野獣死すべし(1980年)
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1 @kira 2013-02-08 22:00:00 [携帯]

の画像を貼りましょう。
32 @kira 2013-02-22 17:33:45 [画像] [携帯]

『野獣死すべし』製作発表記者会見
1980年7月
東宝撮影所
松田優作は、『野獣死すべし』で俳優として大きく変貌を遂げた。
まず外見が、『これがあの松田優作か』といわしめるほどに変わっている。
それが、優作のトレードマークだったパーマを辞めた事にあるのは明白である。
では何故、優作はあの独特のヘアスタイルを辞めたのか?
役作り。
そうではない。
それは、松田優作に関わる二人の女が関係している。
1979年、優作は一年振りの連続ドラマ『探偵物語』に出演する。
その第1話にゲスト出演したのが、熊谷美由紀だった。
二人は仕事を通していつしか、恋愛関係に発展していった。
当時、優作は松田美智子さんと結婚しており、一人娘もいた。
事実上の不倫関係であった。
優作と美由紀の関係が深まって行くに従い、美智子夫人との関係は悪化していった。
あの優作のパーマは、実は美智子夫人が施していたのだ。
美由紀との愛が深まるに伴い、美智子夫人と疎遠になっていった優作はパーマをかけてもらう事を頼めなくなった。
当然、ヘアスタイルを変えざるを得なくなってしまった。
こういう自身が招いた環境の変化が優作のプライベートと演技の変容を余儀なくした事は間違いないだろう。
優作にとって、演技も家庭も同じライン上にあったのだ。
そして、優作は『野獣死すべし』撮影終了と共に美智子夫人のもとを去り、熊谷美由紀と同居するのだった。
松田優作自身が変わって見えるのは、二人の女の影響ではないだろうか。

33 @kira 2013-02-22 17:35:17 [画像] [携帯]

『野獣死すべし』製作発表記者会見
1980年7月
東宝撮影所

34 @kira 2013-02-22 18:51:08 [画像] [携帯]

日比谷公会堂でのクラシックコンサートロケ
 
1980年8月1日
 
8月1日、東京・日比谷公会堂で『野獣死すべし』クラシックコンサートの撮影が行われた。
エキストラは全員素人で1300人が会場に集結。
『優作作品に無料でご協力下さい』と新聞、雑誌で公募。
5000通の応募があった。
1300人を選出した。
謝礼は文庫本(210円)と試写状2枚(40円)のみ。
撮影は正午から6時まで拘束されたが、交通費は自腹、弁当なしでも、不満は出なかったという。
優作を見るために1300が集まったのだから、いかに優作人気が高かったかが窺える。
通常ならばこれだけのエキストラを集めるだけで当時の日当で650万かかるが謝礼の32万5000円で20分の1で済んだのだから経費削減に製作の角川春樹と東映サイドはニンマリ。
これに味をしめた角川春樹はその後、『汚れた英雄』のレースシーンの撮影のエキストラを会場に当時人気絶頂期だった薬師丸ひろ子を呼んで集めた。
受験勉強のため、休業中の薬師丸みたさにファンが殺到したのは言うまでもない。
角川映画の公開時期に合わせて出演俳優のスキャンダルが新聞、テレビを賑わせるなど、角川の商魂の逞しさには舌を巻いたものだが、本人の麻薬不法所持による逮捕というスキャンダルで角川映画も失速していった事は笑えないジョークである。

35 @kira 2013-02-22 18:53:05 [画像] [携帯]

日比谷公会堂でのクラシックコンサートロケ
 
1980年8月1日

36 @kira 2013-02-22 18:54:06 [画像] [携帯]

新聞記事
37 @kira 2013-02-22 20:59:09 [画像] [携帯]

『野獣死すべし』にかける意気込みを語る松田優作&村川透監督
 
当時『水曜ロードショー』の解説をしていた水野晴郎氏がインタビューしたモノ。
レッドも見ましたが語られた内容は覚えてません。
YouTubeに動画がアップされていましたが今は削除された様です。
動画ではBGMの為、ボソボソ話す優作の声は聞き取れませんでした。
恐らくは『現代の野獣死すべし、自分達の解釈した野獣死すべしをやりたい』という旨を語っていたんでしょう。
 
※因みにBGMとは劇中、逃亡した伊達が乗った列車内で逃げる柏木を伊達が撃つシーンで掛かっていた『TOKYOマシーン』という曲でした。
レッドは長年『水曜ロードショー』のテーマだと思い込んでいましたので動画を見て意外でしたね。
 
優作が掛けている眼鏡は減量の影響で視力が落ちた為に作ったモノです。
映画でも使っています。
そして伊達邦彦の不気味な感じを出す為、白塗りメークで芝居していました。
 
隣は監督の村川透氏。

38 @kira 2013-02-22 21:19:32 [画像] [携帯]

『野獣死すべし』DVD&Blue-Ray画像比較
 
優作の角川映画出演作品のBlue-Ray(以後B)が発売されたので既出のDVD(以後D)との比較をしましょう
 
まずは伊達邦彦初登場シーン!
『D』では全体的に青過ぎる。
そして解像度が甘いので画質は悪い。
このシーンは俯瞰撮影で伊達と青木の動きを捉えているので肝心の動きが鮮明に見えないと映像的興奮が味わえない。

39 @kira 2013-02-22 21:21:22 [画像] [携帯]

一方『B』では画質の青の基調が抑えられ自然な発色です。
解像度が格段に上がったので雨粒に反射する光のひとつひとつが確認出来ますね。
このシーンは伊達邦彦の初登場であると共に初めての殺人シーンでもある重要な場面です。
是非とも高解像度の映像で観たいシーンです。

40 @kira 2013-02-22 21:24:28 [画像] [携帯]

続いて『銀行襲撃』シーン
 
『D』は人物も銀行内も少しぼやけた印象 を受けますね。
緊迫したシーンも迫力に欠けます。

41 @kira 2013-02-22 21:25:54 [画像] [携帯]

次は『列車内』での伊達邦彦の表情
 
『D』では画面が暗く全体的に青みが強い。
顔のパーツもノッペリした印象。



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