつを使おうと、おむつカバーを買いに来たのだった。

15 冴子 2018-07-08 11:44:59 [PC]

サイズの合うおむつカバーを渡された養母は、バッと日花流のスカートをめくっておむつをチェックした!。
「またあんたは、おもらししてっ!。」
怒鳴られて、日花流はビクッと身を縮める。
「この子のおむつを替えたいんだけど、どこか替える場所あるかしら?。」
養母が店員に聞く。
「あ、それでしたらあちらにおむつ替え室がございますので、ご利用下さい。公的支給おむつや回収箱も、そこに準備してございますので、よろしければご自由にお使い下さい。」
「あら、さすがはおむつ屋さんね。じゃあ、さっそくこのカバーを使って・・・」
養母はそう言かけて、思いついたように店員に聞く。
「勝手におむつを外せなくするような服とかってあるかしら?。」
「それでしたら色々とございます。ですが、住所とお名前等をご登録いただくことになりますので、写真付きの身分証明書等も必要になりますが?。」
「あら、意外と面倒なのね。まあ良いわ、身分証明書は持って来てるし。」
養母はそう言って、マイナンバーカードを店員に見せる。
「では、こちらにどうぞ。」
店員は、そう言って3階の鍵のかかった特別売り場に2人を案内した。
「まあ!、色々な物があるのね!。」
手足を動かせなくするものや、ベッドなどに縛り付けるもの、騒げないようにする固定バンド付きのおしゃぶりなどなど・・・お仕置きに使えそうな物が並ぶ売り場に、養母は目を輝かせる。
「身体拘束の度合いの高い物は、児童相談所等の許可や使用資格が必要になりますので。」
店員が、養母に釘を刺すように言う。
「あら、そうなの。」
残念そうに言う養母。

16 冴子 2018-07-08 11:46:24 [PC]

こうして、おむつカバーとおむつを外せなくするロンパースをそれぞれ2枚ずつ購入した養母は、日花流をおむつ替え室に引きずって行き、当てておいた紙おむつを開けた。
「まあ!、またこんなにおもらししてっ!。」
養母はそう言って、外したばかりのぐっしょりと濡れた紙おむつを日花流の顔に押し付ける。
「や、いやぁ、もが・・・」
「どう?、自分がどれだけおもらししてたか分かった?。まったく、こんなにもらしておきながらおむつはいやだとか、本当に勝手な子ねっ!。」
声を殺して泣く日花流に養母は、乱暴に言う。
「ほら!、おむつ当てるからもっと足を広げなさいっ!。」
しぶしぶ足を広げる日花流にどっさりと重ねた分厚いおむつを当てながら、養母が言う。
「まったく!、可愛い赤ちゃんが来るかと思ったら、オシモだけ赤ちゃん並みの生意気な小学生が来るなんてね!。こんな不良品を掴まされて、返品も出来ないなんてホント迷惑な話だわ!。」
「ごめんなさい・・・」
養母の言葉に、深く心を傷つけられながら、しぼり出すように日花流は言った。

分厚いおむつでロンパースのお尻を膨らませた日花流を見て、養母は言った。
「これじゃもうほとんど赤ちゃんね!。いいわ、服も赤ちゃんのを着せてあげるわね、ここにはそういう服も揃ってるみたいだし。」
「ひっ!、そんな・・・。」

こうして、日花流は大きなおむつでお尻を膨らませた上からベビーワンピースを着せられて、激しい羞恥に苛まれながら、養母に引きずられて帰宅したのだった。
そんな2人を見送った店員は、この店の店員の義務として、児童相談所に『虐待の恐れあり』と今登録されたデータを送った。


ちゃんちゃん!

17 冴子 2018-07-08 11:50:15 [PC]

いつまでたっても

おもらしが直らない子のための用品を集めたお店『たけのこ』の店内。

「ママぁ、おむつ、濡れちゃった。」
控えめに、前を歩くママに声をかけた少女=詩織(しおり)の太ももを、ツツーと一筋のおしっこのしずくが流れ落ちる。
前を歩くママは、そっとため息をつくと投げやりに答えた。
「はいはい。じゃあ、これのレジを済ませて来るから、先に『おむつ替え室』に行っていて。新しいカバーでおむつ替えてあげるから。」
ママはそう言って、今選んだばかりのおむつカバーやおもらしスカートなどを持ってレジへと向かう。
一方、詩織はこくんとうなづくと、慣れた足取りで店内のおむつ替え室へと向かった。

レジを済ませながら、ママは深いため息をつく。
「あの子のおもらし、いつまでたっても直らないわねぇ・・・。」
詩織は、今高校2年生。
小さい頃に劣悪な保育所に預けられた事がきっかけで、いまだにおむつが取れていない。
「大きくなれば、自然におむつは取れると思っていたんだけど。」
授業の妨げになるからと、おもらしする子に強制的におむつが当てられる小中学校では、トイレトレーニングなどされる訳もなく、高校に入学する時には、学校でのおむつ着用が入学の条件とされた。
家でトイレトレーニングをすれば良かったのだろうけれど、仕事に忙しくてそんな余裕もなく、さらに紙おむつではおむつ代が大変だからと、無料で支給される学校用のおむつをそのまま当てっぱなしにしていた。
そんなわけで、ママは詩織のおもらしが直らない事に負い目があり、それを責める事など出来なかった。
多少余裕が出来た事もあり、高校に入ったのを機に、家では学校指定の当て心地の悪いおむつカバーではなく、質の良いおむつカバーを買って上げる事にしたのだけれど、サイズが小さくなってしまって、今日は買い換えるために来たのだった。

18 冴子 2018-07-08 11:51:46 [PC]

レジを済ませたママは、詩織が待つ『おむつ替え室』へと行く。
「ママ、こっち。」
並んだブースのひとつから詩織が顔を出して、ママを呼ぶ。
ブースに入ったママは、おむつ替えベッドに寝て足を曲げて大きく広げる詩織のおむつを開けた。
ぐっしょりと濡れてあふれかけた布おむつ。
その中の日々女らしく成長して行く詩織の体。
今使っているおむつカバーでは、もう小さくて十分な枚数の布おむつを当てられず、こうしてちょっと交換が遅れるだけであふれてしまう。
「いっぱい出ちゃったねぇ。」
ママはため息交じりに、でも優しく、そう詩織に声をかけながら、詩織のぐっしょりと濡れたおむつを外してあげる。
「えへ・・・」
高校生としての恥ずかしさと、優しいママに甘える気持ちで、ごまかすように詩織はそうつぶやく。
「さあ、この新しいおむつカバーならいっぱい当てられるからねぇー。」
ママはそう言いながら、買ったばかりの新しいおむつカバーに、今当てられていた分の倍くらいの枚数の布おむつをセットして詩織に当ててあげる。
さっきよりずっと分厚い布おむつに大きく足を押し広げられ、詩織は恥ずかしそうにつぶやく。
「なんか、・・・また赤ちゃんに戻っちゃったみたい。」
「いまだに、オシモは赤ちゃんでしょ?。」
ママがあきれたようにそう言うと、詩織はちょっと目を伏せて、
「うん・・・。」
と恥ずかしそうに答えた。


ちゃんちゃん!

19 冴子 2018-09-30 14:18:58 [PC]

おむつを隠す服

おむつが取れない子のための服を扱う洋品店、『子供服たけのこ』。
可愛いワンピースを着た高校生くらいの少女が入って来た。
「いらっしゃいませぇー。」
店員が、入って来たその少女に声をかける。
その少女は店員の方を向くと、少し恥ずかしそうにうつむきながら聞いた。
「えっとぉ、その、おむつを当てているのが分かりにくい服が欲しいんですけどぉ・・・。」
そう言う少女のワンピースの短い裾からは、大きなおむつがわずかにはみ出していた。
このワンピースは、いわゆる指定校外服と呼ばれる、おもらしが直らない子が通う小中学校で学校以外の場所に行く時に半強制的に着せられる服だった。高校に進学して、やっとこの服から開放される、と新しい服を買いに来たのだろう、と店員は思った。
「はい、色々ございますよ。」
店員の返事に、少女の表情がほっとしたものに変わる、が、急に切なそうな表情になり、つぶやいた。
「あ、やぁ・・・、ふう。」
少女の顔が、みるみる赤くなっていく。
それに合わせるように、少女のスカートからわずかにはみ出していたおむつは、重そうに垂れ下がって行き、少女がため息をついた時にはしっかりと見えてしまっていた。
それを見て、店員が優しく、少しおどけた声で聞く。
「先におむつ、替えちゃいますか?。」
「う、うん・・・。お願いします。」
少女は、真っ赤な顔で恥ずかしそうにうつむきながら、店員に答えた。

少女が当てていたのは、公的支給の布おむつを使う当てるタイプのおむつ、いわゆる『赤ちゃんおむつ』と呼ばれるタイプのものだった。
店員は、店内のおむつ替え室に少女を連れて行き、てきぱきと、でも丁寧におむつを替えて上げる。少女に恥ずかしさを与えないようにと。
「ふう。ありがとうございます。」
少女は、ちょっと甘えるような声で、気持ち良さそうにお礼を言った。
「どういたしまして。」
店員は、やさしく軽い調子で答える。
おむつを当ててるのなんて恥ずかしい事じゃないのよ、と言うように。
そうして、2人は売り場に戻った。

20 冴子 2018-09-30 14:21:51 [PC]

「さて、色々なタイプがありますけれど、どんなタイプにしますか?。」
売り場には、可愛いロリータ風のワンピースから、カジュアルなタイプ、きりっとした感じのキャリアウーマン風の服まで色々なタイプがあった。
一見共通点がないように見えるが、内側にパッドが入っているなどして大きなおむつ特有のラインを隠すような工夫がされている。
「えっとぉ、できるだけ大人っぽい感じのを。」
少女の身長は、150cm台半ばくらい。その可愛い雰囲気とは裏腹に、やや細めにもかかわらず出る所はしっかりと出た良く育った体型をしている。
体型的には、どんな服でも着こなせそうだけれど・・・
少女のその可愛い雰囲気を考えると、大人っぽ過ぎる服はアンバランス過ぎる雰囲気を作り出しそうだった。
とはいえ、少女の『できるだけ大人っぽい服』という希望を無視するわけにもいかない。
店員は、少女に自分で見て納得してもらうために、アンバランス過ぎる雰囲気を作り出しそうな服も含めて、少女の体型に合いそうな服を選び出して、少女に試着してもらった。

21 冴子 2018-09-30 14:22:46 [PC]

「あのぉー、その・・・この服、どうですか?。」
少女が、ちょっと恥ずかしそうな顔で、自信なさげに試着ブースから出てくる。
キャリアウーマン風のぴっちりとしたスーツタイプの服。
子供が無理して大人の服を着たようなアンバランスな色気をかもしだす雰囲気になっている。
その自信なさげな様子からして、少女自身も分かっているのだろう。
「そうですねー、せっかくのかわいらしい雰囲気を殺してしまっているように見えますね。」
店員は、言葉を選びながら似合わない事を正直に伝えた。
「やっぱり、そうですよね・・・。」
少女はちょっとがっかりした様子で試着ブースに戻り、別の服に着替え始めた。

次は、胸元が大きく開いた色っぽい服。
なまじスタイルが良い事もあり、可愛い雰囲気と合わさると見た目の年齢はむしろ下がってしまい、犯罪的に色っぽかった!。
店員は即座に言う。
「あっという間に襲われそうな色っぽさですねぇ。お勧めしかねます。」
「ですよねっ!。」
少女は恥ずかしそうにそう言って、ぱっと試着ブースに戻った。

結局、少女が選んだのは、落ち着いたおねえさんっぽい感じのすその長いワンピースだった。
雰囲気は可愛いが、『可愛く見える大人』風の雰囲気になっている。
「どうですか?、これ。」
店員は、にっこり笑って言う。
「よくお似合いですよ。お客様のかわいらしい雰囲気を生かしつつ落ち着いて、大人っぽく見えます。」
少女の表情が、ぱあっと輝く。
「これにします!。」
少女は言い、それからちょっとうつむいて、ちょっぴり恥ずかしそうに、付け加えた。
「あと・・・この可愛いワンピースも。」
店員が混ぜておいた大人っぽくはないけれど、この可愛い少女に一番似合うと思った可愛いワンピース。
店員は、少女が気に入ってくれてうれしく思った。
「はい、ありがとうございます!。では、お包みしますねぇー。」
そうして、店員と満足そうな少女は連れ立ってレジに行き、レジを済ませるのだった。

ちゃんちゃん!
 
1 冴子 2018-09-23 10:56:26 [PC]

「いってきまーす!。」
朝。結衣奈(ゆいな)ちゃんは元気な声で言って家を出ます。
結衣奈ちゃんは、小学校の2年生。でもそのスカートの裾からはおっきなおむつが見えています。
そう、結衣奈ちゃんはまだおむつが取れていないのでした。
通学班のおにいさんおねえさん達と一緒に、学校に向かいます。
結衣奈ちゃんの後ろに並んだ1年生の子達が、結衣奈ちゃんのおむつを見てくすくすと笑います。
その声を聞いて、結衣奈ちゃんはちょっぴり恥ずかしそうにするのでした。

「おはよう!。」
学校に着いた結衣奈ちゃんは、元気よく挨拶して教室に入ります。
「「「おはよう!。」」」
クラスの子達が元気よく返してくれます。
自分の席に座って、ほっと息をつく結衣奈ちゃん。
その途端、おしっこがもれておむつが暖かくなります。
(出ちゃった。)
思わずおむつに手が行き、周りをそっと見回す結衣奈ちゃん。
そんな結衣奈ちゃんを見て、教室の中に一瞬ざわめきのようなクスクス笑いが広がります。
恥ずかしさに、ちょっぴりうつむく結衣奈ちゃん。
でも、すぐに顔を上げてにっこりと笑うのでした。

2 冴子 2018-09-23 10:57:47 [PC]

2時間目が終わるちょっと前の時です。
斜め前の方でざわめきが起きました。
「あー、雲母(きらら)ちゃんがおもらししたぁー!。」
そんな声とともに、男の子達が一斉に雲母ちゃんをはやしたて始めます。
「きったねぇー、もらしたぁー。」
「おもらしして赤ちゃんみたいー。」
「おむつしろぉー。」
「「そうだそうだ、結衣奈みたいにおむつ当ててろぉーっ!。」」
自分の名前が出てドキッとする結衣奈ちゃん。
おもらしで濡れてひんやりとしたおむつに意識が行って、みじめさと恥ずかしさが込み上げて来ます。
雲母ちゃんは、はやし立てられて、泣いています。
「こらっ!、やめなさいっ!。誰だって失敗はあるんだから。」
と、先生が、はやし立てている男の子達をぴしゃりと叱ります。
「「「そうよ!、そうよ!、誰だって失敗はあるんだからっ!。」」」
女の子達が、一斉に言い始めます。
「でも、結衣奈はいつもおもらししてるよなぁー。」
男の子のひとりがボソッと言います。
「結衣奈ちゃんは、『可哀想な子』なのっ!。いじめちゃいけないんだからっ!。」
クラス委員の女の子が言い返します。
「そっかぁー、結衣奈は『可哀想な子』なんだよなぁー。」
そんなやり取りを聞いて、なぜか悲しくなって、ぎゅっと手を握り締める結衣奈ちゃんでした。

休み時間。
仲良しの女の子たちと、おしゃべりする結衣奈ちゃん。
でも、女の子達の視線がチラッチラッと自分のおむつに向けられるのを感じます。
表面上それを無視しながらも、濡れたおむつの感触が恥ずかしくて、ちょっぴりうつむいてしまう結衣奈ちゃんでした。

3 冴子 2018-09-23 10:59:35 [PC]

お昼休み。
給食が終わってクラスの子達が思い思いに騒いでいる教室を、結衣奈ちゃんはそっと出ました。
午前中のおもらしで重く垂れ下がり、丸見えになってしまったおむつを、そっと手で押さえながら。
保健室に行って、おむつを替えてもらうために。
「せんせー、おむつ替えてください。」
結衣奈ちゃんがそう言いながら保健室に入ると、先客がいました。
お尻の周りをバスタオルで包んだ女の子です。
「おむつはくなんてイヤッ!。」
「仕方ないでしょ?、おもらししてパンツ濡れちゃったんだから。」
「でもぉ・・・」
どうやら、おもらししてしまった別のクラスの子のようです。
そこで、保健の先生が結衣奈ちゃんに気付きました。
「あ、結衣奈ちゃん。ちょっと待っててねぇー。」
先生は、そう言うと、先客の女の子にパンツ型の紙おむつを押し付けるように渡し、結衣奈ちゃんのおむつ替えの準備を始めました。
「じゃ、ここに寝てねぇー。」
先生は、替えのおむつカバーと布おむつを準備して、結衣奈ちゃんに防水シートを敷いたベッドに寝るように言います。
言われるままにベッドに寝て、そっと足を広げる結衣奈ちゃん。
「あー、いっぱい出ちゃったねぇー。」
先生は、赤ちゃんにでも言うような言葉をかけながら、結衣奈ちゃんのおむつを替えてくれます。
たくさんのおもらしでぐっしょりと濡れた布おむつ。大きく広げた足を持ち上げられ、赤ちゃんのような格好で、おむつを替えられる結衣奈ちゃんの姿。
先客の女の子は、目を丸くしてそれを見ています。
それに気付いた先生が、先客の女の子に言います。
「ほら、この子なんて、赤ちゃんみたいなおむつ当てられて、赤ちゃんみたいにおむつ替えられてるんだよ?。それに比べたら、そのおむつなんてパンツと変わらないでしょ?。」
「う、うん。」
先客の女の子は、そう答えてゆっくりとパンツ型の紙おむつをはきました。
そんな2人の会話を聞きながら、結衣奈ちゃんはみじめな気持ちになって、そっと2人から目をそらしました。

4 冴子 2018-09-23 11:00:33 [PC]

午後
(あたし、『赤ちゃんみたい』で『可哀想な子』なのかなぁ・・・?)
おしっこをもらしておむつが暖かくなるたび、結衣奈ちゃんはそんな事を思うのでした。

5 冴子 2018-09-23 11:01:58 [PC]

「ただいまぁ!。」
結衣奈ちゃんは元気に言ってお家に入ります。
「お帰り、結衣奈。」
ママが笑顔で迎えてくれます。
手を洗って、うがいして、お顔も洗って。
「さあ、おむつ替えようねぇー。」
「うん!。」
結衣奈ちゃんは笑顔でころんと寝て、ママにおむつを替えてもらいます。
「あーいっぱいしてえらかったねー。」
ママのその言葉に、結衣奈ちゃんは今日の学校での出来事を思い出して表情を曇らせました。
「どうしたの?、結衣奈。」
ママが心配そうに聞きます。
「ねえママ、あたし『赤ちゃんみたい』で『可哀想な子』なの?。」
ママは一瞬表情をこわばらせ、でもすぐにやさしい笑顔になって結衣奈ちゃんに言います。

「結衣奈は、自分でお着替えも出来て、お勉強も出来て、ママのお手伝いもちゃんとしてくれる『おねえちゃん』でしょ?。結衣奈ちゃん、学校行くのつらい?。ママにこうやっておむつ替えられるのイヤ?。」
結衣奈ちゃんは、ちょっと考えます。イヤな事もあるけれど、学校に行くのは楽しいし、お友達も優しいし、ママにやさしくおむつを替えてもらうのは、とっても好き!。
結衣奈ちゃんはママに言います。
「えっとぉ、時々イヤな事もあるけど、学校に行くのは好き!。ママにおむつ替えてもらうのは、とっても気持ち良いの!。」
ママは、にっこりと笑って、結衣奈ちゃんに言います。
「そうねぇ、誰でもイヤな事はあるし、苦手な事もあるわ。でも、良い事の方が多いなら結衣奈は幸せな子だと、ママ、思うわよ?。それに、お友達は結衣奈をかばうために『可哀想な子』って言ったんでしょ?。」
「うん!、ママ。」
結衣奈ちゃんは、そう言って、にっこりと笑うのでした。

ちゃんちゃん!
 
1 ヒデちゃん 2018-09-19 11:05:17 [PC]

夏休みに入って五日目、目を覚ました私はお尻の感触に慌てて飛び起きた。
「ママ、ミーちゃんおねしょしちゃった。」
その様子に気がついた妹が急いでママを呼びに行った。

「美優、ほんとなの?」
ママは優しい口調で確認してきた。
「ごめんなさい。」
私は涙をこらえながらそう答えるのが精一杯だった。
「今度やったらおむつする約束だったよね。」
ママはきのう約束した事を確認してくる。
「うん。」
私は項垂れるように頷いた。
「じゃあ、シャワーしてきて。」

2 ヒデちゃん 2018-09-19 11:07:09 [PC]

「はい足あげて。」
シャワーを済ませた私はママの肩に手を置きオムツを穿かせてもらう。
「ミーちゃん昼間もオムツなの?」
私と違ってもう夜のオムツも卒業している妹が聞いてくる。
「居眠りでもおねしょしちゃうからね、オムツしてたらいつ寝ちゃっても大丈夫でしょ。」
「そうだね。」
「そうだ、真奈美もまたおむつする?」
したり顔で返事をする真奈美をママがからかうと
「マナ、もうおもらしなんかしないもん。」
昼間もまだオムツしていてもおかしくない年齢の真奈美だけどオムツを穿くのを嫌がってほっぺを膨らませながら逃げていった。
「お着替え、一人で出来る?」
真奈美に逃げられたママは今度は私を赤ちゃん扱いでからかってきた。
「もう、赤ちゃん扱いしないでよ。」
私の抗議に
「昼間もオムツが必要な子は赤ちゃんと一緒よ。」
そう言いながら私の着替えを無理矢理に手伝ってきた。
「はい、出来た。」
着替えが終わりやっと解放されると思ったら
「おしっこしたくなったらママに教えてね。」
ママが真顔でそう言ってきた。
私が驚きと戸惑いで固まってしまうと
「そうそう、おしっこが出ちゃっても怒らないから隠さずに教えてね。」
不安を和らげるような優しい笑顔になってそう続けた。
「そうじゃなくて、起きてる時は一人でトイレぐらい出来るよ。」
なんとか再起動して私が抗議をすると
「でもおむつはちゃんと穿いておかないと漏れちゃう事とかあるからね。」
納得してしまうようなもっともな答えが返ってきた。

3 ヒデちゃん 2018-09-19 11:08:28 [PC]

「それから一週間ぐらいは居眠りでも数回おむつを使ってしまったけど、あくまでおねしょ対策でおむつを穿いている状態だった。
朝起きた時に自分でおねしょのおむつを脱いでいたのが、お母さんにおむつを交換にてもらう事になったのは少し恥ずかしかったけど昼間でもおねしょ対策のおむつという事でなんとか受け入れる事が出来ていた。

4 ヒデちゃん 2018-09-19 11:09:45 [PC]

そんなある日、妹と一緒にアニメのDVDを見ている時に問題が起こった。
見始めて数分で私はおしっこがしたくなってしまった。
夜のおむつも卒業している妹は昼間も私よりも優秀でお漏らしの心配は私の方が大きくて、何かを始める前のトイレへの声かけは私の方がされていた。
でも今は私はおむつ穿いているので声かけされなかったみたいだ。
横に座る妹は見始める前にちゃんとトイレを済ませていた。
何度か見ているアニメなのですぐにトイレに行けば良かったのだけどまだ我慢出来るという思いとちょうど好きな場面だったので見続けてしまった。
いつのまにか物語に夢中になっいて見終わって立ち上がった時におむつの重さに気付くまでおしっこの事はすっかり頭から抜けてしまっていた。
「どうしたの?」
立ち上がったまま動こうとしない私にお母さんが声をかけてきた。
自然と涙が溢れてきて
「おしっこ出ちゃった。」
それだけしか答えられなかった。
でもお母さんは
「ちゃんと言えて偉いね。」
そう言って頭を撫でてくれた。
「じゃあ、おむつ替えようね。」
昼間もおむつを穿く様になった日に言っていた通りお母さんはまったく怒ってなかった。
「はい出来た、今度はおしっこ出る前にトイレに行こうね。」
お母さんは私に起きた事を全て分かっているみたいだった。
「あと真奈美を見習って自分からトイレに行ける様になろうね。」
元々ミーちゃんと呼ばれるぐらいおねえちゃんとしての威厳は少なかったけどこの事で全くなくなってしまった。
排泄関係は妹以下の扱いになり
「ミーちゃんおしっこ大丈夫?」
妹といっしょの時は何かを始める前に妹が声をかけてくれるようになった。
それ以外の時は
「自分からトイレに行くトレーニングよ。」
と言われもうお母さんからの声かけが無くなってしまい、おむつを濡らす回数が増えた。

5 ヒデちゃん 2018-09-19 11:10:21 [PC]

夏休みもあと数日という日の朝
「今日の夜までおむつを濡らさなかったら昼間のおむつは卒業よ。」
自分で気をつけてトイレに行く様になったら居眠りのおねしょも無くなっていったのだ。
ここ三日ぐらいは昼間におむつは全く使っていない。
「夏休み中にトイレトレーニングが終わりそうで良かったわ。」
安堵のため息を吐いたお母さんを不思議そうに見ると
「声かけされずに自分でトイレに行けるようになって本当の意味でのオムツ外れなのよ。」
そう説明してくれた。


終わり

6 ヒデちゃん 2018-09-19 11:33:25 [PC]

美優ちゃんは実はおむつを外して貰っていただけでおむつは外れていなかったというお話。

夏休みに昼間のおねしょした事から最後のトイレトレーニングをする事が出来て昼間のおむつを本当に卒業する事が出来たのです。

いつの時点でおむつを卒業と言えるのかと言う考え方で小学生でも先にトイレに行く様によく注意される子はいると思うので、実はまだ昼間のおむつも卒業出来ていない小学生の子がいるとこじつけたい妄想です。

勿論おむつ離れ出来ない子もいてほしいけど。

おむつ外し・・・外れてないけど外して貰っている。
おむつ外れ・・・外れている
おむつ離れ・・・外れているけど離れたくない(れられない)
 
1 たか◆.kUj/IzvYo 2018-08-01 21:46:20 [PC]

遥の日常 1
「日食の朝」

遥は、中学3年生。父親は海外出張中で、母親と、弟の健司と3人暮らしだ。

ある日の夜のお風呂上り、はっと気付いた遥。

パンツをはき、パジャマを着て、ダイニングへと向かう。

「お母さん、おむつ切れちゃった。」

母親はちゃんと準備していた。

「買ってきたわよ。」

新しいムーニーマンスーパービッグが、遥の部屋に置かれていた。

遥は、パジャマのズボンとパンツを脱いで、ムーニーマンに履き替える。

弟の健司は中学1年生。小学校に入る前におねしょを卒業していた。一方、遥は、14歳になった今も、おねしょをしてしまう。だから、夜はおむつをはいているのだ。昼間も、遠くへ出かけるときは、寝てしまったときに備えておむつをはいている。寝てしまわなくても、車で出かけるときなど、長時間トイレに行きにくいときは、おむつにおしっこをしてしまったこともある。

医者からは、過活動膀胱と診断されていた。だが、実は母親も、高校2年生までおねしょをしていた。だから、遥のおねしょやおもらしに対しても、あまり深刻に考えてはいなかった。むしろ、まだ中学生なんだからと、楽観的だ。

「お姉ちゃん、明日は皆既日食だから早く寝ないとね。」

明日は休日だが、朝は皆既日食。ピークは7時30分だ。

夜10時、健司は、布団に入る。

遥も、トイレでおしっこを済ませて、布団に入る。

--------------------------------------午前4時--------------------------------------

遥のおむつの中から、かすかに水の音が。

「シュー・・・・・・、チー・・・・・・」

でも、遥はぐっすり眠ったまま。遥はバレー部に入っている上、進学校を目指して塾にも通っているので、休日の朝は遅い。

2 たか◆.kUj/IzvYo 2018-08-01 21:46:44 [PC]

--------------------------------------午前7時--------------------------------------

「お姉ちゃん、日食だ。」

健司が、遥を起こしに来る。

母親はもう屋上に出ていた。健司も、走って屋上へ上がっていく。

遥も、着替える間もなく、健司について屋上へ上がっていく。遥たちが住んでいる部屋は、アパートの2階。屋上へは、3階と4階を通って階段で上がらなければならないのだが、4階と屋上の間の階段は、薄暗くてなんとなく怖い。遥は、一人で屋上へ上がるのは嫌だった。

「健司、待って・・・・・・」

健司は、走って屋上へ上がろうとする。遥も、あわててついていった。

既に日食は始まっていた。

だが、遥は、股のあたりをしきりに気にしている。

「お姉ちゃん、おむつ濡れてる?(笑)」

健司は、周りに聞こえないように、小さな声で言うが、遥の顔はうっすら赤くなっていた。あわてて健司について屋上に来たので、おむつが濡れていることも気にせず屋上へ来てしまったのだ。

「着替えに行く?」

健司は小声で言うが、

「いいよ。日食見たいから。」

パジャマの下に濡れたおむつの遥は、日食のピークが過ぎるまで40分間、濡れたおむつのまま日食を見ていたのだった。

部屋に戻る直前。

「おしっこしたい・・・・・・」

実は、濡れたおむつをはいて日食を見ながら、ずっとおしっこを我慢してた遥。もじもじしながらも皆既日食を最後まで見届けて部屋に戻る。

「トイレ、トイレ・・・・・・」

パジャマとおむつを下ろして、

「ふー、間に合った。」

「シュー・・・・・・、チー・・・・・・」

おむつを履いているとはいえ、おもらしはしたくない。何とかトイレまで我慢して、おしっこをした遥。

シャワーを浴びて、パンツをはいて、いつもの休日の始まりだ。

3 たか◆.kUj/IzvYo 2018-08-01 21:47:28 [PC]

初めて小説書いてみました。よろしくお願いします。
 
1 カンパニー 2018-07-20 23:48:14 [PC]

小学生になって3日目、この日も学童で延長保育になる予定だったので、またお漏らしをしようかな~なんて考えてた優実ちゃん。ところが…。

(なーんかぼーっとするなぁ。)

「…ちゃん、ゆうみちゃんってば!」
「えっ、なに?」
「だいじょうぶ?なんかへんだよ。」
「うん、だいじょうぶ。ごめんごめん、なんのはなしだっけ?」
「だーかーらー…。」
「あら、プリプリ怒っちゃって美月ちゃん。どうしたの?」

典子先生が話しかけてきました。

「おこってないよぉ。ゆうみちゃんがなんかちょうしわるそうだから。」
「えっ?確かに顔が赤いなぁ。ちょっと失礼。」

そう言って典子先生は、優実ちゃんのおでこを触りました。

「うーん…お熱測ってみようか。美月ちゃん、千晶先生から体温計を借りてきてくれる?」
「うん、わかった。」

美月ちゃんが持ってきてくれた体温計で、早速熱を測ります。

6 カンパニー 2018-07-20 23:51:59 [PC]

朝ごはんを食べて、再びベッドに入った優実ちゃん。そこに。

「うふふ♪」
「あっ、メイリン=ファウね。」
「病気になっちゃったの?気をつけてって言ったのに。」
「もうなおってきてるもん。わかいってすばらしいわ。」
「ならいいけど。どう?順調に願いは叶えられてる?」
「うん!でも、きのうときょうをむだにしちゃったから、それがちょっとざんねん。」
「ちゃんと叶えてよね。私の将来がかかってるんだから。困ったこととかはない?」
「そうだ、あのね…。」

優実ちゃんは、昨日の車に一人にされそうになったときのことを話しました。

「感覚が小学生に戻ってるからじゃない?あとは…ううん、なんでもない。」
「なによ~。」
「そんなに心配することじゃないわよ。とにかく、早く良くなって願いを叶えて。そうだ、えい!」

そう言うとメイリンは、優実ちゃんに魔法をかけました。

「なにしたの?」
「スリープの魔法をかけたの。よく眠れるわ…もう寝てる。」

7 カンパニー 2018-07-30 23:29:52 [PC]

「う~ん…。」

目を覚ました優実ちゃん。メイリンのスリープの魔法で、3時間程ぐっすり眠りました。

(あっ、治った)

ベッドから降りると、身体が軽い軽い。すっかり熱は下がったようです。早速ママのいるリビングへ行きます。

「ママー、なおったー!」
「おはよう、優実ちゃん。お熱測ってみようね。」

‘ピピピピ’

体温計には、36.6℃と表示されていました。

「うん、平熱だ。でも今日はゆっくりお家にいようね。」
「え~。」
「だって学校お休みしてるんだから。」
「わかったぁ。」
「ママと遊ぼうよ。ね?」
「うん!」

ママに遊ぼうと言われて、優実ちゃんの心はワクワク感に包まれました。とてもうれしそうです。

8 カンパニー 2018-07-30 23:31:47 [PC]

たっぷりママと遊んで、大満足の優実ちゃん。

「じゃあお昼ごはんにしようか。」
「うん、おなかすいた…あっ。」

(おしっこ…)

「どうしたの?」

(おむつにおもらし、してしみたいかも。でもママはトイレに行ってって言ってたし…。)

「まだどこか変なの?」
「えっとぉ…。」
「あっ、そうだ、おしっこは大丈夫かな?」

パジャマの上からお股を触るママ。

「濡れてないね~。おしっこしておいで。」
「あの、えっと…。」

(えーい、やっちゃえ!)

お股の力を抜いた優実ちゃん。

‘しぃぃぃ…’

寝ている間にたっぷり溜まったおしっこが、どんどんオムツに吸収されていきます。

「ママ、おしっこでちゃった。」
「もっと早く声かけてあげればよかったね。全部しちゃいな。」
「うん。」

おしっこが出きったときには、オムツはパンパンに膨らんでいました。

(オムツにお漏らししちゃった。きゃ~!)

念願だったオムツへのお漏らしに、優実ちゃんのテンションはマックスです。それを表情に出さないようにしていますが、下を向きながらもニヤニヤが止まりません。

「あはは、いっぱい出たわね。これならもう安心ね。」
「もう、ママ~。」
「取り替えないとね。どうする?またオムツにする?」

(えっ、どうしよう…でも。)

「ううん、パンツでへいきだよ。」
「そうよね、ごめんごめん。着替え、持ってくるね。」

9 カンパニー 2018-07-30 23:32:11 [PC]

リビングに一人にされた優実ちゃん。テレビの音だけが聞こえてきます。

(まただ…怖い。)

誰もいないリビングにひとりぼっち、優実ちゃんはなんとも言えない不安に襲われ、自然と涙がこぼれてきました。

「優実ちゃん、これでいい?」
「ママー!」

戻ってきたママに、泣きながら抱きついた優実ちゃん。ママも驚いています。

「ママぁ、もうどこにもいかないで。」
「わかったわかった。今日はずっと一緒にいようね。」
「ぜったいだよ、やくそくだよ。」
「うん、約束。」
「じゃあ、ぎゅうってして。」
「いいよ。ぎゅう~。」
「ママだいすきー!」
「ありがとう。さ、お着替えしましょ。ママがぜーんぶ着替えさせてあげちゃう!」

この日はずっとママにべったりだった優実ちゃん。

10 カンパニー 2018-07-30 23:33:01 [PC]

翌日。

「じゃあ行ってくるね。」

土曜日ですが、どうしてもこなさなければならない仕事のあるママはお仕事に出かけます。昨日からママにベッタリだった優実ちゃん、それは大泣きで嫌がるかと思ったのですが…。

「いってらっしゃーい!」

笑顔で見送ることができました。というのも。

「パパー!」

パパに抱きつく優実ちゃん。そう、今日はパパが一日優実ちゃんの面倒を見ることになっているのです。

「もうすっかり元気だね。」
「うん!パパ、あそぼ!」
「何したい?」
「こうえんいこうよ。」
「いいねー、またフリスビーやろっか?」
「やるー!」
「じゃあさっそく行っちゃおう!」

自転車を10分ほど走らせると、大きな公園があります。まだ10時なったばかりということもあり、人もまばらで、思いきり遊べそうです。

「パパいくよー、それ!」
「うまいうまい。それ!」
「わたしとれるよ、えい!」
「なんか急に上手になったね~。練習した?」
「してないよ~。」

元々優実ちゃんは運動神経のいいタイプ。しかも高校生と同じ感覚で身体を動かせるのだから、パパが驚くのも当然ですね。

11 カンパニー 2018-07-30 23:33:44 [PC]

このあと、持ってきたボールで遊んだり鉄棒を見てもらったり(スカートだったためパンツが丸見えで、パパは苦笑いしていました)、たくさん身体を動かして遊びました。

「優実ちゃん、そろそろ帰ってごはんにしよう。」
「え~、もっとあそぶ~。」
「パパおなか空いちゃったよ。ね、お願い。」
「しょうがないな~。」

少々上から目線の優実ちゃん、あることに気づきました。

(かなりおしっこ溜まってない?)

かなり強い尿意を感じました。

「パパ、おしっこしたい。」
「あそこにトイレあるよ。行っておいで。」

パパの指差した先には簡易トイレのような男女共用のトイレが1つありました。

「ひとりじゃやだ。パパもきて。」
「いいよ、行こう。」

手をつないだ二人は、トイレに向かって歩き始めました。

12 カンパニー 2018-07-30 23:34:14 [PC]

(ここでおもらししたら、パパどうするかな?)

おもらしのことを考える優実ちゃん。周りには同世代の子もおらず、ある意味おもらしのチャンスとも言えます。

「よし、おしっこしちゃおう。」

考えているうちにトイレに着いてしまいました。これではトイレでおしっこするしかありません。ところが。

「あっ。」
「うわ、汚いなぁ。」

トイレはかなり汚れていました。

「パパ、ここでおしっこしたくないよぉ。」
「そうだよね。お家でしようか。」

自転車の方に引き返す二人。

(今かも)

‘しぃぃぃ…’

ここしかないと思った優実ちゃんは、お股の力を抜きました。パンツの中は生暖かくなり、おしっこは両足を伝って靴の中にどんどん流れていきます。

「パパ!」
「ん?」
「おしっこでてきちゃった…。」
「えっ、でちゃった?」

パパが振り向いたときには勢いがさらに強くなり、少し足を開いていたこともあって、おしっこが直接地面にどんどん流れていました。

(立っておもらしするとこんな感じなのかぁ)

「…ちゃん、優実ちゃん。」
「あっ、なに?」
「大丈夫?もう出ない?」
「うん、ぜんぶでちゃった。」
「自転車乗って帰れる?」
「うん、かえろう。」

お家に帰ってきた優実ちゃんは、パパにあまえんぼ全開。シャワーや着替えを全部パパにやってもらって、ご飯のあとはパパの膝の上でいつの間にか寝てしまいました。

13 カンパニー 2018-07-30 23:34:50 [PC]

2時間ほどお昼寝した優実ちゃん、パパが部屋のベッドまで運んでくれたようです。目を覚ますと気分はスッキリしています。

(よく寝た~…あっ、おしっこ)

トイレに行かず寝て、しかもおねしょをしていません。だいぶおしっこが溜まっています。

(パパの前でおもらしのしちゃおうかな)

思うよりも早く身体は動き、部屋を出ました。

(ちょっと急いでるくらいがいいかな)

「パパー!」
「よく寝たねって、どうしたの?」
「おしっこ!」
「行っといで行っといで。」

(ここだ!)

お股の力を抜いた優実ちゃん。

‘しぃぃぃ…’

足を止めて、その場でおもらしを始めました。だいぶ我慢していたのでおしっこの勢いは強く、足元にどんどん水溜まりを広げていきます。

「でちゃった…。」
「いいよ、しちゃいな。着替えとか持ってくるね。」

(はぁ、すっきりした。っていうか、これでおねしょしたら大変なことになってたかも)

パパが着替えを取りに行ってからもおしっこはしばらく出続けて、全部出きったときには、足元に大きな水溜まりができあがりました。

「お待たせ。うわぁ、池だねこりゃ。どうしちゃったのかな?2回もおもらしなんて。」

(おもらししたいからしたとは言えないしなぁ)

「風邪引いて、ちょっと赤ちゃんに戻っちゃった?」
「えへへ、そうかも。」
「そっかぁ。優実ちゃん、小学校始まってがんばってるもんね。うん、わかった、じゃあおもいっきり甘えておいで。」
「うん!パパー!」
「おっと、抱きつくのは着替えてからにしようか。」
「はーい。パパやってー。」

パパに何から何までやってもらった優実ちゃん。その後もパパにずっとべったり甘えっぱなしでした。

14 カンパニー 2018-07-30 23:35:10 [PC]

その日の夜。リビングでパパとママが話をしています。

「優実ちゃん、どうだった?」
「聞いてた通り、べったりだったよ。おもらしも。」
「やっぱり。赤ちゃん返りしちゃってるのかしら?」
「きっと一時的だよ。今は甘えさせてあげよう。」
「そうね。明日のお出かけも、甘々のベタベタで。」
「そうだね。あっ、オムツと着替え、多めにね。」
「アハハ!忘れないようにしなきゃ!」

15 カンパニー 2018-07-30 23:35:31 [PC]

一方、優実ちゃんは。

「メイリン、いるんでしょ?」
「はぁ~い。元気になったみたいね。」
「うん、もうかんぺきよ。オムツにもおもらしできたし、パンツでもできたし、もうねがいはかなえちゃったかんじかな。」
「本当に?本当にそう思ってる?」
「えっ?」
「あなたの心は、まだ満足しきれてないわ。」
「何でだろう?」
「まだ2日あるから、とりあえずおもいっきり楽しんでみれば。明日はお出かけなんでしょ?」
「うん、おかいものだって。たのしみ~。」
「それじゃあね、おやすみ。」
「おやすみ~。」

明かりを消した優実ちゃん。まだ叶えてない願いってなんだろうと考えながら、すうっと眠ってしまったのでした。
 
1 カンパニー 2018-07-20 23:41:16 [PC]

小学生になって2日目になりました。優実ちゃんは、朝起きたときから考えていた計画を今にも実行しようとしていました。その計画は…。

(かなり溜まってきたぞ。おチビりできる!)

そう、この日はおチビりを実行しようとしています。チビったおしっこで濡れたパンツを穿く感触と、乾いて黄色いシミのできたパンツを見たいと考えたわけです。それに教室で盛大におもらしをする勇気はまだ持てない優実ちゃん、でもおチビりなら周りに気づかれる恐れも少ないです。しかもズボンだとシミにができてしまうかもしれないと考えてスカートを穿いて来ました。スカートをおしりの下に敷かないように椅子に座っています。1時間目の授業は残り5分、準備は万端、今しかありません。

(よーし、ふぅ。)

ふぅっとお股の力を抜きます。

‘ちょろちょろちょろ’

(んっ。)

パンツに生暖かい感触が広がったのと同時に、お股に力を入れる優実ちゃん。こっそりスカートの中に手を入れてパンツを触ってみると、しっとり濡れていました。

(もうちょっと大丈夫かな。)

優実ちゃんは再びお股の力を抜きました。

‘ちょろちょろ’

(んっ。)

パンツの中がまた生暖かくなります。

(チビっちゃった。でもチビると本当に尿意なくなるんだぁ。)

そう、さっきまで尿意を感じていたのですが、それがすっかりなくなっていました。

(これならトイレ行かなくていいや。)

1時間目後の休み時間は、友達とおしゃべりをして過ごした優実ちゃんでした。

2 カンパニー 2018-07-20 23:42:07 [PC]

2時間目。
さっきおしっこに行かなかったためか、授業が始まって20分で強めの尿意を感じていた優実ちゃん。しかし、授業中にトイレに行くのは恥ずかしいので我慢しつづけ、なんとか残り時間5分というところまでこぎつけました。

(けっこうやばいなぁ。終わったらすぐトイレいかなきゃ。)

左手はすでにスカートの中。パンツの上からお股を押さえながら、5分過ぎるのを待ちます。

「じゃあ終わりにします。日直さん。」

(よし!あとはあいさつをして…。)

「これで、2時間目の授業を、終わります。」
「おわります!」

(急げ!)

優実ちゃんは、一目散にトイレを目指しました。

(やった、誰もいない。)

授業は終わったばかり。トイレにはまだ誰もいません。安心して一番奥の洋式トイレが使えます。

しかし、個室に入って、鍵をしたその時でした。

‘じょろっ’

(うっ!)

間に合ったという安心感からか、パンツにチビってしまいました。わざとではない本当のおチビりです。

(早く早く!)

さっきと違って、チビっても全然尿意はおさまりません。優実ちゃんは、急いでパンツを下ろして便座に座りました。

‘しゅ~’

「ふぅ。」

ため息を1つつき、安堵の表情を見せる優実ちゃん。本当にギリギリだったようです。

‘ぶるっ’

全部出し切りお股を拭いてパンツを穿き、何事も無かったかのようにトイレを出て、校庭に遊びに出た優実ちゃんなのでした。

3 カンパニー 2018-07-20 23:42:39 [PC]

初めは濡れたパンツがお股に引っ付いて煩わしかったけど、この日は天気が良くて湿度が低く、さらにスカートを穿いていたため、学校が終わる頃にはパンツは乾いていました。

(学童でもおチビりしちゃおうかな~。お水多めに飲もうっと。)

そんなことを考えていた優実ちゃんでしたが、思わぬ事態に見舞われます。

「ただいまー!」

元気よく学童に帰ってきた優実ちゃん。いつも通りロッカーにランドセルを仕舞って、連絡帳当番の香奈先生に連絡帳を出します。

「優実ちゃん、今日は何時に帰るのかな?」
「6じに、みんなとかえります!」
「その通り!それじゃあ宿題やってね。」
「はーい!やろう、しおりちゃん。」

というわけで、同じクラスの栞ちゃんと一緒に宿題をします。もちろん優実ちゃんにとって1年生の宿題なんて楽勝。サクッと終わらせて、本を読んでいたのですが、その時でした。

「優実ちゃん。ちょっといいかな?」

千晶先生に呼ばれた優実ちゃん。千晶先生は学童の主任の先生で、とても面倒見が良くて優しい先生なのですが、怒ると怖い先生なのです。やんちゃな男の子が個別で事務室に呼ばれ、例外なくしょんぼりして戻ってくるのを過去に何度も目にしてきました。女の子が個別で呼ばれることは滅多にないので、このあと自分がどうなるのか全く見当がつかず、優実ちゃんはとても不安になりました。

4 カンパニー 2018-07-20 23:43:04 [PC]

「ちあきせんせい、なぁに?」

優実ちゃんは恐る恐る聞きました。

「うーんと、先生の勘違いだったらごめんね。もしかしてさ…。」
「うん。」
「学校で、おしっこ漏らしちゃった?」
「えっ!」

そう、千晶先生は優実ちゃんがおチビりしていることに気がついていたのです。
千晶先生は元々幼稚園の先生をしていたので、おもらしは日常茶飯事の世界にいました。だからおしっこやうんちの臭いには敏感なのです。

(バレてる、どうしよう。ごまかす?正直に話す?)

優実ちゃんは思考回路をフル回転させました。そして出した答えが…。

「おもらししてないよ~。だってスカートぬれてないよ。」

濡らしたのはパンツだけだし、千晶先生もさすがにスカートの中を確認したりはしません。それに、正直もう1回くらいはおチビりしたいとも思っています。だから、優実ちゃんはごまかすことにしました。

「…そうよね。変なこと言ってごめんね。先生のこと許してくれる?」
「うん!」
「ありがとう。それじゃあ遊んでおいで。」
「はーい。」

(よし!大成功!)

優実ちゃんは笑顔で事務室を出ました。

5 カンパニー 2018-07-20 23:43:41 [PC]

よーし、最後にもう1回。)

時刻は4時50分、帰りの会の最中です。優実ちゃんが帰るまであと1時間、おしっこも少し力を入れば出そうなくらいまで貯まっています。じっと座って話を聞く時間なので今がチャンスです。

(んっ。)

‘ちょろちょろちょろ’

お股に少し力を入れて、おしっこを出しました。床に座っているので、おしっこがおしりの方に流れて、お股ではなくおしりの方が生暖かくなりました。

(う~、今度は余計おしっこしたくなっちゃった。早く終わって!)

左手でお股を押さえながら心の中で叫んだ、優実ちゃんなのでした。

6 カンパニー 2018-07-20 23:44:06 [PC]

このあと、なんとかおもらしもおチビりもせずにすんだ優実ちゃん。帰る間際までお友達とおままごとをして過ごしていたら、パンツもだいぶ乾きました。

そしてお家に帰ってから。

「ただいまー!」
「おかえり、優実ちゃん。」
「ママ、おなかすいた!」
「すぐ晩ごはんにできるから、手を洗ってきて。あと、学校と学童の連絡帳をちょうだい。」
「えっと~あった!はい。てあらってくる!」

優実ちゃんは、走って洗面所へ向かいました。

(そうだ。パンツどうなってるだろう。)

何度もおチビりをしたパンツが気になった優実ちゃん。早速トイレの中で見てみることにしました。

(うわぁ。)

パンツは、表から見てもおしっこの黄色いシミがはっきり見て取れます。そのシミは、お股の部分だけでなくおしりの方まで広がっていました。

(でもそれより…臭い!)

そう、シミより気になったのが臭いでした。乾いたおしっこの臭いはかなり強烈なようです。

(まわりの子たち、気づいてたのかな。でも、何も言ってなかったから大丈夫だったのかも。)

7 カンパニー 2018-07-20 23:44:33 [PC]

この日、パパは残業で帰ってくるのは優実ちゃんが寝た後になってしまうので、ママと2人で過ごします。
ごはんを食べて少し休んでテレビを見ていたらママにお風呂に誘われました。

「優実ちゃん、お風呂入ろう。」
「うん!」

優実ちゃんはお風呂が大好き。その場でパパッと下着以外の服を脱ぎ、お風呂場へ行…こうとしたら、ママに呼び止められました。

「なぁに?」
「ちょっとこっちに来て。」
「うん。」
「優実ちゃん、おしっこ漏らしちゃったの?」

優実ちゃんはしまった!と思いました。今の格好は、キャミソールにおチビりをしたパンツだけ。さすがにおチビりしたパンツがママにばればれです。それに、臭いで気づかれたのかもしれません。

「えっと、その…。」

さすがに言い逃れできる状況ではありません。

「あのね、ぜんぶはおもらししなかったんだけど、ちょっとでちゃった。」
「わかった。正直に言えてえらいよ。でも、ママに正直に言えるなら千晶先生にも正直に言ってほしかったな。」
「えっ!?」
「千晶先生にも聞かれたんでしょ?おもらししちゃった?って。優実ちゃん何て答えた?」
「おもらししてないっていった。」
「そうよね。千晶先生は、優実ちゃんのこと心配して聞いてくれたのに、ウソついたらダメじゃない?」
「ダメ。」
「そうだよね。そうしたら明日、千晶先生にウソついてごめんなさいって、ちゃんと謝ろうよ。できるかな?」
「うんできる。」
「それじゃあこの話は終わりね。おもらししたってママもパパも怒ったりしないから、正直に言ってちゃんとお着替えしてね。いいですか?」
「はい!」

優実ちゃんは、元気よく返事をしました。

8 カンパニー 2018-07-20 23:44:55 [PC]

しかし、解せないこともあります。なぜママに、おチビりがあんな簡単にばれてしまったかということです。優実ちゃんが服を脱いだとき、ママもお風呂の準備をしていて優実ちゃんのことをずっと見ていたわけではありません。何より、なぜ千晶先生とのことを知っているのかもわからない点です。
というわけで、何も知らないふりをしてママに聞いてみました。

「ママ、なんでわたしが、その、おしっこもらしてたことわかったの?」
「学童の連絡帳に書いてあったんだよ。」
「そうだったんだぁ。」

どうやら千晶先生が、一部始終を連絡帳に記していたようです。後でこっそり連絡帳を見てみたら、こんなことが書いてありました。

【私の勘違いかもしれませんが、優実ちゃんもしかしたら学校でおもらしをしてしまってそのままかもしれません。本人は違うとはっきり言っていたのですが、念のため様子を見てあげてください。またもしおもらしをしていても、恥ずかしくて言えなかったのだと思います。その時は怒らないであげてください。】

千晶先生の優しさを知った優実ちゃん。翌日にちゃんと謝ろうと心に決めて、眠りについたのでした。
 
1 カンパニー 2018-07-15 19:12:37 [PC]

家を出た優実ちゃんは、当時の習慣を思い出しながら歩いて行きます。

(えっとまずは…ひなのちゃんを迎えにいくんだ。)

というわけで、4件先のひなのちゃんの家に向かいます。

‘ピンポーン’

「はーい!」

家の中からひなのちゃんのママの声が聞こえました。

「ゆうみちゃんおはよー!」
「ひなのちゃんおはよう。ひなのちゃんのママもおはよう。」
「おはよう、優実ちゃん。2人ともいってらっしゃい。」
「いってきまーす!」
「いってきまーす!」

ひなのちゃんと手を繋いで、楽しくおしゃべりをしながら歩けばすぐ学校に着いてしまいました。

2 カンパニー 2018-07-15 19:13:00 [PC]

小学校の生活は、勉強に関しては全てわかっていることなのでつまらないかと思いきや、意外とそうではなく、わかるから楽しいという気持ちが強くなっていました。そして休み時間は、外で一輪車や遊具で思い切り遊びを楽しみました。どうやら、喜怒哀楽の感情の部分も小学生になっているようです。

学校の後に行く学童でも、楽しく過ごすことができていました。しかし、優実ちゃんはここであることを思いついたのです。それは…。

3 カンパニー 2018-07-15 19:13:29 [PC]

18時を過ぎて、学童にも子どもがかなり少なくなってきた頃のことです。今は、優実ちゃんと2年生の隼人くんの2人しかお部屋にはいません。

「2人とも、これからトイレ掃除しちゃうんだけど、行っておく?」
「ぼくいく。」
「優実ちゃんは?」
「えっと…。」

優実ちゃんはけっこう強い尿意を感じていました。でも…。

(おもらし、してみたいかも。)

優実ちゃんが小学生になってしてみたかったこと、それはおもらしです。でも、いきなり学校でたくさんの子がいる中ではできません。しかし今なら、特に普段は交流のない隼人くんと、学童の先生が2人しかいません。しかも隼人くんは18時30分にはお迎えが来ることになっています。隼人くんが帰ってしまえば自分だけになるので、またとないおもらしのチャンスだと、優実ちゃんは考えました。

「わたしはへいきだよ。」
「そう。じゃあお掃除しちゃうね。」

4 カンパニー 2018-07-15 19:14:18 [PC]

20分後、予定より早く隼人くんが帰って、優実ちゃんは1人で絵本を読んでいました。

(やるなら、今…。)

尿意はかなり強くなっています。優実ちゃんは、ふっとお股の力を抜きました。

‘ちょろちょろちょろ…’

(はうっ!)

何滴がおしっこがパンツに吸収されたところでお股に力を入れます。

(いいのかな、大丈夫かな。)

やはりいざおもらしをしようとすると、理性が働きます。優実ちゃんは、理性と欲求の間で揺れ動いていました。

(どうしよう、でもここにいるのは私だけ。おもらししたい、したい、したい、したい、したい…する!)

そう決心して、再びお股の力を抜きます。

‘しぃぃぃ…’

ついに座ったままおもらしを始めた優実ちゃん。勢いよくおしっこが出て、パンツの中はどんどん生暖かくなり、やがておしりを中心におしっこが広がっていきます。

(気持ちいい…。)

5 カンパニー 2018-07-15 19:14:38 [PC]

‘ぶるっ’

優実ちゃんの身体が小さく震えました。全部出きったようです。

(うわぁ、おもらししちゃったんだ。)

パンツとズボンはおしりを中心にぐっしょりと濡れ、座っていたのが畳ではないためにそのおしりを中心に大きな水たまりが広がっています。

(やっぱり着替えなきゃダメだよね。)

さすがに、このままではいられないし、お迎えが来てしまうかもしれません。というわけで、先生を呼ぶことにしました。

「かなせんせー、おもらししちゃったぁ。」
「え~!ちょっとそのままで待っててねー。」

先生は手際よく雑巾と水を張ったバケツ、タオルを用意しました。

「おぉ~、湖だね~。」
「みずうみ?」
「冗談冗談。それじゃあ向こうのお部屋で着替えよう。」
「せんせい、ここでいいよ。だれもいないもん。」
「そうはいかないわよ。ほら、おいで。」
「うん。」
「典子先生、お掃除お願いしますね。」
「了解でーす。」

6 カンパニー 2018-07-15 19:15:00 [PC]

香奈先生に手を引かれて、シャワー室に連れて行かれた優実ちゃん。

「こんなおへやあったんだぁ。」

確かに学童には通っていましたが、学童でおもらしをしたことはなかったので、シャワー室があることは知りませんでした。

「ズボンとパンツ脱げる?」
「うん。」
「下に置いちゃっていいよ。」
「ぬいだ。」
「上に着てるのまくって。熱かったら言ってね。」

‘ザー’

「きもちいい。」
「よしっと。拭いてあげる。」
「ありがとう、せんせい。」
「いいえ。でもどうしたの、おもらしなんて。初めてだよね?」
「あの、その…。」

(やばいなぁ、おもらしがしたかったからなんて言えないよぉ…。)

「我慢しすぎちゃった?」
「あっ、うん。ほんにむちゅうに、なっちゃったの。」
「そっかぁ。優実ちゃんは本が好きなんだね。」
「うん、すき。」
「本を読むことはいいことだよ。いっぱい読んでね。」
「かなせんせい、こんどよんで。」
「いいよ。また延長になったら読んであげる。さ、キレイに拭けたからパンツ穿いて。」
「うん。」
「はいズボンも。」
「ありがとう。」
「それじゃあ先生は、優実ちゃんのパンツとズボンを洗おうかな。」
「わたしもやる!」
「本当?じゃあパンツをお願い。先生はズボンをキレイにするね。」
「うん。」
「キレイに洗わないと、せっかくの真っ白パンツが黄色くなっちゃうぞ~。」
「やだ~。」

優実ちゃんは、少し顔が赤くなってしまいました。

7 カンパニー 2018-07-15 19:15:21 [PC]

2人で服を洗っていると典子先生が。

「優実ちゃん、パパ来たよ。」

パパが迎えに来てくれました。急いで帰りの支度をします。

「パパおまたせ!」
「ただいま、優実ちゃん。」
「パパ、あのさ、わたしおもらししちゃったんだ。」
「おもらし?」
「そうなんですお父さん。さっきしちゃったんですよ。」
「すいません、ご迷惑おかけしました。」
「いえいえ。優実ちゃん、洗った服、持って帰ってね。」
「はーい。」
「優実ちゃん、ちゃんと自分でパンツ水洗いしたんですよ。」
「ほぉ、えらいえらい。」
「それから、着替えのパンツがもう無くなったので、明日持たせてあげてください。」
「わかりました!ありがとうございました。優実ちゃんもご挨拶。」
「かなせんせい、のりこせんせい、さようなら。」
「また明日ね、優実ちゃん。」
「バイバイ。」

8 カンパニー 2018-07-15 19:15:48 [PC]

帰り道。

「珍しいね、おもらしなんて。」
「うん…。」

(そうだ。1ど言ってみたかったあのセリフ、言ってみよう。)

「ねぇパパ。おもらししちゃうわたしのこと、きらいになっちゃう?」

優実ちゃんは、上目遣いで、パパの目をじっと見て言いました。

「そんなことないよ、誰でも失敗しちゃうことはあるんだから。何回おもらししようと、パパは優実ちゃんのことずっと大好きだよ。」
「わたしもパパだいすき!」

そう言って、優実ちゃんはパパに抱き着きました。

(本当に馴染んでるな、私。)

9 カンパニー 2018-07-15 19:16:15 [PC]

さて、最後は寝る前にとっておきのシチュエーションが待っていました。

「優実ちゃん、もう寝なさい。」
「うん、ねむい…。」

(まだ9時なのに。メイリン・ファウの言うとおり、夜更かしはできないわね。)

「はい、これはいて。」
「これ…。」
「オムツだよ。どうかした?」
「ううん、なんでもない。」

パンツを脱いでオムツを穿く優実ちゃん。おねしょパンツ(夜用)ではないため思っていたよりはスッキリしていますが、それでもお股がモコモコします。

(こんな感じなのかぁ。いつかオムツにもおもらししてみたいかも。)

「はいたー。」
「じゃあちゃんとおしっこしてから寝るんだよ。」
「うん。あっ、ママ。」
「はぁい?」

優実ちゃんは、1つ気になっていたことをママに聞きました。

「あのさ、わたしってどのくらいおねしょしちゃうんだっけ?」
「変なこと聞くわねぇ。毎朝オムツが重た~くなってるのは誰だっけ?」
「えっと…。」
「うふふ、ごめんね。大丈夫、今は毎日おしっこ出ちゃってるけど、いつかしなくなるよ。それに、寝てる間のことなんだから、気にしなくていいんだからね。」
「うん、ありがとう。ママ、パパ、おやすみなさい。」
「おやすみなさい。」
「おやすみ、優実ちゃん。」

10 カンパニー 2018-07-15 19:16:34 [PC]

「わたし、まいにちおねしょしちゃうんだ。えへへ。」

少しにやけながらベッドに入って、電気を消そうとしたときでした。

「うふふ♪」
「このこえはメイリン・ファウね。」
「その通り。どうだった?1日過ごしてみて。」
「たのしいよ。ほかにもいろいろやってみたいこともあるしね。7かかんで足りるかなぁ?」
「ちゃんと願いを叶えてよね。私の未来もかかってるんだから。」
「わかってるって。」
「それじゃあ私はしばらく姿を消すわ。」
「えっ、そうなの?」
「1度アフォードに帰らなきゃいけないの。それじゃあね。」
「バイバーイ。」

メイリンは姿を消しました。

(明日は、あんなこと、こんなこともしてみたいなぁ…ムフフフ♪)

にやにやが止まらないまま眠りについた、優実ちゃんなのでした。
 
1 カンパニー 2018-07-15 18:50:23 [PC]

新シリーズ始めます。一応10話未満の短めのシリーズにするつもりです。

登場人物

高柳優実(16)
小さい子のおねしょやお漏らしが大好きな高校生。自身は小さい頃も含めておしっこの失敗がほとんどなく、あこがれのようにも感じている。

メイリン・ファウ(?)
ミラリオと呼ばれる、体長15㎝程の妖精。優実の夢をかなえるため、アフォードという世界から人間界にやってきた。

2 カンパニー 2018-07-15 18:50:58 [PC]

「はぁ~。」

ため息をつきながらベッドに倒れ込んだ1人の女子高生。名前は高柳優実ちゃん、16歳の高校2年生です。
一見、どこにでもいる普通の女子高生。なのですが、優実ちゃんには誰にも言えない秘密があるのです。それは…。

「してみたーい!おねしょとかおもらしとかしてみたーい!」

そう、彼女はおねしょやおもらしが好きな、いわゆる業界人なのです。
初めは、おねしょやおもらし小説を読んだり絵を見たりするだけでしたが、いつしか自分でもしてみたいという感情が芽生えました。
しかし、優実ちゃんのおねしょは3歳でなくなり、おもらしも保育園の年中を最後にしていません。もちろん今実際にすることはできないので、優実ちゃんのおねしょやおもらしの記憶は無いに等しく、余計におねしょやおもらしに気持ちを惹かれているのです。

(小学生に戻れたらなぁ。まぁ無理だけど。)

「はぁ~。」

もう一つため息をついて、枕元のスタンドを消してベッドに入った優実ちゃんなのでした。

ところがその夜、大変なことが起こるのです。

3 カンパニー 2018-07-15 18:52:48 [PC]

「…きて。ねぇ起きてよ。」
「えっ?」

目を覚ました優実ちゃん。どこからともなく、聞いたことのない声がします。

「ママ?」
「違うわ!私はあなたのママじゃない!」
「えっ!」

やはり、聞いたことの無い声。しかししっかりと聞こえます。
優実ちゃんはスタンドの明かりをつけました。

「えっ、え~!!!」

スタンドを点けると、そこには体長15cmくらいの人の姿が。しかも背中には羽が生えています。その姿まるで、ファンタジーに出てくる妖精のようです。

「大きな声出さないで。」
「えっ、えっ、なに、なに?」
「やっと気づいてくれた。」
「えっ、えっ??」
「私の名前はメイリン・ファウ。あなたの願いを叶えに、アフォードという世界からやってきたの。」
「私の願い?」
「そう。あなた、小学生に戻りたいって願ったでしょ?」
「うん。」
「それを叶えにきたの。」
「えっ?夢?なに?」
「夢じゃないわ、現実よ。それにこれはね、私に与えられた試練でもあるの。」
「試練?」
「そう。誰かの願いを7日間で叶える、それが試練。この試練を乗り越えれば、一人前のミラリオとして認めてもらえるの。」
「そう、なんだ。」
「そう。で、これからあなたの願いを叶えるから。あなたの心の奥底に眠る、本当の願いが叶うの。それで7日経って、あなたの願いが叶って心が満たされていたら、晴れて私は試練を乗り越えたってことになるの。わかった?」
「う、うん。」
「それじゃ、もう魔法はかけたから。また7日後に会いましょ。」
「いつのまに?何も変わってないよ。」
「いいから今は寝て。おやすみなさい。えい!」

メイリンにかけられた催眠の魔法で、優実ちゃんはあっという間に眠ってしまいました。

4 カンパニー 2018-07-15 18:53:22 [PC]

そして翌朝。

「優実ちゃん、朝ですよー。」
「ふわぁぁぁ…。」

目を覚ました優実ちゃん。しかし、何か違和感を感じます。

「パパ?えっ、なんかちがう。」

そうです。まずパパが優実ちゃんを起こしにくることなんてありません。そして、目の前にいるパパはやけに若々しく見えます。

「違う?何も違わないよ。優実ちゃん寝ぼけてる?ほらちゃんと起きて、1年生のお姉さん。」
「1ねんせいの、おねえさん?」

そう呟いてから周りを見渡す優実ちゃん、そこは確かに自分の部屋です。自分の部屋なのですが、小学校へ入学したころの部屋になっています。
部屋のレイアウト、朝起こしに来てくれる若々しいパパ、そしてパパの言っていることを総合すると…。

「もしかして、本当に小学生になっちゃったの!?」

5 カンパニー 2018-07-15 18:54:37 [PC]

「優実ちゃん、本当に寝ぼけてる?もう入学して1ヶ月は経つのに。」
「あっ、うん。そうだよね。えっと、今日って何日だっけ? 」
「5月10日だよ。」

(入学してちょうど1ヶ月くらいかぁ。)

今の状況を必死で理解しようとする優実ちゃんでしたが、パパが優実ちゃんをさらにびっくりさせる言葉を発しました。

「優実ちゃん、おしっこは?」
「えっ、おしっこ?したくないよ。」
「そっか。じゃあきっとおねしょしちゃってるね。オムツ脱ごう。」
「おねしょ?オムツ?」
「うん。もしかして今日はおねしょしてない?」

優実ちゃんは下半身に意識を集中させました。少しジトッとした感触がします。

(わたし、オムツしてるの?)

慌ててベッドの上に立ち上がり、ズボンを下ろすと、確かにパンツ型の紙オムツが優実ちゃんの下半身を包んでいました。

「今日もたっぷりですねぇ。まぁ、オムツから 漏れなかっただけよしとしよう。」

優実ちゃんのお股をポンポンと叩いてパパが言いました。

「おしり拭くからおむつ脱いで。それとも脱がしてあげようか?」
「い、いいよ!じぶんでやる!」

おむつを下ろすと中は黄色く染まっていて、思っていた以上にぐっしょり重たくなっていました。

「よーし。痛かったら言ってね。」
「うん。」

パパは言葉とは裏腹に、優しく優実ちゃんのお股とおしりを拭いてくれました。

「これでよしと。それじゃ、着替えたら朝ごはんだからね。」
「うん。ありがとうパパ。」

パパは優実ちゃんの部屋を出て行きました。

6 カンパニー 2018-07-15 18:55:06 [PC]

「うふふ♪」

突然笑い声がしました。しかしこの声を優実ちゃんは知っています。

「メイリン・ ファウ?いるの?」
「ばぁ!」

メイリンが優実ちゃんの目の前に現れました。

「ばぁ!じゃないよ。どうなってるの?」
「あなたの願いを叶えたのよ。」
「じゃあほんとうに、しょうがくせいになっちゃったの?」
「だからそうだって。」
「…ねぇ、いくつかしつもんしていい?」
「真面目な話?」
「もちろん!」
「いいけど、その格好じゃ真面目な話なんてできないわよ。」

優実ちゃんの姿は、上はパジャマで下はパパにおしりを拭いてもらったまま何も穿いていません。さすがにこれでは話はできません。急いで用意してあった服に着替えました。

7 カンパニー 2018-07-15 18:55:56 [PC]

「こんどこそ、いい?」
「どうぞ。」
「わたしは、どこまでしょうがくせいになっちゃったの?」
「知識や記憶は変わらないけど、他の部分は小学生ね、体力とか。だから、夜更かしなんてきっとできないわよ。病気にもなりやすくなってるから、無理はしないことね。」
「ふんふん。じゃあこのせかいは、かこそのまんまなの?」
「うーん、難しい質問ね。基本的にはそのまんまだけど、それはあなたが過去と全て同じ選択をしたらの話。でもそんなのはきっと無理だから、全く同じにはならないわ。」
「なるほどぉ。じゃあさいごにもう1つ。」
「なにかしら?」
「わたし、1ねんせいのころはもうおねしょなんてしてないはずなんだけど。」
「それはあなたの願いが叶った結果ね。おめでとう。」
「おめでとうって…まぁうれしいけど。」
「とにかく、今はこの世界を楽しんで。あなたの願いがちゃんと叶わないと私は一人前のミラリオとして認めてもらえないんだから。それじゃあね、また顔出すわ。」
「あっ、うん。」

そう言ってメイリンは、姿を消しました。

8 カンパニー 2018-07-15 18:56:50 [PC]

それから優実ちゃんは、顔を洗ってリビングに行きました。

「おはよう優実ちゃん。」
「ママ。おはよう。」

(ママも若いなぁ。)

「パパから聞いたよ。今朝はボケボケさんなんだって?」
「そ、そんなことないよ。いつもどおりだよ。」
「いつも通りボケボケさん?」
「ちがうってばぁ。ママ、わたしおなかすいた。あさごはんたべよう。」
「そうね。」

(っていうか、私すっごい馴染んでない?)

自分の順応性の高さにびっくりしている優実ちゃんなのでした。

9 カンパニー 2018-07-15 18:57:24 [PC]

朝ごはんを食べて歯を磨いたらママに呼ばれました。

「優実ちゃん、今日は髪の毛どうする?」
「かみのけ?」

(そっか。ママが毎朝やってくれてたんだっけ。)

「うーん、なんでもいいよ。」
「あら珍しい。いつもはあーしろこーしろうるさいのに。」
「えっと、そうだっけ?でもきょうは、ママにおまかせしたいきぶんなの。」
「OK任せて!」

そう言ってママは、霧吹きとブラシを駆使して、あっという間に優実ちゃんのヘアスタイルを完成させました。

「はいできた!」
「わぁ、ツインテールだぁ。」
「ツインテール?」
「あっと!えっと…。」

(そっか、この頃はまだ、ツインテールって言葉はあんまり馴染んでないんだ。)

「2つむすび!わたし、2つむすびだいすき!」
「ママもよ。優実ちゃんには2つ結びが一番似合う!うん、かわいい!」
「ありがとうママ!」
「いいえ。それじゃあ学校に行く準備をしちゃいましょう。ママはとっくにお仕事に行く準備できてるわよ。」
「うん!」

ハンカチとティッシュを持って、ランドセルを背負って、黄色い帽子を被れば、立派な1年生の出来上がりです。

(懐かしいな~。でもランドセルって重いなぁ。)

そんなことを思いながら玄関に行くと、ママが靴を履いて待っていました。

「お靴履いて。」
「うん。」
「今日の学童は延長だよ。7時には迎えに行くからね。たぶんパパになるかな。」
「はーい!いってきまーす!」
「いってらっしゃい。ママもいってきます。」
「いってらっしゃーい。」

昔のようにママとハイタッチをして、優実ちゃんは家を出ました。

(こうなったら、メイリンの言うように、おもいっきり楽しんでやるんだから!)

高すぎるほどの順応性を見せる優実ちゃん。小学生としての7日間、どんなことが起こるのでしょう。