ワンショットストーリー
[スレッド一覧] [返信投稿] [▼下に]
<<始n <前n 次n> 終n>>
page
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20

1 冴子 2014-07-06 08:51:09 [PC]

なんて言うか、
『アテレコストーリーにしたいんだけど適当な絵がない。』
『設定なんてどうでもいいから、とにかく萌えるシーンを描きたい!。』
みたいな。
映画だったら、ワンカットか2カットで収めてしまうような、そんな短いストーリー。

誰かが、続きやそのシーンに至る前を書いてくれる事や、イラストを描いてくれる事をちょっぴり期待したりして(笑)。

142 一読者 2018-10-20 13:25:15 [PC]

 西暦202X年、重度おむつクラスの子供たちに一筋の光が指した。
 事のきっかけは今からおよそ5年程前。「障害者雇用促進法」の大幅な水増しが全国的に発覚。県庁をはじめとする地方公共団体に大きな波紋が起こった。
 この騒動から数年後、某県の県知事が代わった際に「障害者の大量雇用を県庁が率先して行う」宣言を行った。程なくして県内に点在する重度おむつクラスに対して一斉の募集がかけられた。
 内容は「卒業までに泌尿器科を受診し、切迫性尿失禁等の排尿障害を認められた者を障害者枠で雇用する」と言うものだった。
 「障害者を雇用する」と言っても、簡単なことではない。まずまともに業務をこなせるだけの障害者の確保自体が難しい。過去には近眼者や虚弱体質を障害者として水増しした過去もある。
 しかし、昨今のおむつ離れの遅延化が深刻な社会問題と化している事。ここ数年続いた一斉定年の関係で深刻な人材不足に陥っている事。それらを一度に解決させるまさに「離れ業」をやってのけたのだ。また重度おむつクラスの生徒は知的にも肢体にも障害がある訳ではないので、通常業務もこなせると踏んだ訳だ。
 初めこそ自分から障害者になる事への思いがあったが、このまま卒業しても行き着く先はしれている。ならばこのチャンスに乗るほうがまだマシとなった。
 この流れはやがて全国へと普及することとなる。
 学校側もこの流れに次々と参加。重度クラスの生徒は3年に上がる際の健康診断と同時に排尿障害の障害者認定をもらい、授業も大半が公務員試験対策に切り替わった。生徒たちも一筋の希望が見えたのか、目の色が変わったかのように勉学に励むようになった。
  決してこれが正しい事とは思わない。しかし、たとえこんな形ででもおむつクラスにも居場所があっても良いんじゃないか

143 冴子 2018-11-26 16:10:57 [PC]

あこがれの制服と失敗1

「ちょっと、何してるの!、廊下の掃除が終わったら、この階のベッドメイキングして!。」
「は、はい!。」

やっと入ったあこがれのホテル業界。
その中でもここのホテルは、客室係の制服がメイド服のような可愛い制服だったので、わたしは必死で就活を頑張った。
でも仕事は、忙しくて忙しくて。
特に秋の連休ともなれば、紅葉の名所にあるこのホテルはトイレに行く暇さえなくなるほどだった!。
一応休憩時間はあるけれど。
入ったばかりでまだ仕事が遅いわたしは、なかなか休憩に行くと言い出せなかった。
そうして、やってしまった。
痛恨の失敗を!。

ベッドメイキングのために体を折り曲げた途端、おまたに広がった暖かい感触。
わたしはあわててスカートで前を押さえてユニットバスに飛び込んだ。
そのおかげで寝室を汚す事は何とか避けられたけれど、ユニットバスにはおしっこの水たまり、可愛い制服はおしっこまみれでおしっこのしずくが垂れる状態になってしまった。
わたしに出来たのは、泣きながら業務用のPHSで主任を呼ぶ事だけだった。

144 冴子 2018-11-26 16:15:57 [PC]

あこがれの制服と失敗2

「まったくっ!!!、客室でおもらしするなんて何考えてるのっ!、この忙しい時にっ!!!。」
「す、すいません・・・。」
「忙しいからこれくらいにするけど、もう支配人には報告しておいたから!。クビになるなり配置換えになるなり、勝手になさいっ!。」
主任はそう言って、更衣室を出て行った。
入れ替わりに支配人が入って来る。
わたしは、とりあえずシャワーでおしっこを洗い流し、予備の制服に着替えたところだ。
パンツは、なし。
わたしは、縮こまる。
「大変な事をしてくれたねぇー。今回は幸いユニットバスだけで済んだから、すぐに掃除が出来たけれど、客室も汚していたら、カーペットを取り替えるまであの客室は使えなくなるところだった。この書き入れ時に。それは、判っているね?。」
支配人が厳しい口調でわたしに言う。
「はい。」
わたしは、縮こまったままうつむいて小さな声で答えた。
「君は、中学までおもらしが直らず、『おむ中』に通っていたそうだね?。」
「は、はい。」
あたしはドキッとして答えた。『おむ中』の事は隠していたのに。調べられてしまったのだろうか?。
「そして、それを隠して入社した。」
「はい、すいません。」
「困った子だねぇ、まったく。普通なら入社時に虚偽があったという事で、即時解雇するところだよ?。でもまあ『おむ中』出身者は採用されにくいとか、お家が貧しかったとかという事情もあったのだろうから、解雇にはしないで君に選ばせてあげよう。」
「え?。」
わたしは、顔を上げて支配人の顔を見た。

145 冴子 2018-11-26 16:18:43 [PC]

あこがれの制服と失敗3

「とはいえ、またおもらしをされたら大変だ。だから、次の3つから選びたまえ。
1ここをやめる。2客室係からバックヤードに配置換え。そして・・・」
「そして?」
「客室係を続ける代わりに、朝出勤してから帰るまで、勤務中はずっとおむつを当てていること。」
「おむつ・・・」
「君は、もう長年当て慣れているだろう?。」
「そっ、それは・・・」
「あと、君は『おむ中』にいた事を隠していたわけだから、全面的に信用するわけにもいかない。そこで、毎朝出勤してきたら、私が君に自分では外せないおむつを当て、帰る時にも私がそれを外して上げる事にする。君もおむつを当てている事を知られるのは恥ずかしいだろうから、2人の秘密にしよう。どうかね?。」
「そ、そんなぁ・・・」
わたしは、べそをかきながら悩んだ。
やっと入ったあこがれのホテル。可愛い客室係の制服。
辞めたくはない。でもおむつなんて!。やっと外れたのに。しかも支配人に当てられるなんて、恥ずかしいっ!。
・・・でも、ここを辞めたら、きっと次の会社の面接でも理由を聞かれるだろう。
そうしたら・・・・・

結局、わたしはおむつを当てられる事を選んだ。
みんなはうすうす感づいているようだけど何も言わない。
朝おむつを当てられ、帰る時にぐっしょりと濡らしたおむつを外されるのは、ものすごく恥ずかしい。でも、1日の内のほんの数分と考えて我慢している。
だって、わたしは今でも可愛い客室係の制服を着て仕事をしていられるのだから。
きっと、恥ずかしさなんて、その内に慣れると思うのだ。

ちゃんちゃん!

146 612 2018-11-26 21:32:57 [PC]

憧れの制服と失敗 第2章

 午前10時10分、チェックアウト客でごった返すいわばフロントの山場の1つ。8時前にチェックアウトするビジネス利用客と違い、厄介なことも少なくない。
 「そろそろ込みだすから、あんた今のうちにトイレ行っちゃいな」
 「あ、ありがとうございます」フロント部の主任は他の部署の誰よりも優しい。もちろん仕事に関しては誰よりも厳しいけど…

 2か月ほど前、私はフロントの中で…おもらしをしてしまった。「この時間帯はチェックアウト客でごった返すから、トイレに行くなら早めにね」と主任に教えてもらっていたのに…『早く先輩みたいになりたい』その一心で慣れないパソコン業務をやっていた。気が付いたらおしっこがかなり限界になっていた。
 「あ、あの…トイレ行ってきても…」
 「おはようございます。チェックアウトお願いしますね〜」中年女性の団体がチェックアウトに来た。鍵を受け取り明細を確認してもらう
 「お待たせいたしました。12名様で194400円でございます」ひきつった笑顔が精いっぱいだった。どうにかこの会計を終わらせてすぐにトイレに行けば…と思っていた…
 「あ、ごめんなさい。割り勘にするから金額12で割って頂戴」

 正直、今だけは勘弁してください、と心から思った。必死に尿意をこらえながら震える手で電卓をたたく。
 各々が支払いをしていく。丁度払ってくれる人、1万円札で払う人、クレジットカードで払う人…

 …もう限界!
 会計の途中で、足を生暖かい液体が伝っていくのが、ひきつった顔がだんだんと歪んでいくのが、我慢のし過ぎで真っ赤になった顔がスーッと白くなっていくのが、分かった。
 目に涙をためながら、会計を済ます。
 「あ、ありがとう…ご、ざいました」

147 612 2018-11-26 22:07:23 [PC]

憧れの制服と失敗 第2章-2

 フロントカウンターがおもらしを隠してくれたので、お客様にはばれなかった。すぐさま主任が飛んできた
「ちょっと、あんた何やってんの!」
「…う〜〜、主任…」
 ムニュッ!主任が私の頬っぺたを思いっきり押しつぶす。 「フロントの前で泣かない!早く下がってなさい」
 バックでは電話応対に追われる先輩社員が目を丸くして私のことを見るすぐにタオルで足を拭かされ、腰にタオルを巻かされ更衣室へと連行される。半分放心状態でされるがままだった。
 それから先のことは、よく覚えていない。


 アイドルタイムに支配人に呼ばれた。今回の一件で、チェックアウト業務のヘルプに他の部署の人間が回った。迷惑をかけたことを後で謝ること。それから…
 「君は、中学までおもらしが直らず、『おむ中』に通っていたそうだね?」
 「え……あ、はい」
 私は『おむ中』出身であることを隠して入社した。どうして、わかったのか。調べられたの?
 「困りますねぇ。履歴書に虚偽の記載があるのは。まぁ、『おむ中』出身であることが分かれば面接の時点で落とされかねない。なにより『おむ中』出身者は家庭に何かしら事情を持っている人も少なくない。世間での風当たりもよくないと聞いている。もちろん私はそんな目で見るつもりはないよ。」
 何も言えなかった。世間の『おむ中出身者』に対する目には慣れている。仕方ないんだ。…そう自分に言い聞かせてきた。…つもりだった。だが、いざ改めて言われると…
 いたたまれない気持ちに何も言えなかった。頭には「クビ」の2文字さえ浮かんでいた。
 「とはいえ、君は普段からよく頑張っているし、解雇だけはしないでおこう」
 「え?ほ、ほんとですか」喜びというよりは、安堵というほうが正しいか。そんなきもちだった。だが…
 「ただし…」支配人の口調が急に無機質的なものに変わったのを感じた。
 「そうはいってもまたおもらしをされても困る。今回お客様にばれなかったのだって奇跡なんだよ?そこは分かっているね」
 「…はい」
 「今後もフロントに立ち続けたいのであれば、朝出勤してから帰るまで、勤務中はずっとおむつを当てていなさい」

148 612 2018-11-26 22:20:48 [PC]

 「お、おむつ…ですか」
 「驚くこともないだろう。長年穿き慣れた物じゃないか」
 「そ、それは…そうですが」
 「それからもう一つ条件だ。君は『おむ中』にいた事を隠してきた。だから君のことを信用するわけにもいかない。そこで、毎朝出勤してきたら、私が君に自分では外せないおむつを当て、帰る時にも私がそれを外して上げる事にする。君もおむつを当てている事を知られるのは恥ずかしいだろうから、2人の秘密にしよう。どうかね?」
 「そ、そんな。あんまりです」
 「では、辞めなさい。うちには人前でおもらしするような子を雇う気なんてないんですよ」

 結局私は支配人の条件を飲むことにした。
 朝出勤したら支配人室でおむつを当てられ、夕方帰る前におむつを外される。『おむ中』で何度もされた光景、「しかたないんだ」と自分に言い聞かせてきたこと…それなのに…情けなさと、恥ずかしさと、諦めと、ほかにも言い表せない感情でいっぱいだった。ほかの社員は何も言ってこない。うすうす気が付いているんだろうな。だからこそ余計に悔しかった。


 それから半月ほど経ったころ、私は「テープおむつ」から「パンツおむつ」で勤務することを許された。最初はなぜだかわからなかったが、その日から、主任がちょくちょく声をかけてくれるので、なんとなくわかった。
 主任が支配人と掛け合ってくれたのだ。「自分が責任もって面倒見るので許してやってほしい」と。しかし「『おむ中出身者』を全面的に信用できない」と主張する支配人との折衷案で、パンツおむつで手を打った、そういう事なんだろう。

 「笑顔がいい感じに戻ったよ。フロントは笑顔が一番なんだからね」主任はわたしの「おむつ」について何一つ言わない。まるで何も知らないかのように。でも私は知っている。だからこそ私はもっと頑張って主任に恩返しができるようになりたい。そう思いながら、日々の業務を行っている。

〜Happy end〜

149 612 2018-12-05 22:37:20 [PC]

憧れの制服と失敗 第3章

 私はずっと割烹の世界に憧れてこの世界に入った。正確な手さばきで食材が見る見るうちに美しい料理へと変わる…そんな板前になることを夢見て私はホテルの板場へと入った。
 調理補助として入社し、入社してずっと洗い物と材料の下ごしらえ、盛り付け。たまに先輩から指導を受けながら、厳しいなりにも充実した毎日だった。

 板場の朝は早い。朝5時起きで板場に入り調理台の拭き上げをする。並行してオーブンと蒸し器のスイッチを入れる。朝食の焼き魚と茶碗蒸しの仕上げ作業の為だ。息つく間もなくすぐに仕込みに移る。今日は団体さんがあるのでいつも以上に仕込みが多い。冷蔵室に入ると…
 ひやっ…ぞくっ!
 入社してしばらくたつけどやっぱりこれだけはどうしても苦手…だって…
 ……ちょろ……

 あ!…またやっちゃった…
 トイレが近い私は、ぞくっとしたりするといつも、おちびりをしてしまう。でも、中学の時に比べたらかなりましになったほうだ。前だったら…その、全部出ちゃうことも珍しくなかったから…今では少し大きめの軽失禁パッドで十分持つくらいにまで成長したんだから。
 「えっと、今日はあえ物と土瓶蒸しと鍋の野菜が…」最近では朝イチの盛り付けなら一人で出来るようにまでなった。板さんが揃うまでに一人でできたら、ほめてもらえるかな…
 なんて考えてたら…
 …トイレ、行っとこうかな
 さっきのおちびりで、まだ大丈夫だけど、行っといたほうがいいかな、くらいの尿意を感じた。時間は5時40分…
 …多分、大丈夫だよね。先付が終わったら行けばいいよね
 

150 冴子 2019-01-18 14:34:56 [PC]

おもらし受験1

(あれ?、すごくおしっこしたい。)
あたしが、猛烈な尿意に気付いたのは、最後の試験が始まって、30分たった時だった。
トイレには、試験が始まる前に行って来たし、いつもは2時間くらい平気なはずなのに・・・
そこで思い出した!。
休み時間に、最後の試験だからと気合を入れるつもりで、カフェインのたっぷりと入ったエナジードリンクの500ml缶を飲んだ事を。

あと30分!。
でも、試験途中で部屋を出れば、再入室は出来ない。答案は、まだ半分近くが空欄だった。
何としてもこの高校に入学したかった。
そのために必死で中学1年から勉強してきたんだもの。
たとえ、その動機がこの高校の可愛い制服を着たい事だったとしても。
(大丈夫!。心頭滅却すれば・・・、えっとぉ、おしっこも引っ込む!)
あたしは、尿意を頭から追い出すと、試験に集中した。

そうして15分。
必死で試験の問題の答えを考えているのに、頭はおしっこの事に向かってしまう。
『ショーペンハウエル』を『小便はあ出そう』と書きかけてあわてて消した。
人間、追い詰められると、普段なら考えもしないような行動を取る事がある。
その時のあたしがそうだった。
すべてを犠牲にしてでも、この試験に受かるっ!!!
そんな風に盛り上がってしまったあたしは、
『おしっこを我慢するのが試験の邪魔をするなら、おしっこなんか我慢しないっ!。』
とばかり、おしっこを我慢する事を放棄した。
暖かくなるおまた、足を伝う暖かくくすぐったい感触、ため息が出るほどの快感・・・
あたしは、一瞬ぼーっとしたものの、すぐに試験に戻った。
さっきまでがウソのように、すらすらと問題が解けて行く。
試験官の先生が、あたしのおもらしに気付いてやって来たようだけれど、終了時間が近かったせいか、試験に没頭するあたしの様子に気圧されたのか、試験が終わるまで声をかけては来なかった。
そうして、あたしはやり遂げた!。
答案用紙の回収が終わり次第、すぐに保健室へ連れて行かれたけどね。

151 冴子 2019-01-18 14:36:13 [PC]

おもらし受験2

そうして、結果発表の日。あたしは合格した!。
ただし・・・排尿管理が出来ない生徒として、『校内では、トイレ禁止。おむつを当てている事』が条件としてつけられてしまった。
もしかしたら、学校側としては、試験中におもらしをするような生徒は入学を辞退させたかったのかもしれない。おむつはおむつでも屈辱的な『布の赤ちゃんおむつ』を当てるように言って来たのだから。
でも合格の喜びに酔いしれていたあたしは、そんな条件は何でもない事と思って、受け入れてしまったのだった。

そんなわけで、あたしは今、憧れの可愛い制服を着て、おむつを『当てられて』いる。

『おもらしが直らない可哀想な子』として同情されているので、いじめられるような事はないけれど。
事あるごとに、赤ちゃん扱いされてしまう、とっても恥ずかしい毎日を送っている。
入学できたのはうれしいけれど、果たしてあたしの選択は正しかったのかと今でも悩んでいるのだった。


ちゃんちゃん!



<<始n <前n 次n> 終n>>
page
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
[スレッド一覧] [返信投稿] [▲上に] [管理ページ]
もっとき*掲示板