ワンショットストーリー
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1 冴子 2014-07-06 08:51:09 [PC]
なんて言うか、
『アテレコストーリーにしたいんだけど適当な絵がない。』
『設定なんてどうでもいいから、とにかく萌えるシーンを描きたい!。』
みたいな。
映画だったら、ワンカットか2カットで収めてしまうような、そんな短いストーリー。
誰かが、続きやそのシーンに至る前を書いてくれる事や、イラストを描いてくれる事をちょっぴり期待したりして(笑)。
22 冴子 2016-01-10 14:05:41 [PC]
真紀と美紀
あたしは、真紀(まき)。小学4年生よ。
自分で言うのもなんだけど、美人で通っているわ。
学校の成績も良くて、いつもクラスで1番なのよ!。
運動だって、得意なの!。かけっこも早いし、球技だって得意だわ。
ママも、あたしの事を一番大切にしてくれるし、我が三好家の期待の星なの!。
・・・ちょっと、分かってるわよ。あんたの事もちゃんと紹介してあげるから、スカートの裾引っ張るのやめてよ、もう。
で、こっちのドン臭いのが我が妹の美紀よ。
まあ、双子だから顔の作りはそっくりなんだけど、何ていうの?、内側から滲み出す知性の差で、ぼーっとして見えちゃうのよね。
まあ、頭も悪くはないんだけど、何ていうの?、要領の悪い子でねぇー。一番難しい問題を先に始めちゃって、他の問題をほっぽっちゃったりとかで、点を取れないのよ、この子。
運動だってそうよ。ドッジボールなんかやらせれば、ぼーっとよそを見ててもひょいひょいよけちゃうくせに、『痛かったらかわいそうだから』とか言って、ひょろひょろ玉投げて結局負けちゃうし。
まったく困った妹よね!。
ちょっと!、何でまたスカート引っ張るのよっ!。あんたの事もちゃんと紹介してあげたでしょ!。
え?、そんな事じゃない?、下を見ろって・・・っ!!!。
・・・・・
ふ、ふえぇーん、美紀ちゃぁーん・・・
23 冴子 2016-01-10 14:10:23 [PC]
はいはい、今やって上げるから泣かないの、真紀ちゃん。トレーニングパンツがあふれちゃっただけでしょ。
あのね、真紀ちゃんは、いまだにおもらしが直らないの。
だから、学校でもおむつをしてて、ちょっと頭の足りない子達と一緒のクラスなの。
だからまあ『クラスで1番』も・・・ね。
双子なのに、何でこうなったのかって言うと。
どうも、ママが生まれたばかりのあたし達2人を間違えては、真紀ちゃんのお世話ばっかりしちゃったらしいの。
で、すぐにお世話をしてもらえると思った真紀ちゃんはどんどんママにべったりになって行って、ますますいっぱいお世話をしてもらえるようになって・・・我がままいっぱいの甘えんぼに育ちゃったのね。
おむつも気持ち悪くなるほど濡れたら、どこだろうと火が付いたように大声で泣き出すものだから、ママはしょっちゅうおむつチェックして、ちょっとでも濡れてたら替えて上げてたんだって。
そんな風だから、おしっこを我慢する習慣も付かなくて。
我がままでトイレトレーニングもイヤがって。
で、結局真紀ちゃんは小学校に入ってもおむつが取れなくて、ちょっと頭が足りなくておむつが取れない子と一緒のクラスに入る事になって・・・いまだにおもらしが直ってないの。
さすがに、4年生ともなると、おもらしが恥ずかしくなって来て、トイレトレーニングは始めてるんだけど、ね。
一方、わたしはなかなかお世話をしてもらえなくて、我慢を覚えて『控えめで自分で何でも出来る良い子』に育っちゃったみたいなのよね。
はーい、真紀ちゃん、きれいになったよぉー。
で、どうする真紀ちゃん?。午後からママとお買い物だけど。
「ぉ・・・ゅ・・ゅ・・・」
え?、よく聞こえないなぁー、もっと大きい声で言ってくれないと?(ふふ、くすくす)。
「ぉ、おむちゅ・・・する・・・」
ふふ、そうだよねぇー、街中でおもらししちゃったら大変だもんねぇー。
じゃあ、ころんと寝てねぇー。
「ぇっ!?。」
だって、おしっこ出たのも分からなかったんだもんね?、真紀ちゃんは。赤ちゃんと一緒だよねぇー?。
だ・か・ら・、赤ちゃんとおんなじ様に『赤ちゃんおむつ』あててあげるのよ!。
「ぃゃぁーん・・・」
こらこら、あんまりぐずってると『赤ちゃん服』も着せちゃうぞぉー?。ふふ。
ちゃんちゃん!
24 冴子 2016-01-10 16:29:48 [PC]
真紀と美紀、少女編
女の子向けのショップが立ち並ぶファッション街を、高校生くらいの少女が2人、並んで歩いていた。
1人はフリルとレースがどっさりと付いてふんわりとスカートがふくらんでいる可愛いワンピース・・・いわゆる『ロリータ系』といわれる服を着て我が物顔で歩いている。
一方、もう1人は、落ち着いた上品な大人っぽいワンピースを着て、きびきびとした足取りで歩いている。
2人は良く似た顔立ちをしているけれど、着ている物のせいもあってか、可愛いワンピースを着た少女の方がだいぶ幼く見えた。
「あっ・・・。」
可愛いワンピースを着た方の少女が、そんなつぶやき声を出して立ち止まった。
視線を落としたその顔が、見る見るうちに困ったような表情になり、足をもじもじと動かし始め、隣で立ち止まったもう一人の少女の方を向いて、言った。
「美紀ちゃぁーん・・・。」
見た目の歳に似合わない、甘えたような声で。
美紀と呼ばれた少女は、くすっといたずらっぽく笑うと言う。
「ふふ。おむつ濡れちゃったの?、真紀ちゃん。」
可愛いワンピースの少女=真紀は、その言葉にぽっと顔を赤らめ、うつむいて上目使いに美紀を見上げてすねたように言う。
「美紀ちゃんのいぢわるぅ。」
そんな真紀を見てくすくすと笑いながら、
「じゃあ、おむつ替えようねぇー。」
と言うと、美紀は真紀の手を取って近くの多目的トイレへと向かった。
25 冴子 2016-01-10 16:31:12 [PC]
「美紀ちゃん早くぅー。」
美紀がてきぱきと広げた多目的トイレのベッドにころんと横になって足もじもじと動かして、真紀はせがむように言う。
美紀が真紀のふんわりとしたスカートをまくり上げると、中には可愛い柄の大きな赤ちゃんおむつがあてられていた。
「あー、いっぱいおもらししちゃったねぇー。」
真紀の足をぐいと大きく押し広げ、てきぱきと真紀のおむつカバーを開けた美紀がいたずらっぽく言う。
「あたし、やっぱり紙のおむつがいいなぁ。」
気持ち良さそうにおむつを替えてもらいながら、真紀が言う。
「そんな事言ってるから、おねえちゃんはいつまでもおもらしが直らないんだよ?。」
「だあってぇ・・・。布のおむつって、濡れると張り付いて気持ち悪いんだもん!。」
「おもらしして気持ち悪くないと、いつまでもおもらしを直そうって気にならないでしょ?。」
「むぅ・・・。」
真紀と美紀は、双子の姉妹だった。
我がままで甘えん坊の性格が災いして、真紀は17歳になる今でも、まだおもらしが直っていなかった。
小学生くらいまでは、周りもママも甘やかしてくれたけれど、さすがに中学生を過ぎ高校2年生ともなると、甘やかしてくれる人はいなくなって来て、いまや甘やかして(?)くれるのは双子の妹の美紀だけなのだった。
気持ちの良い乾いたおむつに替えてもらった真紀は、うれしそうにぴょんと起き上がり、美紀に言う。
「さ、行くよ、美紀ちゃん。」
「うん、行こうね、いつまでも赤ちゃんみたいなおねえ、ちゃん!。」
「美紀ちゃんのいぢわるぅ・・・。」
ちゃんちゃん!
26 冴子 2016-01-17 12:32:17 [PC]
(あ・・・)
おまたからお尻へと広がって行く暖かな感触に、わたしは読んでいた本から目を上げ、そっとため息をついた。
また、出るのに気付かなかった。
そっと視線を落とすと、短いスカートから出た半開きになった足。
自分で言うのもなんだけど、清楚な外見のわたしにはそぐわないだらしない格好。
でも、どうしようもない。わたしは分厚いおむつをあてられていて、足をぴっちり閉じる事が出来ないのだから。
そう。
わたしは、もう高校2年生なのに、いまだにおもらしが直らなくておむつをあてられている。
ここはそういう生徒も受け入れてくれる普通科の高校。
『普通科』普通の人にはなんでもないこの言葉が、おもらしが直らない=『普通じゃない』わたし達には輝いて聞こえたっけ。
まあ、『おもらしが直らない』と言っても、『おむつが取れない』から『おもらししやすい』まで、程度も使っているおむつも様々なのだけど。
わたしは、『おむつが取れない』生徒で『赤ちゃんおむつ』を『あてられて』いた。
別に体には大きな障害はないのだけど。親達の都合で、ずっとおむつをあてられ続けて育って来たから。
時計を見ると、授業が始まるまでにはまだ時間がある。
わたしは、おむつを替えてもらいに行こうと立ち上がり、スカートのお尻が濡れてないかチェックした。
洗いざらされたブルーのボックスプリーツスカート。
元は、おもらしで濡れても目立たないようにと濃い紺色だった。
おもらしで汚すたびに洗濯されて、今ではすっかり色あせたスカート。
よし、大丈夫。
おむつ替え室へ向かおうとしたわたしに、明るいブルーのスカートをはいたクラスメートが、明るく声をかけてくれる。
「真由美、おむつ替え?。」
「うん、そう。」
わたしも明るく答える。
彼女はおもらしをしない『普通の』生徒。
入学したばかりの頃は、わたし達『おもらしが直らない』生徒と、彼女達『普通の』生徒の間には壁があった。
それぞれの制服のスカートの、濃い紺色と明るいブルーの色さながらにくっきりと。
でも、今。
壁は消えて、わたし達は溶け込んでいた。
幾度となく洗濯されて彼女達のスカートの色に近くなり、クラスの景色に溶け込んだわたし達のスカートのように。
ちゃんちゃん!
27 冴子 2016-01-17 17:25:17 [PC]
「では2時間目はここまで。」
先生のその声とともに、クラスの半分くらいの生徒が、一斉に教室の前のトイレに向かって駆け出す。
「もれるぅー。」
「やぁーん!。」
「でちゃったぁー。」
そんな声を出しながら。
ここは『おもらしクラス』。
小学生になってもおもらしが直らない子達を集めたクラスだった。
「はーい、もらしちゃった子は、こっちに来てねー。」
担任の先生は、廊下に出て、トイレに間に合わなくてもらしてしまった生徒を隣の部屋へ誘導する。
その部屋ではパートさんが、もらしてしまった子のパンツ型の布おむつを大急ぎで履き替えさせて行く。
トイレに並んだ列がなくなったのを見計らって、担任の先生は教室に残った生徒達に順番に聞いて行く。
「大樹くん、おしっこ大丈夫かな?。」
「優奈ちゃん、おトイレは?。」
・・・と。
「まだ大丈夫!。」
と、元気よく答える子、
「・・・出ちゃった。」
と、うつむいて恥ずかしそうに答える子。
おもらしをしてしまった子を隣の部屋に行かせ、大丈夫と答えた子も前の時間にトイレに行ってなかったら、そっとおむつチェックをしたり、念のためにトイレに行かせたり・・・目が回るような忙しさだった。
そうして。
やっとひと段落着いて、担任の先生は、窓際の席で大人しくしている3人の生徒の所に行った。
「綺羅羅ちゃん、おむつ濡れてないかな?。」
その子はそっと上目使いに先生を見上げ、おそるおそる言った。
「出ちゃった。」
いつもの事で分かりきってる答え。
残りの2人も同様。
この3人は、まだおむつが取れてない生徒だった。
先生は努めて優しく言う。
「じゃあ、おむつ替えに行こうね。」
「・・・。」
「ぅん。」
「・・・ぃ。」
コクンと無言で、小さな声で答える生徒達。
3人を連れて隣の部屋に行き、パートさんにおむつ替えを頼む。
この子達が当てているのは布の『赤ちゃんおむつ』。
とても内気で、『おしっこがしたい』どころか、おむつが濡れた事さえ自分から言えない子達。
おむつを替えてもらってちょっぴり笑顔になった3人を連れて教室に戻りながら、
(この子達のおむつが取れる日って来るのかななぁ?)
と、先生は思うのだった。
28 冴子 2016-03-13 10:35:41 [PC]
不動産屋の一室。
机を挟んで、片側に50代の温厚そうな男性が座り、反対側には30前くらいの女性と中学の制服を着た大人しそうな少女、小学校中学年くらいの活発そうな女の子、そして4歳くらいの男の子が座っていた。
「おもらしする子がいると言う事ですが、気にしないで下さい。こちらは、空き家のまま放置したり解体するよりは少しでも住んでもらった方が良い、という事でお貸しするのですから。」
男性は、4歳くらいの男の子を優しい目で見ながら女性に言う。
「申し訳ありません、そう言っていただけると、こちらも気が楽です。」
女性は、ほっとしたように男性に言う。
「では、これで。」
男性=家主・・・は、そう言って、押印が終わった契約書を持って部屋を出て行った。
女性は、立ち上がって男性の背中に深々と礼をすると、3人の子供達を立たせ、そっと中学の制服を着た少女に聞いた。
「透子(とうこ)ちゃん、大丈夫だった?。」
「・・・出ちゃった。」
少女は上目使いに女性を見ながら、申し訳なさそうに答える。
女性は情けなさそうに笑って、少女に言う。
「しょうのない子ねぇ。じゃあ、駅の『誰でもトイレ』ではき替えようね。」
「うん。」
少女は答え、女性と3人の子供達は不動産屋を出て行った。
駅へと歩きながら、女性=3人の子のママ・・・はそっと心の中でため息をつく。
今年中学2年になる透子を生んだ時、女性は中学3年生だった。
卒業はさせてもらえたものの、家を飛び出してしまっていて、生きるのに精一杯で、十分に世話もしてやれなかった。
それでも透子は、一度はちゃんとおむつも取れ、自分の事は自分でやる良い子に育った。
けれど、末の弟が生まれた頃から、おねしょやおもらしが増えて来て、今では3回のうち2回はもらしてしまうようになってしまっていた。
(やっぱり、赤ちゃんの頃、十分に甘えさせて上げられなかったせいなんだろうなぁ・・・)
女性はそんな事を思いながら、何事につけ控えめな透子をそっと見た。
29 冴子 2016-03-13 10:38:21 [PC]
「あーいっぱい出ちゃってたねぇ。」
駅の多目的トイレで、透子のパンツとは名ばかりのおむつのようなおもらしパンツを脱がせた女性は情けなさそうに言った。
またぐりにもれ防止用のギャザーが幾重にもついたそれは、脱がすと股部分の幅広さが強調されて、いっそうおむつっぽく見える。
「ごめんなさい。」
透子がすまなそうにあやまる。
女性は、そんな透子の顔を見ながら、そっと透子に言う。
「こんなにおもらしばかりするんじゃ、もう昼も『赤ちゃんおむつ』にしなきゃいけないかな?。」
それを聞いた透子の顔にうれしそうな表情が一瞬よぎる、が、透子はうつむいて恥ずかしそうに言った。
「いやぁ恥ずかしいよぉ『赤ちゃんおむつ』なんて。あたしもう中学2年生なんだよ?。」
「そうお?、じゃあ今回はまだおもらしパンツはかせてあげるけど、お家に帰って濡れてたら、次からは『赤ちゃんおむつ』だからね?良い?。」
透子はそれを聞いて、探るようにちらちらと女性の顔をうかがう。
そして、いたずらっぽく笑う女性の表情を見て、表面上イヤそうに・・・内心うれしそうに・・・うつむいて答えた。
「はぁい・・・。」
駅で電車を待ちながら、透子がそっと女性に聞く。
「ママぁ、昼も『赤ちゃんおむつ』になっても、ベビー服とか着せないよね?。おまたのところが開いておむつ替え出来るロンパースとかは。」
透子は、顔に期待の色を浮かべながら、女性の顔を見つめる。
女性は、くすっと笑って、いたずらっぽく透子に答える。
「分かんないぞうぉ?。おもらしばかりする子は赤ちゃんとおんなじだからねぇー?。夜は赤ちゃんと同じ格好してもらうかも?。」
「いやぁーん。」
恥ずかしそうに透子は言う。
ベビー服を着た自分の姿を想像して、恥ずかしそうに頬を染めながら。
女性はそんな透子を見ながら心の中でため息をつき、思った。
(ロンパースかぁー。ネットで中学生でも着れるサイズのロンパース探さないといけないわね。)
透子は、欲しいものがあっても言えず、いつもこんな風に冗談めかして聞いてくるのだった。
ちゃんちゃん!
30 冴子 2016-04-03 12:22:13 [PC]
萌黄色の山を春風が優しく吹き抜けて行く。
そんな穏やかな起伏の山々に抱かれて、真っ白な大きな建物があった。
木々の枝をかたどった柵がはめられた窓。
そんな部屋のひとつ。
中では10代後半と思しき上品で美しい少女が、可愛いワンピースを着て窓の外の満開の桜を眺めていた。
そのふんわりとしたワンピースはその少女には可愛すぎるように見える。
ふと、そのドアがノックされた。
「おはようございまーす。麗華さん、おむつを替えに来ましたー。」
「はい。どうぞ。」
少女が穏やかな声で答えると、廊下にいた2人の若い女性看護師がカードキーとパスワードで鍵を開け、部屋に入って来る。
少女はワンピースをひるがえしてイスから立ち上がると、ベッドにころんと寝て、足を広げた。
少女の表情が、ふっと幼く甘えるようなものになる。
「はい、おむつ開けますねー。」
看護師がそう言いながら、少女のワンピースのふんわりとしたスカートをめくり、少女にあてられた大きなおむつカバーを開ける。
「あー、いっぱい出ちゃってましたねー。はい、ちょっと足を上げて下さいねー。」
少女の年齢にそぐわない赤ちゃんスタイルでのおむつ替え。
でも、桜色に頬を染めた少女は、とてもうれしそうだった。
気持ちの良い乾いた布おむつが少女のおまたを優しく包んでいく。
「はい。出来ましたよー。」
「ありがとう。」
看護師達が部屋を出て行き、かすかな音がしてドアに鍵がかかる。
少女はベッドから降りてまたイスに戻り、窓の外を眺めてつぶやいた。
「また、春が来たのね。」
少女の部屋を後にした看護師は、そっと大きなため息をついた。
穏やかで優しい少女。
でも、彼女はこの病院を出られない。
おむつにおもらしするのと可愛い服を着るのが好きなだけで。
それを認めない両親に激しい折檻をされ、心を病んでその両親を殺してしまったから。
『人を殺して措置入院(*)させられた』少女を、社会は受け入れてくれないから。
外の世界で少女は生きて行けないから。
ここは、そんな少女のサンクチュアリ・・・・・
ちゃんちゃん
(*)『自傷、他害の恐れのある精神障害者』に対する強制入院措置。費用は全額公的に負担される。
31 冴子 2016-06-19 14:39:49 [PC]
「あらぁー、こんな所に入ってたのねぇー。」
お母さんの大きな声に、あたしは何が出て来たのか気になって、声のした納戸に行った。
「何が出てきたの?、お母さ・・・!。」
あたしは、おかあさんが手に持っているものを見て、固まった。
「智恵ちゃんが、5年生の時あててたおむつよ。」
いたずらっぽく笑いながら、お母さんが言う。
「懐かしいわねぇー。智恵ちゃん、赤ちゃん返りしちゃって・・・。」
「ちょっ、お母さんっ!。」
あたしは恥ずかしさに、大きい声を出したけど、ソレから目を離せなかった。
「そんな智恵ちゃんも、もう高校生かぁー。」
お母さんはしみじみと言う。
それから、あたしの顔を意味ありげに見ながら聞いてきた。
「どうする?、捨てちゃう?。」
「えっ!。・・・」
あたしの返事に、お母さんはいたずらっぽく笑って続けた。
「じゃあ、もう一度当ててみよっかぁ?。」
「え!、そ、そんな。あたし、おむつなんて・・・。」
後ずさるあたしに、お母さんは威勢良く言う。
「はい!、つべこべ言わない!。おもらししちゃう子は、おむつですっ!。そこに寝て足広げなさいっ!。」
「は、はいっ・・・。」
あたしは、その声に押されるようにして床に寝て足を持ち上げた。
お母さんは、あたしのパンツを、ほい、と脱がす。
パンツの中から、おしっこをたっぷり吸って重くなった生理用ナプキンが、ぼとっと落ちる。
「あらあら、こんなにもらしちゃってぇ。」
お母さんは、そんな事を言いながら、あたしに布のおむつをあてていく。
お尻を包むやさしい布おむつの感触。
懐かしさと安心感に、胸がきゅんとする。
「ママぁ・・・」
思わずそんな甘えた声が、あたしの口からこぼれる。
が、良く育った自分の胸の丘が視界に入り、あたしは、はっと我に帰った!。
あたしは、もう高校生だったんだっけ!。
それから、おもらしがお母さんにバレていた事に気付いて、あたしはパニックになった。
「え、ええとぉ、あの・・・その、なんで、その、・・・」
そんなあたしに、お母さんはくすくす笑いながら言う。
「おもらしにはおもらし用のパンティライナーを使いなさいね。それから、生ごみ用のポリバケツに直接捨てる事。分かった?。」
「は、はぁい・・・。」
あたしは、それだけ言って、縮こまった。

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